南沙諸島の緊張化を回避するための、大切なヒントについて
- 2016/07/25
- 12:51
過去の言葉で、紛争解決について、解決のヒントとなりうるものがありましたので示します。説明も付けてみたいと思います。まずその言葉そのものを示します。
今、日本の関係者で共有が必要な情報だと思います。
現在の御神事にて伝えられてきた言葉
2016.07.13.08:30より
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2770.html
サハリン:コルサコフにて伝えられた御言葉
・アジアでの中国との戦争を止める事が出来るのかという事について
もたもたしているまに 既成事実を作られてゆくぞ
何を隠そうとしているのかを 突き止める事は 要にもなろう
もとより中国は戦争をじさない覚悟ではあるが 戦争せずとも 上手く使ってくるであろう
理由を色々とつけ いいように扱おうとしてくるが
そこを他の国々が 何をどう受け止め 何をどう訴えてゆくのか 社会 世界に
正攻法でいっても難しい 上手く立ち回ってゆかなければいけない
小さな国々が 小さな実情を伝え合う事によって
その情報公開がなされてゆき 世界への訴えにもなりゆく
自分がなんでも出来ると思い 高をくくると痛い目にあう
今こそ 低姿勢になり 各国の共同体 取り組み 結びを作り
アジアとして まとまる時でもある
支配下と取るのか 仲間と取るのか この対応いかんによって
日本の品格が計られる
上記の言葉に、こちらの見解になりますが、現状を含めた説明をつけたいと思います。
下線は先の御言葉、ほかの箇所は、こちらの説明です。
もたもたしているまに 既成事実を作られてゆくぞ
現状からすると、南沙諸島、西沙諸島で人工島、軍事施設や部隊配備などが行われたり、日本に対してもそうですが、領空、領海侵犯、資源採掘などが行われてしまうことを指していると思われます。
南沙、西沙では、中国に加え、ベトナム、インドネシア、マレー、フィリピン、台湾、ブルネイがそれぞれ領有権を主張しています。
領土問題は、尖閣や南西諸島にもあるため、日本からも、ASEANや、台湾、韓国などと情報収集含めた連携を行い、中国との交渉のための各国連携を民間からでも深めた方がよいと思われます。
地図を見たらイメージしやすいですが、例えば、奄美、沖縄などの島々がちょうど弧を描く形で位置し、中国からすると、そこを通り越せば、太平洋への進出ルートになります。
このラインが第一列島線(琉球弧)と呼ばれ、ほかに、第二列島線(日本の真ん中・グアム)、第三列島線(日本通り越してハワイ)まで、中国は進出(アメリカからは防衛)ラインを引いています。この頃中国の船舶が沖縄の大東島、宮古、尖閣近海を通過することが増えています。
何を隠そうとしているのかを 突き止める事は 要にもなろう
中国が、周辺国に狙いを隠しながら今、工作をしつつあり、その本当の意図を突き止めることは、対策を講じる上でも有効という意味かと思われます。
本当の意図の中身ですが、本ブログでも紹介されたニュース記事からすると
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-00010001-jindepth-int
(の8段落目)
・「アジア太平洋進出の軍事拠点の一つにする」
・「漁業や海底資源の獲得」
・「ASEANの分断化」
などの狙いがあるとする内容があります。(今後、他国との情報共有で明らかになるものもあると思われますが)
中国は、今でも、ASEAN諸国のカンボジア、ラオス、ブルネイ、タイに経済協力をちらつかせ、取り込もうとしており、これまでのASEANの連帯を崩し、交渉力を弱めさせ、支配の既成事実化を進めてくる可能性があります。
(逆に言えば、フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシアなどのASEAN諸国が、カンボジア、ラオス、ブルネイ、タイと一緒になり、中国と交渉されると中国は困る。
そうなれば中国の主張を通すのが難しくなる、と認識していると思われます。このことから、経済援助や圧力でASEANを分断させないことが大切と考えます。)
もとより中国は戦争をじさない覚悟ではあるが 戦争せずとも 上手く使ってくるであろう
日中でいえば、たとえば、最近(今年6月17日)、中国の戦闘機から照準を向けられ、自衛隊機が回避したという報道がありました。中国は7月4日、「レーダー照射したのは自衛隊機だ」と非難しています。
(詳細ははっきりしないのですが)緊張状態をつくり、それを利用して、領有権、他の権利を主張していくことは今後もあるかと思われます。
また、1対1だと、傍目では、言った言わないにとれる対立、主張もエスカレートしやすいかと思います。他国の傍観を招くことにもなりかねません。
理由を色々とつけ いいように扱おうとしてくるが
そこを他の国々が 何をどう受け止め 何をどう訴えてゆくのか 社会 世界に
正攻法でいっても難しい 上手く立ち回ってゆかなければいけない
これも、日本の対応として、示唆にあふれていますが、今まで日本がやってきたように、国際世論に向かって、領有権や過去の実効支配という、ルール上そうだったという、正攻法的な主張をするだけでは、これまでの状況からしても、「他国を動かすのには」不十分、工作を抑えるのに十分ではない、というのはあるかと思います。他国を動かすためにはどうしたらいいか、という視点も必要かと思います。
国内の正論、既存のルールだけで主張するのではなく、国際社会を味方につけ、中国と交渉するには、日本やASEAN諸国が知恵や情報を使って動くことが必要、ということかと思われます。
小さな国々が 小さな実情を伝え合う事によって
その情報公開がなされてゆき 世界への訴えにもなりゆく
南沙で言えば、ベトナム、マレー、インドネシア、フィリピン、台湾など、周辺国と連携し互いに情報をとり、共有することによって、相手の意図を知り、国際世論へ訴える方法も探せるということかと思われます。
そして、下記は留意事項的な意味かと思われます。
自分がなんでも出来ると思い 高をくくると痛い目にあう
日本だけで対処できると思い、他国との情報交換、連携を怠ると、痛い目にあう。
相手の情報、意図を知らずに日本だけで対立すると、策略にはまり、不利な立場になったり、損を被ってしまう、という意味だと思われます。
今こそ 低姿勢になり 各国の共同体 取り組み 結びを作り
アジアとして まとまる時でもある
日本は、情報共有、連携交渉が大事なこの時期にこそ、低姿勢になって、各国と共同体、連携ネットワークをつくって、アジアとして、まとまるべき時期。そうしないと不利に展開、緊張がエスカレートする
支配下と取るのか 仲間と取るのか この対応いかんによって
日本の品格が計られる
プライドにとらわれ、他国との連携を怠らないこと。低姿勢で相手と仲間としてやりとりすることで、相手国の信頼も勝ち取ることができる、ということかと思われます
そして、現状についての参考記事(当ブログニュース記事より)も
外交上のヒントになると思われましたので、下記リンクからの抜粋を示しておきます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-00010001-jindepth-int
一触即発の大乱危機
Japan In-depth 7月20日(水)20時30分配信 より
中国は太平洋進出に関しては一切妥協しない姿勢を示し続けているが、6月の中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議でも王毅外相が仲裁裁判所の判断は無視するとの根回しを行ない、カンボジア、タイ、ラオス、ブルネイなどが中国支援にまわりASEANの分断化が事実上明らかになっている。中国は今後も、同じ調子でアジアの分断化を図ってゆくつもりなのだろうか。
問題はこれからの日本の出方だ。裁判所の判決を楯に中国を攻め立てても解決しそうにないし、再び日中関係をこじらせる結果に発展しかねない。
まずは中国の狙いが、本当にアジア太平洋進出の軍事拠点の一つにしようとしているのか、それとも漁業や海底資源の獲得にあるのか、あるいはASEANの分断化を考えているのか。日本はまず政府レベルだけでなく、ASEAN諸国や民間レベルなどあらゆるルートから中国を話合いのテーブルにつかせるような努力をし、そのことを世界にみせるべきだろう。その上で中国の本音を知って解決への道を探ることだ。
世界が安定的に成長してゆくには、国際社会が認める国際的な価値基準を尊重すべきことをみんなで説くしかあるまい。世界大乱のきっかけが南シナ海問題から発することだけは、何としても避けるようにするのが日本の役割であり、その覚悟を持つべきだろう。嶌信彦(ジャーナリスト)
上記はミロク会・政治経済記事を担当しているA.C記載の記事です。
今、日本の関係者で共有が必要な情報だと思います。
現在の御神事にて伝えられてきた言葉
2016.07.13.08:30より
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2770.html
サハリン:コルサコフにて伝えられた御言葉
・アジアでの中国との戦争を止める事が出来るのかという事について
もたもたしているまに 既成事実を作られてゆくぞ
何を隠そうとしているのかを 突き止める事は 要にもなろう
もとより中国は戦争をじさない覚悟ではあるが 戦争せずとも 上手く使ってくるであろう
理由を色々とつけ いいように扱おうとしてくるが
そこを他の国々が 何をどう受け止め 何をどう訴えてゆくのか 社会 世界に
正攻法でいっても難しい 上手く立ち回ってゆかなければいけない
小さな国々が 小さな実情を伝え合う事によって
その情報公開がなされてゆき 世界への訴えにもなりゆく
自分がなんでも出来ると思い 高をくくると痛い目にあう
今こそ 低姿勢になり 各国の共同体 取り組み 結びを作り
アジアとして まとまる時でもある
支配下と取るのか 仲間と取るのか この対応いかんによって
日本の品格が計られる
上記の言葉に、こちらの見解になりますが、現状を含めた説明をつけたいと思います。
下線は先の御言葉、ほかの箇所は、こちらの説明です。
もたもたしているまに 既成事実を作られてゆくぞ
現状からすると、南沙諸島、西沙諸島で人工島、軍事施設や部隊配備などが行われたり、日本に対してもそうですが、領空、領海侵犯、資源採掘などが行われてしまうことを指していると思われます。
南沙、西沙では、中国に加え、ベトナム、インドネシア、マレー、フィリピン、台湾、ブルネイがそれぞれ領有権を主張しています。
領土問題は、尖閣や南西諸島にもあるため、日本からも、ASEANや、台湾、韓国などと情報収集含めた連携を行い、中国との交渉のための各国連携を民間からでも深めた方がよいと思われます。
地図を見たらイメージしやすいですが、例えば、奄美、沖縄などの島々がちょうど弧を描く形で位置し、中国からすると、そこを通り越せば、太平洋への進出ルートになります。
このラインが第一列島線(琉球弧)と呼ばれ、ほかに、第二列島線(日本の真ん中・グアム)、第三列島線(日本通り越してハワイ)まで、中国は進出(アメリカからは防衛)ラインを引いています。この頃中国の船舶が沖縄の大東島、宮古、尖閣近海を通過することが増えています。
何を隠そうとしているのかを 突き止める事は 要にもなろう
中国が、周辺国に狙いを隠しながら今、工作をしつつあり、その本当の意図を突き止めることは、対策を講じる上でも有効という意味かと思われます。
本当の意図の中身ですが、本ブログでも紹介されたニュース記事からすると
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-00010001-jindepth-int
(の8段落目)
・「アジア太平洋進出の軍事拠点の一つにする」
・「漁業や海底資源の獲得」
・「ASEANの分断化」
などの狙いがあるとする内容があります。(今後、他国との情報共有で明らかになるものもあると思われますが)
中国は、今でも、ASEAN諸国のカンボジア、ラオス、ブルネイ、タイに経済協力をちらつかせ、取り込もうとしており、これまでのASEANの連帯を崩し、交渉力を弱めさせ、支配の既成事実化を進めてくる可能性があります。
(逆に言えば、フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシアなどのASEAN諸国が、カンボジア、ラオス、ブルネイ、タイと一緒になり、中国と交渉されると中国は困る。
そうなれば中国の主張を通すのが難しくなる、と認識していると思われます。このことから、経済援助や圧力でASEANを分断させないことが大切と考えます。)
もとより中国は戦争をじさない覚悟ではあるが 戦争せずとも 上手く使ってくるであろう
日中でいえば、たとえば、最近(今年6月17日)、中国の戦闘機から照準を向けられ、自衛隊機が回避したという報道がありました。中国は7月4日、「レーダー照射したのは自衛隊機だ」と非難しています。
(詳細ははっきりしないのですが)緊張状態をつくり、それを利用して、領有権、他の権利を主張していくことは今後もあるかと思われます。
また、1対1だと、傍目では、言った言わないにとれる対立、主張もエスカレートしやすいかと思います。他国の傍観を招くことにもなりかねません。
理由を色々とつけ いいように扱おうとしてくるが
そこを他の国々が 何をどう受け止め 何をどう訴えてゆくのか 社会 世界に
正攻法でいっても難しい 上手く立ち回ってゆかなければいけない
これも、日本の対応として、示唆にあふれていますが、今まで日本がやってきたように、国際世論に向かって、領有権や過去の実効支配という、ルール上そうだったという、正攻法的な主張をするだけでは、これまでの状況からしても、「他国を動かすのには」不十分、工作を抑えるのに十分ではない、というのはあるかと思います。他国を動かすためにはどうしたらいいか、という視点も必要かと思います。
国内の正論、既存のルールだけで主張するのではなく、国際社会を味方につけ、中国と交渉するには、日本やASEAN諸国が知恵や情報を使って動くことが必要、ということかと思われます。
小さな国々が 小さな実情を伝え合う事によって
その情報公開がなされてゆき 世界への訴えにもなりゆく
南沙で言えば、ベトナム、マレー、インドネシア、フィリピン、台湾など、周辺国と連携し互いに情報をとり、共有することによって、相手の意図を知り、国際世論へ訴える方法も探せるということかと思われます。
そして、下記は留意事項的な意味かと思われます。
自分がなんでも出来ると思い 高をくくると痛い目にあう
日本だけで対処できると思い、他国との情報交換、連携を怠ると、痛い目にあう。
相手の情報、意図を知らずに日本だけで対立すると、策略にはまり、不利な立場になったり、損を被ってしまう、という意味だと思われます。
今こそ 低姿勢になり 各国の共同体 取り組み 結びを作り
アジアとして まとまる時でもある
日本は、情報共有、連携交渉が大事なこの時期にこそ、低姿勢になって、各国と共同体、連携ネットワークをつくって、アジアとして、まとまるべき時期。そうしないと不利に展開、緊張がエスカレートする
支配下と取るのか 仲間と取るのか この対応いかんによって
日本の品格が計られる
プライドにとらわれ、他国との連携を怠らないこと。低姿勢で相手と仲間としてやりとりすることで、相手国の信頼も勝ち取ることができる、ということかと思われます
そして、現状についての参考記事(当ブログニュース記事より)も
外交上のヒントになると思われましたので、下記リンクからの抜粋を示しておきます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-00010001-jindepth-int
一触即発の大乱危機
Japan In-depth 7月20日(水)20時30分配信 より
中国は太平洋進出に関しては一切妥協しない姿勢を示し続けているが、6月の中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議でも王毅外相が仲裁裁判所の判断は無視するとの根回しを行ない、カンボジア、タイ、ラオス、ブルネイなどが中国支援にまわりASEANの分断化が事実上明らかになっている。中国は今後も、同じ調子でアジアの分断化を図ってゆくつもりなのだろうか。
問題はこれからの日本の出方だ。裁判所の判決を楯に中国を攻め立てても解決しそうにないし、再び日中関係をこじらせる結果に発展しかねない。
まずは中国の狙いが、本当にアジア太平洋進出の軍事拠点の一つにしようとしているのか、それとも漁業や海底資源の獲得にあるのか、あるいはASEANの分断化を考えているのか。日本はまず政府レベルだけでなく、ASEAN諸国や民間レベルなどあらゆるルートから中国を話合いのテーブルにつかせるような努力をし、そのことを世界にみせるべきだろう。その上で中国の本音を知って解決への道を探ることだ。
世界が安定的に成長してゆくには、国際社会が認める国際的な価値基準を尊重すべきことをみんなで説くしかあるまい。世界大乱のきっかけが南シナ海問題から発することだけは、何としても避けるようにするのが日本の役割であり、その覚悟を持つべきだろう。嶌信彦(ジャーナリスト)
上記はミロク会・政治経済記事を担当しているA.C記載の記事です。