南海トラフなどの地震に、国や地方自治体、地域住民がとりうる対策について その1
- 2016/07/21
- 14:43
自然災害対策チームのブログに、危険性や対応策など様々な項目が挙げられていますので、そちらをしっかりとご覧いただけたらと思います。
こころのかけはし 自然災害対策チームhttp://shizentohito.blog.fc2.com/
特に、最新記事には、各自がとれる対策が書かれていますので、これをお読み頂き、我が身に起こりうることとして、備えをして頂けたらと思います。
「命を守るには 自宅編」http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
「命を守るには 備え編」http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
政治・経済ブログでは、特に、国、地域、国民がしうる事前対応について、国や地方行政の政策、施策の面から、述べたいと思います。
昨年度、震災の想定について、比嘉良丸氏による参考記事がありました。
具体的な項目も含まれていますので、今の想定でほんとうに足りているのかどうか、過去に示された警告として、この機会に再度熟読いただけたらと思います。
空港、救援、輸送ルート、治安、東北、阪神の実情など、具体的な記述もあります。
これらを意識し、回避するという取り組みなどが必要と考えます。
良丸氏より 皆様に伝えたい事 その1 2015.04.24
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2440.html
良丸氏より 皆様に伝えたい事 その2 2015.04.24
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2441.html
上記は、下記震災想定記事を受けてのコメントでした。
自然からの学び vol.3 2015.04.15
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2431.html
そして、下記は、主に、現在政府の政策参与をされている、京都大学教授の藤井聡氏の著作「巨大地震Xデー」(2013年12月20日)などを参考にまとめています。
政府、省庁はもとより、地方行政、各地の消防団、自治会含め、自らの地域の防災体制の強化に、集中して取り組むべき時期に来ていると考えます。
下記内容からすると、早めにできることとして、ソフト面の国民の情報共有は重要です(ハザードマップ活用、地域で防災を議題に話し合い、まめな地域放送、防災スピーカーでの周知、地震が来たときの対応策、被害の想定)。
また警察、消防、自衛隊、地方自治体と組織をまたいだ、会議の実施、共同訓練の活発化も必須と考えられます。
藤井聡氏の論文なども、下記リンクなどに、より各論についての提案等が示されていますので、参考に為て頂けたらと思います。
京都大学 藤井研究室 http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/member/fujii
下記、「巨大地震Xデー」に示されていた主な対策案(ページ以降など)について
上記本では、15の項目に分け、対策を書いてあります。
巨大震災に打ち勝つためのプログラム(15プログラム)
1 大都市での高層ビル等の倒壊と、大火災を避ける
・地震の知識を正しく多くの国民に伝えていくこと。地震を「正しく恐れる」という姿勢を持つことが大切。
・耐震化などの「強靱化都市」が民間で進むような制度、仕組みを政府として作っていく。例えば、建物等の「強靱化投資」を進めること自体が、マーケットで高く評価される状況を創出していくなどの手法など。
(自分の家を耐震化し、資産価値を高め、自分の家を高く売ることができるという価値基準、投資マインドができれば、日本の住宅が「自動的」に強靱化されていく可能性がある。)
2 「大津波で大量の人が死ぬ」ことを避ける
・堤防も必要だが、堤防を超えるレベル2の被害に対処するためにも、とにかく命を守るという視点から、住民に「逃げてもらう」ためのを講じる。
(例:ハザードマップを各家庭に配り、町内会で津波の危険を説明、テレビ番組やラジオ番組、新聞、雑誌などで繰り返し津波の危険を伝える。
手法について、岩手県釜石市で展開されていた防災教育は参考になる。)
・十分な避難が確保できないところには、「津波タワー」の建築や、避難シェルター、地下洞窟、横穴洞窟に潜水艦用のハッチをつけるなども検討。
3 「情報が伝達できず、大量の人々が死ぬ」ことを避ける
・災害当日でなく、事前の情報伝達の取り組みが大切。通信システムの強靱化。
岩手県釜石市のような平時のリスク・コミュニケーション、防災教育の徹底。
・また、「想定にとらわれず、その場でできる最善をつくす。とにかく高いところへ逃げる」などの周知徹底が必要。(東日本大震災では、最も多くの死者が出たのは、津波が来ると言われていた地域のすぐ外側の「津波が来ない」とされていたエリアだった。想定外の津波が起こることもありうる。
可能な限り、自ら安全な場所へ避難することが生存率を上げることの周知。)
上記はミロク会・政治経済記事を担当しているA.C記載の記事です。
こころのかけはし 自然災害対策チームhttp://shizentohito.blog.fc2.com/
特に、最新記事には、各自がとれる対策が書かれていますので、これをお読み頂き、我が身に起こりうることとして、備えをして頂けたらと思います。
「命を守るには 自宅編」http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
「命を守るには 備え編」http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
政治・経済ブログでは、特に、国、地域、国民がしうる事前対応について、国や地方行政の政策、施策の面から、述べたいと思います。
昨年度、震災の想定について、比嘉良丸氏による参考記事がありました。
具体的な項目も含まれていますので、今の想定でほんとうに足りているのかどうか、過去に示された警告として、この機会に再度熟読いただけたらと思います。
空港、救援、輸送ルート、治安、東北、阪神の実情など、具体的な記述もあります。
これらを意識し、回避するという取り組みなどが必要と考えます。
良丸氏より 皆様に伝えたい事 その1 2015.04.24
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2440.html
良丸氏より 皆様に伝えたい事 その2 2015.04.24
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2441.html
上記は、下記震災想定記事を受けてのコメントでした。
自然からの学び vol.3 2015.04.15
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2431.html
そして、下記は、主に、現在政府の政策参与をされている、京都大学教授の藤井聡氏の著作「巨大地震Xデー」(2013年12月20日)などを参考にまとめています。
政府、省庁はもとより、地方行政、各地の消防団、自治会含め、自らの地域の防災体制の強化に、集中して取り組むべき時期に来ていると考えます。
下記内容からすると、早めにできることとして、ソフト面の国民の情報共有は重要です(ハザードマップ活用、地域で防災を議題に話し合い、まめな地域放送、防災スピーカーでの周知、地震が来たときの対応策、被害の想定)。
また警察、消防、自衛隊、地方自治体と組織をまたいだ、会議の実施、共同訓練の活発化も必須と考えられます。
藤井聡氏の論文なども、下記リンクなどに、より各論についての提案等が示されていますので、参考に為て頂けたらと思います。
京都大学 藤井研究室 http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/member/fujii
下記、「巨大地震Xデー」に示されていた主な対策案(ページ以降など)について
上記本では、15の項目に分け、対策を書いてあります。
巨大震災に打ち勝つためのプログラム(15プログラム)
1 大都市での高層ビル等の倒壊と、大火災を避ける
・地震の知識を正しく多くの国民に伝えていくこと。地震を「正しく恐れる」という姿勢を持つことが大切。
・耐震化などの「強靱化都市」が民間で進むような制度、仕組みを政府として作っていく。例えば、建物等の「強靱化投資」を進めること自体が、マーケットで高く評価される状況を創出していくなどの手法など。
(自分の家を耐震化し、資産価値を高め、自分の家を高く売ることができるという価値基準、投資マインドができれば、日本の住宅が「自動的」に強靱化されていく可能性がある。)
2 「大津波で大量の人が死ぬ」ことを避ける
・堤防も必要だが、堤防を超えるレベル2の被害に対処するためにも、とにかく命を守るという視点から、住民に「逃げてもらう」ためのを講じる。
(例:ハザードマップを各家庭に配り、町内会で津波の危険を説明、テレビ番組やラジオ番組、新聞、雑誌などで繰り返し津波の危険を伝える。
手法について、岩手県釜石市で展開されていた防災教育は参考になる。)
・十分な避難が確保できないところには、「津波タワー」の建築や、避難シェルター、地下洞窟、横穴洞窟に潜水艦用のハッチをつけるなども検討。
3 「情報が伝達できず、大量の人々が死ぬ」ことを避ける
・災害当日でなく、事前の情報伝達の取り組みが大切。通信システムの強靱化。
岩手県釜石市のような平時のリスク・コミュニケーション、防災教育の徹底。
・また、「想定にとらわれず、その場でできる最善をつくす。とにかく高いところへ逃げる」などの周知徹底が必要。(東日本大震災では、最も多くの死者が出たのは、津波が来ると言われていた地域のすぐ外側の「津波が来ない」とされていたエリアだった。想定外の津波が起こることもありうる。
可能な限り、自ら安全な場所へ避難することが生存率を上げることの周知。)
上記はミロク会・政治経済記事を担当しているA.C記載の記事です。