参院選、投票前に知っていた方がよいことについて
- 2016/07/03
- 05:48
参議院選挙が6月22日公示、7月10日投開票で行われます。
今回の選にあたり、書き方に誤りがあると、無効票になったり、意図と違う政党に投票されたりする場合がありますので、留意いただけたらと思います。
その前に、各党が目指す方向を知った上で投票するのがよいと思いますので、公約比較サイトの一つを紹介します。
参議院議員選挙2016「重点政策・公約比較表」(2016/6/22 政治山)
http://seijiyama.jp/article/special2/saninsen2016/party_hikaku_saninsen2016.html
ぜひ、この中の各党の政策(上や下のタブをスクロールすれば、各党政策を見ることができます。そして、各政策に表示の+印をクリックすれば、各党の比較ができますので、ぜひ、投票前に見ていただけたらと思います。
なかなかこうやって、比較できる機会も少ないのではないでしょうか。よく見ると、重要情報満載です。
投票前に、政策通になってみるのもよいのではないでしょうか。
+を全部開いて、横に長いですが、3回くらいに分けたら全体は容易に読めます。)
そして、最近、改名、解党などが相次いだため、今回選挙は、疑問票が増える可能性があるといわれており、それを避けるための留意事項を示しておきます。
①比例代表区の投票は、党名ではなく、比例区で立候補している人の「個人名」を書くことができます。
(個人名で書くと、党の得票になり、かつ、その人の当選順位を上げることになります。)
個人名を書いたら、どのように数えられるかについて
BUZZAP 2016年6月24日 記事
http://buzzap.jp/news/20160624-how-to-vote2016/ より
(個人名でもまずは党の票としてカウントされるため、芸能人などの著名人を立てることが多いようです)
各政党の得票数は「政党名」の数と「政党名簿に登載された候補者個人名」の合計になります。その後合計された各政党の得票数がドント方式によって議席が分配され、書かれた「候補者個人名」の順に当選が決まっていくことになります。
例えば比例代表から出馬した〇党の△候補を応援したい場合、「〇党」と書くと確かにその「〇党」の得票数にプラスになりますが、「△候補」と個人名を書いた場合は「〇党」の得票数にプラスになった上、「△候補」の党内での当選順位をも押し上げることになるのです。
上記の関連から、個人名も把握していた方がよいと思われますので、
全国の比例区代表立候補者の一覧 も示しておきます。
自分の選びたい候補を忘れないようにメモして投票所にもっていき、比例でも記載すれば、投票者の意向をより反映しやすくなります。
朝日新聞 http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2016/koho/C01.html
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/kouji/ の「比例代表候補者一覧」に記載
②旧党名で書くと無効票となる可能性が高いことについて
まず、投票所にある記載をしっかり確認したうえで書くことが大切になります。
参院選、疑問票増えそう…党名変更や分裂相次ぎ より
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160625-OYT1T50066.html
・昨年8月に「民主党」は『民進党』になりましたが、『民主』と書くと無効とみなされる可能性が高いとのことです。
・「維新の党」は解党、「おおさか維新の会」が略称を「維新」としているため、「維新」と書くと『おおさか維新』の票になります。
※解党した「(松野頼久氏らの)維新の党」は、現在『民進党』に合流しています。
また、上記記事によると「おおさか」と書いたら、新党改革の大坂佳巨氏の票になるのが自然(総務省関係者)とのことです。
③「支持政党なし」という政党が存在します。
公式サイト:http://支持政党なし.com/
比例代表区投票用紙に「支持政党なし」「支持なし」と明記すると『支持政党なし党』の票になります。
『支持政党なし党』は2014年の衆議院選挙時には約10万票を獲得しています。
同党は「政策一切なし」(代表 佐野 秀光)を掲げています。
その党へ投票するのなら良いが、そうでない場合は注意したほうが良い。とのことです。
(投票所の党名一覧表にも「支持政党なし」と掲載されています)
④白票は後で記入されるリスクが高くなる。
あってはならないことですが、物理的にも白票は手を入れやすい面はありますので、無効票狙いであっても、何かを書いておいたほうがよい、というのはいえるかと思います。
ミロク会・政治経済チーム
今回の選にあたり、書き方に誤りがあると、無効票になったり、意図と違う政党に投票されたりする場合がありますので、留意いただけたらと思います。
その前に、各党が目指す方向を知った上で投票するのがよいと思いますので、公約比較サイトの一つを紹介します。
参議院議員選挙2016「重点政策・公約比較表」(2016/6/22 政治山)
http://seijiyama.jp/article/special2/saninsen2016/party_hikaku_saninsen2016.html
ぜひ、この中の各党の政策(上や下のタブをスクロールすれば、各党政策を見ることができます。そして、各政策に表示の+印をクリックすれば、各党の比較ができますので、ぜひ、投票前に見ていただけたらと思います。
なかなかこうやって、比較できる機会も少ないのではないでしょうか。よく見ると、重要情報満載です。
投票前に、政策通になってみるのもよいのではないでしょうか。
+を全部開いて、横に長いですが、3回くらいに分けたら全体は容易に読めます。)
そして、最近、改名、解党などが相次いだため、今回選挙は、疑問票が増える可能性があるといわれており、それを避けるための留意事項を示しておきます。
①比例代表区の投票は、党名ではなく、比例区で立候補している人の「個人名」を書くことができます。
(個人名で書くと、党の得票になり、かつ、その人の当選順位を上げることになります。)
個人名を書いたら、どのように数えられるかについて
BUZZAP 2016年6月24日 記事
http://buzzap.jp/news/20160624-how-to-vote2016/ より
(個人名でもまずは党の票としてカウントされるため、芸能人などの著名人を立てることが多いようです)
各政党の得票数は「政党名」の数と「政党名簿に登載された候補者個人名」の合計になります。その後合計された各政党の得票数がドント方式によって議席が分配され、書かれた「候補者個人名」の順に当選が決まっていくことになります。
例えば比例代表から出馬した〇党の△候補を応援したい場合、「〇党」と書くと確かにその「〇党」の得票数にプラスになりますが、「△候補」と個人名を書いた場合は「〇党」の得票数にプラスになった上、「△候補」の党内での当選順位をも押し上げることになるのです。
上記の関連から、個人名も把握していた方がよいと思われますので、
全国の比例区代表立候補者の一覧 も示しておきます。
自分の選びたい候補を忘れないようにメモして投票所にもっていき、比例でも記載すれば、投票者の意向をより反映しやすくなります。
朝日新聞 http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2016/koho/C01.html
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/kouji/ の「比例代表候補者一覧」に記載
②旧党名で書くと無効票となる可能性が高いことについて
まず、投票所にある記載をしっかり確認したうえで書くことが大切になります。
参院選、疑問票増えそう…党名変更や分裂相次ぎ より
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160625-OYT1T50066.html
・昨年8月に「民主党」は『民進党』になりましたが、『民主』と書くと無効とみなされる可能性が高いとのことです。
・「維新の党」は解党、「おおさか維新の会」が略称を「維新」としているため、「維新」と書くと『おおさか維新』の票になります。
※解党した「(松野頼久氏らの)維新の党」は、現在『民進党』に合流しています。
また、上記記事によると「おおさか」と書いたら、新党改革の大坂佳巨氏の票になるのが自然(総務省関係者)とのことです。
③「支持政党なし」という政党が存在します。
公式サイト:http://支持政党なし.com/
比例代表区投票用紙に「支持政党なし」「支持なし」と明記すると『支持政党なし党』の票になります。
『支持政党なし党』は2014年の衆議院選挙時には約10万票を獲得しています。
同党は「政策一切なし」(代表 佐野 秀光)を掲げています。
その党へ投票するのなら良いが、そうでない場合は注意したほうが良い。とのことです。
(投票所の党名一覧表にも「支持政党なし」と掲載されています)
④白票は後で記入されるリスクが高くなる。
あってはならないことですが、物理的にも白票は手を入れやすい面はありますので、無効票狙いであっても、何かを書いておいたほうがよい、というのはいえるかと思います。
ミロク会・政治経済チーム