ゴルバチョフ氏が死去されたこと、今、核戦争を回避するのが重要であることについて
- 2022/09/01
- 14:03
ソ連最後の大統領だったミハイル・ゴルバチョフ氏が去る8月30日に亡くなられました。91歳だったとのことです。
ソ連の崩壊は、さまざま情報を見ますと、デビッド・ロックフェラーの意図もあったようで、それがペレストロイカやグラスノチなどの、ロシア国民の納得のいかない崩壊になった、そこには世界秩序を変更する意図があった可能性もありますが、
それでも、事実として、ゴルバチョフ氏は、米ソの「連鎖する冷戦、代理戦争」、「核戦争」を回避したという功績があります。
そして、好戦的・軍産寄りだったレーガン大統領を必死に説得し、人類初の核軍縮、中距離核戦力全廃条約(IMF)を締結させることができた。
そうして、当時欧州などで進みつつあった、核戦争の流れを回避した功績はとても大きいです。人類を核戦争からを救ったと言えると思います。
ゴルバチョフ氏の核軍縮や融和の動きで、20世紀の人類は、核戦争の流れから遠ざかり、なんとか生きながらえることができました。繰り返しますが、世界を核戦争の流れから変更した功績はとても大きいです。
核戦争を回避し暗殺された、ケネディ大統領の遺志を継ぎ、「核戦争に勝者はいない」と、レーガンを説得した言葉とその意味は、今のリーダー達に受け継がれていく必要があります。
今の大国は当時と比べて、話し合いがなさすぎます。キューバ危機以上に、互いのルールがなさ過ぎです。
自ら解決しよう、話し合おうという当事者意識がないです。それは時代や命を預かっているという責任意識のなさだと思います。
ケネディ時代に、核戦争の恐怖から、世界人類が命を拾ったつもりでつくった、米ロが電話できるホットラインの大切さを再認識すべきです。
ケネディが言うように、戦争屋に大国が乗せられないようにするという意識が非常に大切です。
互いが人間で、判断力が鈍り、感情的に追い込まれているということを理解すべきです。
あまり認識されていませんが、今、ロシアが核ミサイル発射をしかねない状況が、人類史上なかったほどに高まっています。
今、NATO軍がフィンランドやスウェーデンに配備されようものなら、それを理由として、ロシア派、チャンスとばかりに、イギリスやフランスに核ミサイルを発射することも考えています。ロシアを侮っては、本当にいけません。
(この意味、恐ろしさがわかるでしょうか。)
その意味でも、西側は、ロシアをこれ以上追い込む軍配備や武器投入を絶対すべきではありません。
特にアメリカは、ロシア人ジャーナリスト(ダリア女史)暗殺など、いらぬ工作は避けるべきです。(米ロどちらがやったか議論はありますが)
アメリカ、イギリスは、世界を破滅に追い込む工作を止めるべきです。
好戦派の扇動にのって、ロシアを追い詰めれば、ヨーロッパ各都市が、核ミサイルで吹き飛ぶ可能性があります。
ロシアは、サルマトという強力なミサイルを年内に配備するとしています。
(TNT100万トンの核弾頭15個搭載可能、広島型原爆の2000倍の威力、マッハ20で撃墜不能、1発でフランスが消し飛ぶと言われているミサイルです。これが存在し、今年で配備するという意味を、人類は今後も存続したいなら、子や孫に人間が住める地球を残したいならよく考えるべきです。)
脅しでなく、追い込まれたロシアは、その発射を真剣に考えている国であることを深く知るべきです。
バーチャルなニュースや印象論に乗り、追い込んではいけない国です。
ロシアの肩を持つわけではないですが、事実として、ロシアの強さや核ミサイルを侮らないことです。
まず何より、プーチン氏を追い詰めるべきではない。プーチン氏の暗殺も回避すべき。
そしてゴルバチョフ氏が進めようとした核戦争を回避すること、その後核を減らすことが、世界のリーダーが進めるべきことです。
今、欧米の求めで、欧米旧宗主国 対 ロシア・中国の戦いになりつつある。
これにより核ミサイルの標的にすらなっている、日本、フランス、イギリス、ドイツなどが、
このままでは自分たちが犠牲になることを知り、ウクライナ礼賛の欧米戦争の流れを変えるべきです。戦争の片棒をかつがないことです。一言で言うと、今、ロシアを追い込まないことです。
ウクライナ、米国の作戦と思いますが、サボリッジャ原子力発電所も戦争の盾に使われかねない状況もあり、予断を許しません。
核拡散防止条約再検討会議が決裂したのは、サボリージャ原発の管理をウクライナにするという、ロシアから受け入れられない要求をつきつけたからだと考えられます。それとこれとは別です。
(原発がウクライナに戦争に使われることをロシアが懸念したと考えます。交戦中の国に原発を与える国があるでしょうか。)
これらを契機に、また核が使用、拡散されれば、人類全体が犠牲になりかねない。何十年もの悲劇を起こしかねない、地球や自然を本当に今後数百年、破壊しかねません。
そういう、核とミサイルの恐ろしさを知り、各国で、ゴルバチョフ氏時代のように、核軍縮に向けて欧米の市民、日本人、アジア周辺国が核軍縮を、「ロシアが合意できる形で」真剣に行ってほしいです。
ゴルバチョフ時代の核軍縮や理念を思い出すべきです。ロシアとアメリカ、仲介国からでも、ロシアと積極的に話し合うべきです。ウクライナやネオナチ、ムーニーズなどの戦争勢力の影響を取り除くべきです。
ケネディは、私は軍人やCIAの言うことを聞かないと言って核戦争を回避しました。
IMFやNPTで、オバマ政権の時代まで、核軍縮の流れがありましたが、近年トランプ大統領、バイデン、プーチン、戦争、覇権優先で、かつてなく核戦争の危険が高まっています。
使わない、なくしていくという動きは、再び行われるべきです。
ぜひ、下記過去記事も読んで頂き、核軍縮の大切さを知って頂きたいです。
アメリカ、ロシアなど核保有国は核軍縮すべきで、可能であることについて
2018/05/03
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-182.html
ゴルバチョフ氏死去 核軍縮の功績忘れまい
中国新聞 9月1日(木)
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/208857
上記記事は、政治経済記事担当の知念敦によるものです。
ソ連の崩壊は、さまざま情報を見ますと、デビッド・ロックフェラーの意図もあったようで、それがペレストロイカやグラスノチなどの、ロシア国民の納得のいかない崩壊になった、そこには世界秩序を変更する意図があった可能性もありますが、
それでも、事実として、ゴルバチョフ氏は、米ソの「連鎖する冷戦、代理戦争」、「核戦争」を回避したという功績があります。
そして、好戦的・軍産寄りだったレーガン大統領を必死に説得し、人類初の核軍縮、中距離核戦力全廃条約(IMF)を締結させることができた。
そうして、当時欧州などで進みつつあった、核戦争の流れを回避した功績はとても大きいです。人類を核戦争からを救ったと言えると思います。
ゴルバチョフ氏の核軍縮や融和の動きで、20世紀の人類は、核戦争の流れから遠ざかり、なんとか生きながらえることができました。繰り返しますが、世界を核戦争の流れから変更した功績はとても大きいです。
核戦争を回避し暗殺された、ケネディ大統領の遺志を継ぎ、「核戦争に勝者はいない」と、レーガンを説得した言葉とその意味は、今のリーダー達に受け継がれていく必要があります。
今の大国は当時と比べて、話し合いがなさすぎます。キューバ危機以上に、互いのルールがなさ過ぎです。
自ら解決しよう、話し合おうという当事者意識がないです。それは時代や命を預かっているという責任意識のなさだと思います。
ケネディ時代に、核戦争の恐怖から、世界人類が命を拾ったつもりでつくった、米ロが電話できるホットラインの大切さを再認識すべきです。
ケネディが言うように、戦争屋に大国が乗せられないようにするという意識が非常に大切です。
互いが人間で、判断力が鈍り、感情的に追い込まれているということを理解すべきです。
あまり認識されていませんが、今、ロシアが核ミサイル発射をしかねない状況が、人類史上なかったほどに高まっています。
今、NATO軍がフィンランドやスウェーデンに配備されようものなら、それを理由として、ロシア派、チャンスとばかりに、イギリスやフランスに核ミサイルを発射することも考えています。ロシアを侮っては、本当にいけません。
(この意味、恐ろしさがわかるでしょうか。)
その意味でも、西側は、ロシアをこれ以上追い込む軍配備や武器投入を絶対すべきではありません。
特にアメリカは、ロシア人ジャーナリスト(ダリア女史)暗殺など、いらぬ工作は避けるべきです。(米ロどちらがやったか議論はありますが)
アメリカ、イギリスは、世界を破滅に追い込む工作を止めるべきです。
好戦派の扇動にのって、ロシアを追い詰めれば、ヨーロッパ各都市が、核ミサイルで吹き飛ぶ可能性があります。
ロシアは、サルマトという強力なミサイルを年内に配備するとしています。
(TNT100万トンの核弾頭15個搭載可能、広島型原爆の2000倍の威力、マッハ20で撃墜不能、1発でフランスが消し飛ぶと言われているミサイルです。これが存在し、今年で配備するという意味を、人類は今後も存続したいなら、子や孫に人間が住める地球を残したいならよく考えるべきです。)
脅しでなく、追い込まれたロシアは、その発射を真剣に考えている国であることを深く知るべきです。
バーチャルなニュースや印象論に乗り、追い込んではいけない国です。
ロシアの肩を持つわけではないですが、事実として、ロシアの強さや核ミサイルを侮らないことです。
まず何より、プーチン氏を追い詰めるべきではない。プーチン氏の暗殺も回避すべき。
そしてゴルバチョフ氏が進めようとした核戦争を回避すること、その後核を減らすことが、世界のリーダーが進めるべきことです。
今、欧米の求めで、欧米旧宗主国 対 ロシア・中国の戦いになりつつある。
これにより核ミサイルの標的にすらなっている、日本、フランス、イギリス、ドイツなどが、
このままでは自分たちが犠牲になることを知り、ウクライナ礼賛の欧米戦争の流れを変えるべきです。戦争の片棒をかつがないことです。一言で言うと、今、ロシアを追い込まないことです。
ウクライナ、米国の作戦と思いますが、サボリッジャ原子力発電所も戦争の盾に使われかねない状況もあり、予断を許しません。
核拡散防止条約再検討会議が決裂したのは、サボリージャ原発の管理をウクライナにするという、ロシアから受け入れられない要求をつきつけたからだと考えられます。それとこれとは別です。
(原発がウクライナに戦争に使われることをロシアが懸念したと考えます。交戦中の国に原発を与える国があるでしょうか。)
これらを契機に、また核が使用、拡散されれば、人類全体が犠牲になりかねない。何十年もの悲劇を起こしかねない、地球や自然を本当に今後数百年、破壊しかねません。
そういう、核とミサイルの恐ろしさを知り、各国で、ゴルバチョフ氏時代のように、核軍縮に向けて欧米の市民、日本人、アジア周辺国が核軍縮を、「ロシアが合意できる形で」真剣に行ってほしいです。
ゴルバチョフ時代の核軍縮や理念を思い出すべきです。ロシアとアメリカ、仲介国からでも、ロシアと積極的に話し合うべきです。ウクライナやネオナチ、ムーニーズなどの戦争勢力の影響を取り除くべきです。
ケネディは、私は軍人やCIAの言うことを聞かないと言って核戦争を回避しました。
IMFやNPTで、オバマ政権の時代まで、核軍縮の流れがありましたが、近年トランプ大統領、バイデン、プーチン、戦争、覇権優先で、かつてなく核戦争の危険が高まっています。
使わない、なくしていくという動きは、再び行われるべきです。
ぜひ、下記過去記事も読んで頂き、核軍縮の大切さを知って頂きたいです。
アメリカ、ロシアなど核保有国は核軍縮すべきで、可能であることについて
2018/05/03
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-182.html
ゴルバチョフ氏死去 核軍縮の功績忘れまい
中国新聞 9月1日(木)
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/208857
上記記事は、政治経済記事担当の知念敦によるものです。