日本が戦争を回避する方法について
- 2016/03/22
- 09:03
日本が戦争を回避する方法について
核施設も多い日本が、中国と戦争しても勝てるものではありません。 (中国も、核ミサイルに転用できる核燃料を大量に持っています。)
中国は数千発のミサイルで、日本の原子力発電所を攻撃しますし、対台湾用に大量に保持している軍事力を使い日本を攻撃できるので、戦争をしても、日本の自衛隊が中国に勝てる公算はありません。
日中和平への道について
まずは中国、台湾、韓国、そして、タイ・ベトナムなども交えながら、まずは顔を合わせること。それがお互いの共存の道だ、と話し合うことは大切だと考えます。
例えば、日本と韓国がより親密になれば、より国際世論をリードしやすくもなります。 相手の不安定な立場も理解しながら、真剣に相手と向き合うことが肝心です。
手紙や発言、発信を韓国、台湾、アジア各国、ロシア政府・各国マスコミに出すのもいいことです。民間ベースでも中国の関係者と会うことです。
その心構えとして参考になりそうな事例を紹介します。
◆日中国交正常化と岡崎嘉平太について
岡崎嘉平太と周恩来が、日中関係が最も険悪な時代に、努力し、1962年にLT貿易協定を締結しました。日清戦争、日中戦争の恨みが残る時代です。
その後も国内外の、妨害や脅しを乗り越え、岡崎氏は中国で周恩来と18回も会談し、真摯に、粘り強くパイプを切れさせず、交渉を続け、1972年の大平正芳外務大臣、田中角栄総理の時代に、日本外交の奇跡ともいわれる、日中国交正常化を成し遂げました。
お互いの利害や戦後の問題など、調整に苦労したようですが、本気で、粘り強く、真摯に相手に向き合えば、和平交渉はできるのではないでしょうか。少なくとも、この頃の和平に向けた岡崎氏の姿勢は、今でも非常に参考になると考えます。
相手と信頼を築く姿勢のエッセンスが詰まっています。やったことへの反省、相手と仲良くしたいという心、敬意が大切と思います。
こういう姿勢、心構えで相手と会う、話すことが、今の日本に最も必要ではないでしょうか。
下記リンク、読んでいただけたらと思います。
http://eikojuku.seesaa.net/article/294242919.html
上記リンクから、一部抜粋を示します。一見シンプルですが、とても重要なことと思われます。
「まず、相手を知る。とにかく行ってみる。向こうの人と直接会って、話をしてみる。そうすれば、戦争によって『カラカラに乾いてしまった感情』もいずれ戻ってくる」
「隣りの国と、いつまでも敵対しているのはおかしい。主義の違う者の悪口を言って、蹴飛ばして済むか、そういうわけにはまいりません。いつかは友好親善をやらなきゃいかん。それは朝になれば東から太陽が昇るのと同じようなことなんです」
「ただ単に仕事をしてちゃダメだ。中国人と交わる、日本人が中国人を知る。中国人も日本人を知る。仕事での親しさではなく、『人と人としての親しさ』が大事だよ」
「素直な若いときにこそ、お互い知り合い、交流することが大切だ」
啓示でもありますが、沖縄含め、日本のやることは、まず中国、台湾、韓国、北朝鮮などから、仲間を増やすことです。ほかに、タイ、ベトナム、カンボジア、マレーシアなども交流し、アジア各国と仲良くなることです。 そして中国に誠意をもって、頻繁に出向き、敬い、相手の話も聞きながら、しっかり継続的に交流を続けることは重要です。
今のまま放っておくと、今年、来年で日本は軍国化し、戦争へ歩をすすめかねない状況です。傍観していると、戦前の日本のように、気づいたら戦争に踏み出す可能性があります。今が交流・交渉のチャンスです。
今、しっかり面と向き合い、交渉すれば、日中の和平、日本の安全につながります。
相手と会わずに「攻撃を受ける」だとか「悪者だ」と国内で言っても何も解決しません。
国会議員、地方議員、NPO、市民、企業でも、まずは会合を持ち、顔を合わせることです。それでお互いの本音、事情を知り、連携を図ることができます。そうすれば、意図的な戦争を避けることも可能と考えます。パニックや敵意が緩和されるからです。
小沢一郎氏も、2009年には約600名の大訪中団で中国を訪れました(その足で韓国へも行きました)し、去年もこのような動きが議員でありました。
あまり報道されませんが、実は、つい最近、2015年の5月には自民党二階俊博をはじめとした国会議員20人、経済人3000人で中国を訪れています。つい最近、今年の2月22日にも、参議院の超党派の議員団10人が、中国の国会議員(全人代)と、4年ぶりに「日中議員会議」を開いています。 媚びた、負けだ、低姿勢だ、なんて言われても気にしない方がいいです。仲間を増やしに行くわけですから、勝ち負けを強調する必要はありません。
まず顔を合わせる、それを続ける中で、結べる協定を結び、お互いの友好関係を深めていくことです。
それはできるし、これまでもできました。その中で、誠意、信頼は必須でしょう。
ぜひ、関係者においては、中国の関係者と連絡を取り、顔を合わせる機会をつくっていただきたいと思います。
掲載記事筆者:ミロク会・政治経済 担当者
核施設も多い日本が、中国と戦争しても勝てるものではありません。 (中国も、核ミサイルに転用できる核燃料を大量に持っています。)
中国は数千発のミサイルで、日本の原子力発電所を攻撃しますし、対台湾用に大量に保持している軍事力を使い日本を攻撃できるので、戦争をしても、日本の自衛隊が中国に勝てる公算はありません。
日中和平への道について
まずは中国、台湾、韓国、そして、タイ・ベトナムなども交えながら、まずは顔を合わせること。それがお互いの共存の道だ、と話し合うことは大切だと考えます。
例えば、日本と韓国がより親密になれば、より国際世論をリードしやすくもなります。 相手の不安定な立場も理解しながら、真剣に相手と向き合うことが肝心です。
手紙や発言、発信を韓国、台湾、アジア各国、ロシア政府・各国マスコミに出すのもいいことです。民間ベースでも中国の関係者と会うことです。
その心構えとして参考になりそうな事例を紹介します。
◆日中国交正常化と岡崎嘉平太について
岡崎嘉平太と周恩来が、日中関係が最も険悪な時代に、努力し、1962年にLT貿易協定を締結しました。日清戦争、日中戦争の恨みが残る時代です。
その後も国内外の、妨害や脅しを乗り越え、岡崎氏は中国で周恩来と18回も会談し、真摯に、粘り強くパイプを切れさせず、交渉を続け、1972年の大平正芳外務大臣、田中角栄総理の時代に、日本外交の奇跡ともいわれる、日中国交正常化を成し遂げました。
お互いの利害や戦後の問題など、調整に苦労したようですが、本気で、粘り強く、真摯に相手に向き合えば、和平交渉はできるのではないでしょうか。少なくとも、この頃の和平に向けた岡崎氏の姿勢は、今でも非常に参考になると考えます。
相手と信頼を築く姿勢のエッセンスが詰まっています。やったことへの反省、相手と仲良くしたいという心、敬意が大切と思います。
こういう姿勢、心構えで相手と会う、話すことが、今の日本に最も必要ではないでしょうか。
下記リンク、読んでいただけたらと思います。
http://eikojuku.seesaa.net/article/294242919.html
上記リンクから、一部抜粋を示します。一見シンプルですが、とても重要なことと思われます。
「まず、相手を知る。とにかく行ってみる。向こうの人と直接会って、話をしてみる。そうすれば、戦争によって『カラカラに乾いてしまった感情』もいずれ戻ってくる」
「隣りの国と、いつまでも敵対しているのはおかしい。主義の違う者の悪口を言って、蹴飛ばして済むか、そういうわけにはまいりません。いつかは友好親善をやらなきゃいかん。それは朝になれば東から太陽が昇るのと同じようなことなんです」
「ただ単に仕事をしてちゃダメだ。中国人と交わる、日本人が中国人を知る。中国人も日本人を知る。仕事での親しさではなく、『人と人としての親しさ』が大事だよ」
「素直な若いときにこそ、お互い知り合い、交流することが大切だ」
啓示でもありますが、沖縄含め、日本のやることは、まず中国、台湾、韓国、北朝鮮などから、仲間を増やすことです。ほかに、タイ、ベトナム、カンボジア、マレーシアなども交流し、アジア各国と仲良くなることです。 そして中国に誠意をもって、頻繁に出向き、敬い、相手の話も聞きながら、しっかり継続的に交流を続けることは重要です。
今のまま放っておくと、今年、来年で日本は軍国化し、戦争へ歩をすすめかねない状況です。傍観していると、戦前の日本のように、気づいたら戦争に踏み出す可能性があります。今が交流・交渉のチャンスです。
今、しっかり面と向き合い、交渉すれば、日中の和平、日本の安全につながります。
相手と会わずに「攻撃を受ける」だとか「悪者だ」と国内で言っても何も解決しません。
国会議員、地方議員、NPO、市民、企業でも、まずは会合を持ち、顔を合わせることです。それでお互いの本音、事情を知り、連携を図ることができます。そうすれば、意図的な戦争を避けることも可能と考えます。パニックや敵意が緩和されるからです。
小沢一郎氏も、2009年には約600名の大訪中団で中国を訪れました(その足で韓国へも行きました)し、去年もこのような動きが議員でありました。
あまり報道されませんが、実は、つい最近、2015年の5月には自民党二階俊博をはじめとした国会議員20人、経済人3000人で中国を訪れています。つい最近、今年の2月22日にも、参議院の超党派の議員団10人が、中国の国会議員(全人代)と、4年ぶりに「日中議員会議」を開いています。 媚びた、負けだ、低姿勢だ、なんて言われても気にしない方がいいです。仲間を増やしに行くわけですから、勝ち負けを強調する必要はありません。
まず顔を合わせる、それを続ける中で、結べる協定を結び、お互いの友好関係を深めていくことです。
それはできるし、これまでもできました。その中で、誠意、信頼は必須でしょう。
ぜひ、関係者においては、中国の関係者と連絡を取り、顔を合わせる機会をつくっていただきたいと思います。
掲載記事筆者:ミロク会・政治経済 担当者
- テーマ:軍事・安全保障・国防・戦争
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