ロシアとウクライナの情勢について
- 2022/01/28
- 06:59
現在、ロシアとウクライナ(ウクライナの後ろにアメリカ、NATO軍がいる)の国境地帯で緊迫度がかなり増しています。
2021年12月から、ロシア国境にウクライナ正規軍11万人が結集し、ロシアもそれに対抗して国境地帯に正規軍を10万人動員しており、武力衝突が生じかねない状況が続いています。海外人もウクライナから待避する状況となっています。
武力衝突が発生すれば、第3次世界大戦(少なくとも第3次欧州大戦)に発展してしまう可能性があります。(米国も第二次世界大戦以来の戦争になると公言しています。)
最近でも、日本では、「ロシアがウクライナを侵攻している、ロシアが悪い」というアメリカ寄りの報道が続いていますが、実際は、ロシア外相とアメリカ外相の21日の会談では、「軍隊の結集についてウクライナ侵攻を意図したものではない」と繰り返し否定しています。NATO側が脅し含みの情報を流し、ロシアの不安を煽っているからだと。
また、1月26日には、ロシア外相が、中国外相に電話会談し、助けを求めるなど、ロシア側が、アメリカ、ウクライナに、「現状変更はやめてくれ。戦争になりかねない。」と言っている状況です。
1月26日に至っては、アメリカは、NATOをこれ以上、拡大させないことへの保証を求めるロシア側の要求について、応じられない考えを書面で伝えるなど、沈静化に向けた交渉に応じない姿勢を示しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220128/k10013453691000.html
本当に、この緊張化をすすめると大変なことになりますので、どうか、アメリカが、合理的にウクライナと現状の国境線を変更しないという方針を決め、ロシアに対して、不安や緊張を高めないよう「現状変更はしない」と明確に伝えていただきたいと思います。
プーチン氏、バイデン氏との首脳会談も検討されているようですが。
アメリカがロシアの力やスタンスを正確に知り、追い込むことをどうか避けて頂きたい。
ロシアを追い込むと大変なことになります。それを冷静に判断し、米国内のロシア憎し派閥の増長をとどめる。
ロシアは核兵器も最も保有し、相手が通常兵器でってもその使用も示唆しています。
そういう国に一時の軽い判断で煽りや圧力をかけるのは、世界の破滅になりかねず、とても危険であることを、各国も認識して、やめさせてほしいと思います。
一般に知って頂きたいのは、2014年のソチオリンピック後、ウクライナが革命を起こして、親NATOのポロシェンコ大統領に替わり炉ロシアと対立を深めたのは、アメリカCIAの工作でおこされたということです。
(ベトナムや中南米でも、アメリカのCIAが介入、支援し、各地で戦争を起こしてきたのは公式記録に残っています。)
革命後も、ウクライナに多数の米国の傭兵が入り、ウクライナ治安局に米国のCIAとFBIの要員十数名が入り、今に続く緊張に続いています。
https://blog.goo.ne.jp/humon007/e/131dd78e6a980d13cb0b99d9bc6b8f28
何が興されてきたかというと、ロシアがウクライナを攻めているのでなく、ロシアの生命線であるウクライナをとろうと、アメリカとNATOがロシアに圧力をかけ、緊張状態をもたらしてきたということです。
そして、今大統領のゼレンスキー氏が、支持率が急落し、巻き返すために、ウクライナの2州(ルハンスク州、ドネツク州)の実効支配をする方針を示したといわれています。
が、これまでの経緯を見ると、バイデン政権に変わり、CIAが再び、ロシアをとろうとする戦略に戻ったということだと思われます。
今のロシアとウクライナの国境は、1918年にドイツが半ば強行的に決めたもので、ウクライナの東側に住む人たちの多くは、文化的、歴史的に「ロシア人」であり、親ロシアで、ロシア国内パスポートを60万人以上がもっています。
ウクライナがロシア側の東部2州(ルハンスク州、ドネツク州)の実効支配をしようとすれば、親ロシアである数十万人の住民が銃をとってウクライナ軍に抵抗すると言われています。その後ろには、ロシアと欧州がおり、第3次世界大戦の引き金になってしまいます。
この解決に向けて、アメリカが現状維持の方針を決めることが大切です。
ロシアを侮らず、追い込まず、現状を力で変えない。
現状維持をみんなで約束して、ロシアの緊張を解くことがとても大切です。各国もこれを認識し、沈静化につとめることです。
アメリカも、ズビグネフ・ブレジンスキーらのようなロシア憎しをやめて、ロシアを追い込むことの危険をとらえ、冷静に判断して頂き、ウクライナの間で現状の国境線を変更することはないという意思を、ロシアに伝えていただきたいと思います。
アメリカがロシアを追い込む強硬姿勢が修正されてほしいと願います。
ロシアとウクライナの話に戻しますが、ロシアにとっては、ウクライナをNATO、アメリカにとられるということは、600kmという、中距離弾道弾が十分に届く距離が、比嘉氏も以前話していましたが、東京から見ていきなり広島や四国、九州の場所がいきなり敵国になるようなものです。
しかも、これまでウクライナはロシアの一番の兄弟国という位置づけで、旧ソ連時代のミサイル基地、核、細菌兵器、毒ガス兵器などの大量破壊兵器が、備蓄、配備されている場所です。
そこをとられたら、首都モスクワがいつ滅ぼされてもおかしくない環境になってしまう。
そこをとられるということは、ロシアも生命線をたたれるため、ロシアも国を滅ぼされないよう戦争せざるをえない。
その重要性と危険性を、アメリカの関係者も、国際世論も認識してほしいと思います。
トランプ政権は、空爆や核政策見直しをしまいたが、外国と戦争せず、北朝鮮、韓国とも歴史的な会談を行うなど、外交全体としては融和の方向に舵を切っていました。
それがバイデン政権になると、本当に北朝鮮も、自らの危険性をセールスするように、ミサイルを日本に向け圧をかけるように乱発。超高速ミサイル技術をロシアから移入。
NATO軍をロシア国境に近づけてロシアとの緊張を煽る。
太平洋では中国を意識し、ドイツ、イギリス、フランス、豪などを太平洋に呼んで訓練しするなど、バイデン政権以降、米国は、欧州を使い、本当に各地でロシア、中国と対立、緊張化の動きが高めてきています。中国の台頭への焦りがあると考えられます。
本当に、世界で戦争を起こそうとしている、その地上に住む国民は戦争など望んでいない。
各地で戦乱を起こそうとする流れを、日本、ロシア、中国、アジア各国で、各国が連携して、沈静化に向けて、仲介や調停役をしていただきたいです。
コロナで外交や、他国への働きかけが停滞していますが、電話でもweb会議でも積極的におこなって、落ち着いて、仲良くしようと、他国も働きかけてほしい、コロナで停滞した外交を各国が放置せず、今こそ復活させてほしいと思います。
まさに今にも通じる話と思いますので、下記の記事もお読み頂けたらと思います。
ロシアとヨーロッパ諸国の武力衝突の危険性について その1 2020/10/07
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-249.html
ロシアとヨーロッパ諸国の武力衝突の危険性について その2 2020/10/07
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-250.html
諸外国がロシアを追い込むと、世界の壊滅に繋がりかねないことについて 2017/05/24
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
上記は、政治経済記事を担当の、知念敦によるものです。
2021年12月から、ロシア国境にウクライナ正規軍11万人が結集し、ロシアもそれに対抗して国境地帯に正規軍を10万人動員しており、武力衝突が生じかねない状況が続いています。海外人もウクライナから待避する状況となっています。
武力衝突が発生すれば、第3次世界大戦(少なくとも第3次欧州大戦)に発展してしまう可能性があります。(米国も第二次世界大戦以来の戦争になると公言しています。)
最近でも、日本では、「ロシアがウクライナを侵攻している、ロシアが悪い」というアメリカ寄りの報道が続いていますが、実際は、ロシア外相とアメリカ外相の21日の会談では、「軍隊の結集についてウクライナ侵攻を意図したものではない」と繰り返し否定しています。NATO側が脅し含みの情報を流し、ロシアの不安を煽っているからだと。
また、1月26日には、ロシア外相が、中国外相に電話会談し、助けを求めるなど、ロシア側が、アメリカ、ウクライナに、「現状変更はやめてくれ。戦争になりかねない。」と言っている状況です。
1月26日に至っては、アメリカは、NATOをこれ以上、拡大させないことへの保証を求めるロシア側の要求について、応じられない考えを書面で伝えるなど、沈静化に向けた交渉に応じない姿勢を示しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220128/k10013453691000.html
本当に、この緊張化をすすめると大変なことになりますので、どうか、アメリカが、合理的にウクライナと現状の国境線を変更しないという方針を決め、ロシアに対して、不安や緊張を高めないよう「現状変更はしない」と明確に伝えていただきたいと思います。
プーチン氏、バイデン氏との首脳会談も検討されているようですが。
アメリカがロシアの力やスタンスを正確に知り、追い込むことをどうか避けて頂きたい。
ロシアを追い込むと大変なことになります。それを冷静に判断し、米国内のロシア憎し派閥の増長をとどめる。
ロシアは核兵器も最も保有し、相手が通常兵器でってもその使用も示唆しています。
そういう国に一時の軽い判断で煽りや圧力をかけるのは、世界の破滅になりかねず、とても危険であることを、各国も認識して、やめさせてほしいと思います。
一般に知って頂きたいのは、2014年のソチオリンピック後、ウクライナが革命を起こして、親NATOのポロシェンコ大統領に替わり炉ロシアと対立を深めたのは、アメリカCIAの工作でおこされたということです。
(ベトナムや中南米でも、アメリカのCIAが介入、支援し、各地で戦争を起こしてきたのは公式記録に残っています。)
革命後も、ウクライナに多数の米国の傭兵が入り、ウクライナ治安局に米国のCIAとFBIの要員十数名が入り、今に続く緊張に続いています。
https://blog.goo.ne.jp/humon007/e/131dd78e6a980d13cb0b99d9bc6b8f28
何が興されてきたかというと、ロシアがウクライナを攻めているのでなく、ロシアの生命線であるウクライナをとろうと、アメリカとNATOがロシアに圧力をかけ、緊張状態をもたらしてきたということです。
そして、今大統領のゼレンスキー氏が、支持率が急落し、巻き返すために、ウクライナの2州(ルハンスク州、ドネツク州)の実効支配をする方針を示したといわれています。
が、これまでの経緯を見ると、バイデン政権に変わり、CIAが再び、ロシアをとろうとする戦略に戻ったということだと思われます。
今のロシアとウクライナの国境は、1918年にドイツが半ば強行的に決めたもので、ウクライナの東側に住む人たちの多くは、文化的、歴史的に「ロシア人」であり、親ロシアで、ロシア国内パスポートを60万人以上がもっています。
ウクライナがロシア側の東部2州(ルハンスク州、ドネツク州)の実効支配をしようとすれば、親ロシアである数十万人の住民が銃をとってウクライナ軍に抵抗すると言われています。その後ろには、ロシアと欧州がおり、第3次世界大戦の引き金になってしまいます。
この解決に向けて、アメリカが現状維持の方針を決めることが大切です。
ロシアを侮らず、追い込まず、現状を力で変えない。
現状維持をみんなで約束して、ロシアの緊張を解くことがとても大切です。各国もこれを認識し、沈静化につとめることです。
アメリカも、ズビグネフ・ブレジンスキーらのようなロシア憎しをやめて、ロシアを追い込むことの危険をとらえ、冷静に判断して頂き、ウクライナの間で現状の国境線を変更することはないという意思を、ロシアに伝えていただきたいと思います。
アメリカがロシアを追い込む強硬姿勢が修正されてほしいと願います。
ロシアとウクライナの話に戻しますが、ロシアにとっては、ウクライナをNATO、アメリカにとられるということは、600kmという、中距離弾道弾が十分に届く距離が、比嘉氏も以前話していましたが、東京から見ていきなり広島や四国、九州の場所がいきなり敵国になるようなものです。
しかも、これまでウクライナはロシアの一番の兄弟国という位置づけで、旧ソ連時代のミサイル基地、核、細菌兵器、毒ガス兵器などの大量破壊兵器が、備蓄、配備されている場所です。
そこをとられたら、首都モスクワがいつ滅ぼされてもおかしくない環境になってしまう。
そこをとられるということは、ロシアも生命線をたたれるため、ロシアも国を滅ぼされないよう戦争せざるをえない。
その重要性と危険性を、アメリカの関係者も、国際世論も認識してほしいと思います。
トランプ政権は、空爆や核政策見直しをしまいたが、外国と戦争せず、北朝鮮、韓国とも歴史的な会談を行うなど、外交全体としては融和の方向に舵を切っていました。
それがバイデン政権になると、本当に北朝鮮も、自らの危険性をセールスするように、ミサイルを日本に向け圧をかけるように乱発。超高速ミサイル技術をロシアから移入。
NATO軍をロシア国境に近づけてロシアとの緊張を煽る。
太平洋では中国を意識し、ドイツ、イギリス、フランス、豪などを太平洋に呼んで訓練しするなど、バイデン政権以降、米国は、欧州を使い、本当に各地でロシア、中国と対立、緊張化の動きが高めてきています。中国の台頭への焦りがあると考えられます。
本当に、世界で戦争を起こそうとしている、その地上に住む国民は戦争など望んでいない。
各地で戦乱を起こそうとする流れを、日本、ロシア、中国、アジア各国で、各国が連携して、沈静化に向けて、仲介や調停役をしていただきたいです。
コロナで外交や、他国への働きかけが停滞していますが、電話でもweb会議でも積極的におこなって、落ち着いて、仲良くしようと、他国も働きかけてほしい、コロナで停滞した外交を各国が放置せず、今こそ復活させてほしいと思います。
まさに今にも通じる話と思いますので、下記の記事もお読み頂けたらと思います。
ロシアとヨーロッパ諸国の武力衝突の危険性について その1 2020/10/07
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-249.html
ロシアとヨーロッパ諸国の武力衝突の危険性について その2 2020/10/07
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-250.html
諸外国がロシアを追い込むと、世界の壊滅に繋がりかねないことについて 2017/05/24
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
上記は、政治経済記事を担当の、知念敦によるものです。