「翁長知事が孤立、辺野古はいずれ自衛隊の基地になると啓示で言われていることについて」
- 2016/02/19
- 19:03
「翁長知事が孤立、辺野古はいずれ自衛隊の基地になると啓示で言われていることについて」
去る1月24日の宜野湾市長選(普天間基地が所在)では、辺野古の移設先には無言で、政府が推薦した佐喜眞淳氏が勝利しました。今後、沖縄の分断策が進むのではと危惧する報道もあります。
そもそも、辺野古問題とは何なのか、なぜ沖縄の人はこれに反対しているかについて、改めて書きたいと思います。
今後、翁長知事が孤立しないように、啓示からも、注意です。油断しないで継続することが大切かと思われます。現在、代執行訴訟などが行われています。
2月15日には、「県は今の工事を止めて、国と県が話し合う裁判所提示の暫定和解案に前向き」ですが、政府は、工事を進めるため、この裁判所提示の暫定和解案に応じる可能性は少ないと見られています。(琉球新報2016年2月16日)
翁長知事は、この日の口頭弁論直前の集まりで
「子や孫が歴史を振り返り、『あのころ頑張ったから今の私たちがある』と言われるようにしたい。新しい歴史の一ページを開いていこう」と決意を語ったそうです。
改めて、辺野古移設は何が問題なのか、忘れないように書きたいと思います。
辺野古や石垣・宮古への自衛隊配備に詳しい、三上智恵さんというジャーナリストが端的に書いていましたので、示します。
三上さんは最近「辺野古の基地を止めることと、安保法制を止めて戦争する国にしないことと全く一緒ですね」と声をかけられるそうです。
(日本全土の有事配備に直結する話です。全国的オスプレイ配備もはじまっています。ほんとうに、沖縄だけの問題ではありませんので、見ていただけたらと思います。)
◆三上智恵の沖縄撮影日記 より 2015年8月26日
http://www.magazine9.jp/article/mikami/22064/
何度も確認するが、建設中の辺野古の基地は、滑走路しかなかった普天間基地の「代替施設」などではない。
沖縄のメディアが、政府の言う「普天間代替施設」という言葉を使わなくなり、「辺野古の新基地」と呼ぶようになった背景には、政府が明らかにしない辺野古の基地の本質について調査報道してきた積み重ねがある。
(抜粋者付記:ここからが重要です)
核兵器や科学兵器もあったとされる辺野古弾薬庫。それに直結する二本の滑走路と、何よりも「軍港機能」を備えたかつて無い総合運用が可能な基地だ。
完成すれば、強襲揚陸艦が大浦湾に入り、オスプレイを乗せ、水陸両用戦車を艦内に搭載して「ならず者国家」にむけ出撃していく戦略上の最重要拠点になるのだ。
しかも辺野古の基地には陸上自衛隊も常駐する方針だ。目下陸上自衛隊は自前の海兵隊の養成に躍起になっている。
日本版の海兵隊「水陸機動団」を新設し、その教育・育成はアメリカ海兵隊が担当している。軍事訓練上の日米の一体化はこの10年で格段に進んでいる。
以上です。おそらくテレビで報道されませんが、ぜひ、注視していただけたらと思います。
辺野古は、単に、「沖縄が国にごねている」という問題ではありません。
日本国民全体には「押しつけて済む問題。小さな沖縄の問題」と思わせながらも、その実は、「日本全土への、米軍との一体化」をするのが、ほんとうの目的です。
辺野古建設後、有事に核配備、一度戦争が勃発すれば、日本はもう引けなくなります。
辺野古建設は、その大きな条件整備なのです。
掲載記事筆者:ミロク会・政治経済から平和を考えるチーム
去る1月24日の宜野湾市長選(普天間基地が所在)では、辺野古の移設先には無言で、政府が推薦した佐喜眞淳氏が勝利しました。今後、沖縄の分断策が進むのではと危惧する報道もあります。
そもそも、辺野古問題とは何なのか、なぜ沖縄の人はこれに反対しているかについて、改めて書きたいと思います。
今後、翁長知事が孤立しないように、啓示からも、注意です。油断しないで継続することが大切かと思われます。現在、代執行訴訟などが行われています。
2月15日には、「県は今の工事を止めて、国と県が話し合う裁判所提示の暫定和解案に前向き」ですが、政府は、工事を進めるため、この裁判所提示の暫定和解案に応じる可能性は少ないと見られています。(琉球新報2016年2月16日)
翁長知事は、この日の口頭弁論直前の集まりで
「子や孫が歴史を振り返り、『あのころ頑張ったから今の私たちがある』と言われるようにしたい。新しい歴史の一ページを開いていこう」と決意を語ったそうです。
改めて、辺野古移設は何が問題なのか、忘れないように書きたいと思います。
辺野古や石垣・宮古への自衛隊配備に詳しい、三上智恵さんというジャーナリストが端的に書いていましたので、示します。
三上さんは最近「辺野古の基地を止めることと、安保法制を止めて戦争する国にしないことと全く一緒ですね」と声をかけられるそうです。
(日本全土の有事配備に直結する話です。全国的オスプレイ配備もはじまっています。ほんとうに、沖縄だけの問題ではありませんので、見ていただけたらと思います。)
◆三上智恵の沖縄撮影日記 より 2015年8月26日
http://www.magazine9.jp/article/mikami/22064/
何度も確認するが、建設中の辺野古の基地は、滑走路しかなかった普天間基地の「代替施設」などではない。
沖縄のメディアが、政府の言う「普天間代替施設」という言葉を使わなくなり、「辺野古の新基地」と呼ぶようになった背景には、政府が明らかにしない辺野古の基地の本質について調査報道してきた積み重ねがある。
(抜粋者付記:ここからが重要です)
核兵器や科学兵器もあったとされる辺野古弾薬庫。それに直結する二本の滑走路と、何よりも「軍港機能」を備えたかつて無い総合運用が可能な基地だ。
完成すれば、強襲揚陸艦が大浦湾に入り、オスプレイを乗せ、水陸両用戦車を艦内に搭載して「ならず者国家」にむけ出撃していく戦略上の最重要拠点になるのだ。
しかも辺野古の基地には陸上自衛隊も常駐する方針だ。目下陸上自衛隊は自前の海兵隊の養成に躍起になっている。
日本版の海兵隊「水陸機動団」を新設し、その教育・育成はアメリカ海兵隊が担当している。軍事訓練上の日米の一体化はこの10年で格段に進んでいる。
以上です。おそらくテレビで報道されませんが、ぜひ、注視していただけたらと思います。
辺野古は、単に、「沖縄が国にごねている」という問題ではありません。
日本国民全体には「押しつけて済む問題。小さな沖縄の問題」と思わせながらも、その実は、「日本全土への、米軍との一体化」をするのが、ほんとうの目的です。
辺野古建設後、有事に核配備、一度戦争が勃発すれば、日本はもう引けなくなります。
辺野古建設は、その大きな条件整備なのです。
掲載記事筆者:ミロク会・政治経済から平和を考えるチーム