日本の軍事化の動きに注意が必要なことについて
- 2019/09/19
- 09:25
先の日韓緊張に関連して、留意していただきたいのが、過去の記事でも紹介しましたが、今の日本の政府は、日本会議などが有名ですが、日本の再びの軍事化、過去の戦争の巻き返しを狙っている団体が支持基盤となっていることです。
日本会議・安保関連法について http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-16.html より
「「日本会議」をはじめとする団体が、日本を戦前の大日本帝国に戻したがっている」
「軍閥、財閥、明治時代の名士の子孫を始め国民の中には、どうしても日本の敗戦そのものを心理的に認めることのできなかった者もいたのです。日本は敗戦などしていない。戦前の大日本帝国に戻したい」という団体。
これがバックにある日本政府の姿勢からすれば、韓国が国際的ルール違反を犯し、わがままを言うほど軍事化しやすくなっていきます。そこに武器を売りたい米政府からしても、日韓の緊張は、好都合になることが考えられます。
日本人の危機感を煽り、日本が武器を買い、日本人が韓国や中国と戦ってくれるなら、武器を後ろからどんどん売れる。中国へも対抗できる。米政府の経済、軍事戦略にマッチします。
これに向けて、消費税を10%、20%と、どんどんあげていくという啓示もありました。兵器購入には相当なお金がかかるからです。
下記リンクにあります冊子の15ページに記載があります。
一時的な経済活性化、消費増税、日本の基地化について書いてあり、今日本がそこにすすみかねない状況が書かれています。ぜひお読みいただけたらと思います。
http://inorinowa.org/mirokutaisha/docs/BookletSpecial.pdf
兵器の値段について、例として、空母はメンテナンス込みで、1兆円します(しかもミサイルに弱く、1発のミサイルで5000人の命が犠牲になることもありえます。そんな空母は有効といえるでしょうか。アメリカにとっても中国の新型ミサイルの登場により、空母はお荷物になっているのが実情です。
F35は日本購入で200億円です。兵器価格については下記リンクを見て頂けたらと思います。
外国からの武器購入についてhttp://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-133.html
現に日本は、つい数か月前、2019年5月28日のトランプの発言にもあるように、空母とF35の購入方針を決めています。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-05-29/2019052901_01_1.html
他国に攻撃可能な空母、それに乗る戦闘機があること自体、これまでの解釈で、明確に憲法違反なのですが、メディアも政治家も、国民もほどんどこの議論をしません。野党含め、政治家たちは、なぜこれを十分に言わないのでしょうか。
憎しみによるテロがアジアでも起こる中、狭い国土、丸腰で脆弱な日本が他国へ攻撃を行い、攻撃される理由をつくって安全でいられるでしょうか。
過去の啓示で、ぼんぼん武器を売られるというのがありましたが、今、国民のほとんどが意識しない中、まさにこの通りになりつつあります。
啓示は回避するためにあります。再掲します。
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-200.html など
「いのちの地球よ永遠にあれ」比嘉良丸著 P60より
「アメリカは、自分の国のお荷物である軍艦、特に空母なんかはぼんぼん売りつけてくるでしょうね。そういう流れが一気にきます。」
「尖閣でああゆうことが起こった、ロシアが北方領土に因縁をつけてきた、北朝鮮がミサイルを撃ってきた。日本は自分の手で自分の国を守らなければいけない。防衛だけでは話にならない。自分たちは、軍隊を持たないといけない。先に攻撃をしなければならない、そういう議論にすぐいきつきます。」
日本人は、自身と周りの繁栄のためにも、これを意識して回避すべきです。
忘れてはいけないと思いますので、過去の閣僚のコメントも一部再掲します。
この方向で本当にいいのか、国民がしっかり考える時だと思います。
●安倍首相オリンピック招致の発表
「(福島原発事故について)汚染水は完全にブロックされている。世界で最も厳しい安全基準があります」
「健康問題については今までも現在もそして将来も全く問題がないことをお約束します」
「軍事同盟というのは血の同盟であって、日本人も血を流さなければアメリカとの対等な関係にはなれない」 『この国を守る決意』(2004年1月)対談本
●稲田朋美
「選挙権は国に命をかける者のみにあるべきだ」
「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらえば、今の男子も背筋がビシッとするかもしれません」
●西田昌司・自民党副幹事長
「そもそも国民に主権があることがおかしい」
「主権在民が間違ってる(国民に国家の主権がない)」
●石破茂 地方創生担当大臣
「戦争に行かない人は、死刑」
「徴兵制は苦役にならないから、違憲ではない」
「沖縄に県民で構成する海兵隊があったらどうかと思う。北海道など全国でも郷土部隊を構成できたらいい。
上記のような、日本政府のトップは、アメリカに従うことで、アジアの盟主となれると考えているのかもしれませんが、アメリカ軍産複合体はこれを利用し、日韓をけしけかている様相すらあります。
イラクのフセイン、エジプトのムバラク、フィリピンのマルコス、ビンラディンなどは、実質的にその地域のアメリカ支配に貢献した面がありますが、アジアの盟主になれると考えている者は、冷静に彼らの末路を振り返るべきだと思います。
ほんとうに、そのような流れでいいのでしょうか。
今、本当に大事なことは、「日韓が争い最も損をするのは、日本国民、韓国国民である」ということです。目先の煽りや恨み、感情にとらわれて、煽られてはいけないということです。
「アジア人同士争わない」というのは、21世紀に日本が発展するための重要なキーワードです。
中国が強大化し、旧宗主国との摩擦を強める中、日本は、韓国、台湾、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インド、ロシアなど近隣国と十分に交わり、覇権と違う存在価値を作るべきです。
そのために、日本は中国や諸外国の情報を戦略的に取り、国内企業と一体になり存在感の発揮すべく取り組むべきだと思います。下記にその一つの具体例を示します。
こういう方策をヒントにしながら、戦略を練り、発展させていけたらと願います。
参考記事
(他国への貢献が日本の産業復活となりうる関連)
日本人が自信を持ち、アジアの発展に貢献することの大切さについて (その1)
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-201.html
日本人が自信を持ち、アジアの発展に貢献することの大切さについて (その2)
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-202.html
(安保、アジア地域の安定戦略関連)
日本がとるべき二国間外交について
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-171.html
この記事は、政治経済担当のA.Cによる記事です。
日本会議・安保関連法について http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-16.html より
「「日本会議」をはじめとする団体が、日本を戦前の大日本帝国に戻したがっている」
「軍閥、財閥、明治時代の名士の子孫を始め国民の中には、どうしても日本の敗戦そのものを心理的に認めることのできなかった者もいたのです。日本は敗戦などしていない。戦前の大日本帝国に戻したい」という団体。
これがバックにある日本政府の姿勢からすれば、韓国が国際的ルール違反を犯し、わがままを言うほど軍事化しやすくなっていきます。そこに武器を売りたい米政府からしても、日韓の緊張は、好都合になることが考えられます。
日本人の危機感を煽り、日本が武器を買い、日本人が韓国や中国と戦ってくれるなら、武器を後ろからどんどん売れる。中国へも対抗できる。米政府の経済、軍事戦略にマッチします。
これに向けて、消費税を10%、20%と、どんどんあげていくという啓示もありました。兵器購入には相当なお金がかかるからです。
下記リンクにあります冊子の15ページに記載があります。
一時的な経済活性化、消費増税、日本の基地化について書いてあり、今日本がそこにすすみかねない状況が書かれています。ぜひお読みいただけたらと思います。
http://inorinowa.org/mirokutaisha/docs/BookletSpecial.pdf
兵器の値段について、例として、空母はメンテナンス込みで、1兆円します(しかもミサイルに弱く、1発のミサイルで5000人の命が犠牲になることもありえます。そんな空母は有効といえるでしょうか。アメリカにとっても中国の新型ミサイルの登場により、空母はお荷物になっているのが実情です。
F35は日本購入で200億円です。兵器価格については下記リンクを見て頂けたらと思います。
外国からの武器購入についてhttp://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-133.html
現に日本は、つい数か月前、2019年5月28日のトランプの発言にもあるように、空母とF35の購入方針を決めています。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-05-29/2019052901_01_1.html
他国に攻撃可能な空母、それに乗る戦闘機があること自体、これまでの解釈で、明確に憲法違反なのですが、メディアも政治家も、国民もほどんどこの議論をしません。野党含め、政治家たちは、なぜこれを十分に言わないのでしょうか。
憎しみによるテロがアジアでも起こる中、狭い国土、丸腰で脆弱な日本が他国へ攻撃を行い、攻撃される理由をつくって安全でいられるでしょうか。
過去の啓示で、ぼんぼん武器を売られるというのがありましたが、今、国民のほとんどが意識しない中、まさにこの通りになりつつあります。
啓示は回避するためにあります。再掲します。
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-200.html など
「いのちの地球よ永遠にあれ」比嘉良丸著 P60より
「アメリカは、自分の国のお荷物である軍艦、特に空母なんかはぼんぼん売りつけてくるでしょうね。そういう流れが一気にきます。」
「尖閣でああゆうことが起こった、ロシアが北方領土に因縁をつけてきた、北朝鮮がミサイルを撃ってきた。日本は自分の手で自分の国を守らなければいけない。防衛だけでは話にならない。自分たちは、軍隊を持たないといけない。先に攻撃をしなければならない、そういう議論にすぐいきつきます。」
日本人は、自身と周りの繁栄のためにも、これを意識して回避すべきです。
忘れてはいけないと思いますので、過去の閣僚のコメントも一部再掲します。
この方向で本当にいいのか、国民がしっかり考える時だと思います。
●安倍首相オリンピック招致の発表
「(福島原発事故について)汚染水は完全にブロックされている。世界で最も厳しい安全基準があります」
「健康問題については今までも現在もそして将来も全く問題がないことをお約束します」
「軍事同盟というのは血の同盟であって、日本人も血を流さなければアメリカとの対等な関係にはなれない」 『この国を守る決意』(2004年1月)対談本
●稲田朋美
「選挙権は国に命をかける者のみにあるべきだ」
「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらえば、今の男子も背筋がビシッとするかもしれません」
●西田昌司・自民党副幹事長
「そもそも国民に主権があることがおかしい」
「主権在民が間違ってる(国民に国家の主権がない)」
●石破茂 地方創生担当大臣
「戦争に行かない人は、死刑」
「徴兵制は苦役にならないから、違憲ではない」
「沖縄に県民で構成する海兵隊があったらどうかと思う。北海道など全国でも郷土部隊を構成できたらいい。
上記のような、日本政府のトップは、アメリカに従うことで、アジアの盟主となれると考えているのかもしれませんが、アメリカ軍産複合体はこれを利用し、日韓をけしけかている様相すらあります。
イラクのフセイン、エジプトのムバラク、フィリピンのマルコス、ビンラディンなどは、実質的にその地域のアメリカ支配に貢献した面がありますが、アジアの盟主になれると考えている者は、冷静に彼らの末路を振り返るべきだと思います。
ほんとうに、そのような流れでいいのでしょうか。
今、本当に大事なことは、「日韓が争い最も損をするのは、日本国民、韓国国民である」ということです。目先の煽りや恨み、感情にとらわれて、煽られてはいけないということです。
「アジア人同士争わない」というのは、21世紀に日本が発展するための重要なキーワードです。
中国が強大化し、旧宗主国との摩擦を強める中、日本は、韓国、台湾、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インド、ロシアなど近隣国と十分に交わり、覇権と違う存在価値を作るべきです。
そのために、日本は中国や諸外国の情報を戦略的に取り、国内企業と一体になり存在感の発揮すべく取り組むべきだと思います。下記にその一つの具体例を示します。
こういう方策をヒントにしながら、戦略を練り、発展させていけたらと願います。
参考記事
(他国への貢献が日本の産業復活となりうる関連)
日本人が自信を持ち、アジアの発展に貢献することの大切さについて (その1)
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-201.html
日本人が自信を持ち、アジアの発展に貢献することの大切さについて (その2)
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-202.html
(安保、アジア地域の安定戦略関連)
日本がとるべき二国間外交について
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-171.html
この記事は、政治経済担当のA.Cによる記事です。