アメリカ、ロシアなど核保有国は核軍縮すべきで、可能であることについて
- 2018/05/03
- 08:05
先ほどの記事とも関連しますが、
核軍縮については、ソ連ゴルバチョフが『20世紀中に、世界中から核兵器を一掃するための計画』を提案したのに、レーガン政権のアメリカは、SDI(レーザーで大陸間弾道弾を落とす計画)にこだわり、相当なチャンスを逃しています。
アメリカさえ乗れば、核の大きな縮減が可能な時期がありました。人類や関係者はそれをよく憶えておくべきです。
ゴルバチョフは米ソの大幅な核軍縮を提案する だがレーガンは応じなかった
http://naotatsu-muramoto.info/amerikasi/amerikasi.80nendai12.html
ゴルバチョフは、86年1月のレーガンへの手紙で、大胆な提案をした。
『20世紀中に、世界中から核兵器を一掃するための計画』である。
彼は、次の提案をした。
「暫定措置として、米ソがヨーロッパから中距離の弾道ミサイルをすべて撤去する」
「核実験を停止する」 「戦略核兵器を大幅に削減する」
「ABM条約を改正して、アメリカのSDI(レーザーで大陸間弾道弾を落とす計画)研究を認める代わりに、SDIシステムの配備を 15年間禁止する」
ソ連はすでに前年8月には、一方的に核実験の停止を宣言していた。
ところがレーガン政権は、新たな核実験の計画を発表した。
(抜粋以上)
今度こそ、アメリカは、過去の反省を踏まえ、核軍縮のチャンスを逃がさず、朝鮮半島の核抜き、ロシア、中国も交えた核軍縮の取り決につながる行動をしてほしいと思います。
核兵器は、持っているだけで、誤射、事故、などふくめ、人類にとって危険、脅威となるものです。
核施設、化学兵器、生物兵器の施設が震災で壊れたらどうなるのでしょうか。
製造し、持つこと自体が、人類にとっての脅威なのです。
(チェルノブイリでも、日本の3.11、その他人命が失われた事故、誤射などでも明白ではないでしょうか。)
ロシアなどは、核兵器に頼るところがあり譲歩しにくい部分もあると思いますが、核を保有することの愚かさを知り、過去を反省し、多くの核を放棄し、拡散をさせない行動、取り決めを交わすことをしてほしいと思います。
核は北朝鮮だけでなく、イスラエル、インド、パキスタンなども保有しており、何かが勃発した場合、人類の脅威になりかねません。
核兵器は、一度使われると相手の反撃を抑えるため、一気に多くの弾頭が使用されかねないものです。
こっちももてば、使用は防げる、といいって、核兵器を増やす、屁理屈といえる「核抑止」という概念で、戦後大国が核開発、実験を繰り返し、核ミサイルが今のように増える結果となりました。
(戦後の大国が、「核抑止」という理屈に全体としてだまされ、配備した面があります。
恐怖と覇権主義の行く先が、今の核弾頭数です。恐怖に支配された結果といえます。)
世界に1万5千発以上の核弾頭が実戦配備されています。
ロシア、アメリカともに、約7,000発の核兵器を実戦配備し(世界の90%以上です)
削減条約に従わずに廃棄していない、保有ベースでは、核兵器は、世界に3万発あるとされています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-08-02/13_0301.html
当時のソ連の重鎮 エゴール・リガチョフ 『軍需産業が経済を食い潰しているんだ。いつになったら子供達に満足な物を食べさせられるんだ?』
トランプ大統領も、一般の人々の生活や発展に予算をシフトできないでしょうか。
アメリカ国内からも、もちろん世界各国からも、偉大な大統領になると思います。
これまでの核兵器の大量製造、保有、人類を絶滅に追い込む流れを、変えるべき時ではないでしょうか。
サカイカ 記事 より 核兵器について端的に書かれていましたので、抜粋します。
http://sekaika.org/atomicbomb/#i-3
原爆は、1945年、広島と長崎に黒い雨を降らせた悪魔です。
たった2発の爆弾で、20万人以上の命が無くなりました。
広島と長崎のたった2回しか戦争で使用されていない核兵器が、約15,000発も存在するのです。
今まで2発しか使われていないものが、15,000発ですよ?
これって、まじでありえなくないですか?
「お互い作るだけ作って、使わないんだったら金のムダだよね」ということで、核兵器の数は徐々に減っていき、いまでは両国ともに約7,000発に落ち着いてます。
てか、冷静に考えるとありえなくないですか?
いままで世界で、2回しか使われたことのないものをを、数万個単位で所持してたんですよ?
で、結局一回も使うことなく、廃棄する。びっくりするほどムダですよね。ほんと。
冷戦化って、こんなムダなことをしなければならないほど、世界は緊迫していたのです。
そして、ロシアと核について、ロシアを追い込んではいけないことについて、過去記事から
改めて示します。
現在の状況について 2017.05.12
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-3072.html
世界で一番怖いのは、北朝鮮ではなく、ロシアであり、ロシアを甘く見過ぎて追い込むと世界が、地球という星が壊滅するというほどの破壊兵器を保有しているという事を忘れてはいけません。核戦争に至れば、この地球は、壊滅してしまいます。だから、追い込まないようにしないといけないということです。
ロシアから、イギリスへ12分で到達、アメリカ西海岸へ13分で到達というサターン2という超高速のミサイルもあるそうです。40メガトンの核も搭載可能としています。
http://karapaia.com/archives/52229316.html
そして、実際に、最近の2014年、ウクライナ危機でも核戦争の危機がありました。
首都モスクワから、わずか600㎞しか離れていない核、化学兵器の拠点ウクライナ。
ウクライナが親欧米派に取られた場合には、プーチン氏は核兵器使用の準備をするよう軍に指示していました。核使用の手前まで行くほど、ロシアが追い込まれていました。そうなれば、欧州、中東、世界に核戦争が広がっていた可能性があります。
国や国民を追い込むというのはこういう危険性があるのだと思います。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H35_V10C15A3FF8000/
また、2017年1月には、ロシアに隣接するポーランドへの米軍部隊の配備が行われています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201701/CK2017011602000125.html
第一次大戦、第二次大戦等はヨーロッパ(バルカン半島やドイツ)から起きています。
今、この環境がシリアなど中東やロシア周辺にシフトしています。
中東やバルト三国など、NATO勢力に囲まれ、世界一の核保有国と言われるロシア、それをアメリカやNATOが不用意に追い込むことの危険性を知っていただきたいと思います。
また、日米の核戦略をめぐる現状説明として 示します。
アメリカが反撃で核使用できる方針を発表したことについて(日本もそれに便乗していることについて)2018/03/03
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-172.html
核を恐怖によって互いが配備し、互いの恐怖をあおることは地球を破滅に導きかねないこと、
そのリスクを平時から下げていく。核弾頭数を減らす、戦略核、戦術核、電磁パルス兵器(実質上の核爆弾)
など、他の核兵器の開発もとどめていく、1国が独り勝ちでなく、
1国が大丈夫だからと、開発、拡散させない努力を、核保有国、非核保有国、特に米国とロシアが真剣に
あきらめずにすすめていくことが大切です。
上記は、A.Cによる記事です。
核軍縮については、ソ連ゴルバチョフが『20世紀中に、世界中から核兵器を一掃するための計画』を提案したのに、レーガン政権のアメリカは、SDI(レーザーで大陸間弾道弾を落とす計画)にこだわり、相当なチャンスを逃しています。
アメリカさえ乗れば、核の大きな縮減が可能な時期がありました。人類や関係者はそれをよく憶えておくべきです。
ゴルバチョフは米ソの大幅な核軍縮を提案する だがレーガンは応じなかった
http://naotatsu-muramoto.info/amerikasi/amerikasi.80nendai12.html
ゴルバチョフは、86年1月のレーガンへの手紙で、大胆な提案をした。
『20世紀中に、世界中から核兵器を一掃するための計画』である。
彼は、次の提案をした。
「暫定措置として、米ソがヨーロッパから中距離の弾道ミサイルをすべて撤去する」
「核実験を停止する」 「戦略核兵器を大幅に削減する」
「ABM条約を改正して、アメリカのSDI(レーザーで大陸間弾道弾を落とす計画)研究を認める代わりに、SDIシステムの配備を 15年間禁止する」
ソ連はすでに前年8月には、一方的に核実験の停止を宣言していた。
ところがレーガン政権は、新たな核実験の計画を発表した。
(抜粋以上)
今度こそ、アメリカは、過去の反省を踏まえ、核軍縮のチャンスを逃がさず、朝鮮半島の核抜き、ロシア、中国も交えた核軍縮の取り決につながる行動をしてほしいと思います。
核兵器は、持っているだけで、誤射、事故、などふくめ、人類にとって危険、脅威となるものです。
核施設、化学兵器、生物兵器の施設が震災で壊れたらどうなるのでしょうか。
製造し、持つこと自体が、人類にとっての脅威なのです。
(チェルノブイリでも、日本の3.11、その他人命が失われた事故、誤射などでも明白ではないでしょうか。)
ロシアなどは、核兵器に頼るところがあり譲歩しにくい部分もあると思いますが、核を保有することの愚かさを知り、過去を反省し、多くの核を放棄し、拡散をさせない行動、取り決めを交わすことをしてほしいと思います。
核は北朝鮮だけでなく、イスラエル、インド、パキスタンなども保有しており、何かが勃発した場合、人類の脅威になりかねません。
核兵器は、一度使われると相手の反撃を抑えるため、一気に多くの弾頭が使用されかねないものです。
こっちももてば、使用は防げる、といいって、核兵器を増やす、屁理屈といえる「核抑止」という概念で、戦後大国が核開発、実験を繰り返し、核ミサイルが今のように増える結果となりました。
(戦後の大国が、「核抑止」という理屈に全体としてだまされ、配備した面があります。
恐怖と覇権主義の行く先が、今の核弾頭数です。恐怖に支配された結果といえます。)
世界に1万5千発以上の核弾頭が実戦配備されています。
ロシア、アメリカともに、約7,000発の核兵器を実戦配備し(世界の90%以上です)
削減条約に従わずに廃棄していない、保有ベースでは、核兵器は、世界に3万発あるとされています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-08-02/13_0301.html
当時のソ連の重鎮 エゴール・リガチョフ 『軍需産業が経済を食い潰しているんだ。いつになったら子供達に満足な物を食べさせられるんだ?』
トランプ大統領も、一般の人々の生活や発展に予算をシフトできないでしょうか。
アメリカ国内からも、もちろん世界各国からも、偉大な大統領になると思います。
これまでの核兵器の大量製造、保有、人類を絶滅に追い込む流れを、変えるべき時ではないでしょうか。
サカイカ 記事 より 核兵器について端的に書かれていましたので、抜粋します。
http://sekaika.org/atomicbomb/#i-3
原爆は、1945年、広島と長崎に黒い雨を降らせた悪魔です。
たった2発の爆弾で、20万人以上の命が無くなりました。
広島と長崎のたった2回しか戦争で使用されていない核兵器が、約15,000発も存在するのです。
今まで2発しか使われていないものが、15,000発ですよ?
これって、まじでありえなくないですか?
「お互い作るだけ作って、使わないんだったら金のムダだよね」ということで、核兵器の数は徐々に減っていき、いまでは両国ともに約7,000発に落ち着いてます。
てか、冷静に考えるとありえなくないですか?
いままで世界で、2回しか使われたことのないものをを、数万個単位で所持してたんですよ?
で、結局一回も使うことなく、廃棄する。びっくりするほどムダですよね。ほんと。
冷戦化って、こんなムダなことをしなければならないほど、世界は緊迫していたのです。
そして、ロシアと核について、ロシアを追い込んではいけないことについて、過去記事から
改めて示します。
現在の状況について 2017.05.12
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-3072.html
世界で一番怖いのは、北朝鮮ではなく、ロシアであり、ロシアを甘く見過ぎて追い込むと世界が、地球という星が壊滅するというほどの破壊兵器を保有しているという事を忘れてはいけません。核戦争に至れば、この地球は、壊滅してしまいます。だから、追い込まないようにしないといけないということです。
ロシアから、イギリスへ12分で到達、アメリカ西海岸へ13分で到達というサターン2という超高速のミサイルもあるそうです。40メガトンの核も搭載可能としています。
http://karapaia.com/archives/52229316.html
そして、実際に、最近の2014年、ウクライナ危機でも核戦争の危機がありました。
首都モスクワから、わずか600㎞しか離れていない核、化学兵器の拠点ウクライナ。
ウクライナが親欧米派に取られた場合には、プーチン氏は核兵器使用の準備をするよう軍に指示していました。核使用の手前まで行くほど、ロシアが追い込まれていました。そうなれば、欧州、中東、世界に核戦争が広がっていた可能性があります。
国や国民を追い込むというのはこういう危険性があるのだと思います。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H35_V10C15A3FF8000/
また、2017年1月には、ロシアに隣接するポーランドへの米軍部隊の配備が行われています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201701/CK2017011602000125.html
第一次大戦、第二次大戦等はヨーロッパ(バルカン半島やドイツ)から起きています。
今、この環境がシリアなど中東やロシア周辺にシフトしています。
中東やバルト三国など、NATO勢力に囲まれ、世界一の核保有国と言われるロシア、それをアメリカやNATOが不用意に追い込むことの危険性を知っていただきたいと思います。
また、日米の核戦略をめぐる現状説明として 示します。
アメリカが反撃で核使用できる方針を発表したことについて(日本もそれに便乗していることについて)2018/03/03
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-172.html
核を恐怖によって互いが配備し、互いの恐怖をあおることは地球を破滅に導きかねないこと、
そのリスクを平時から下げていく。核弾頭数を減らす、戦略核、戦術核、電磁パルス兵器(実質上の核爆弾)
など、他の核兵器の開発もとどめていく、1国が独り勝ちでなく、
1国が大丈夫だからと、開発、拡散させない努力を、核保有国、非核保有国、特に米国とロシアが真剣に
あきらめずにすすめていくことが大切です。
上記は、A.Cによる記事です。