日本の戦前の国民の無関心と軍国化について
- 2017/12/21
- 16:52
有事などにあたり、無関心は時に恐ろしい結果を招きます。
昭和初期、小説やスキャンダルに国民が虜になっている間に、犬養毅首相が海軍や陸軍の若者に暗殺されるという5.15事件や海外への侵略が起こりました。徐々に中国との戦争にはまっていきました。
そのため日本は国際社会を敵に回し、資源輸入停止など外国の圧力と受け、日本の軍国化は止められなくなっていきます。
日本が着々と満州、中国への侵略を進め、統制経済(軍国化)を進める中で、国民の多くが貧困に陥り、都会では後先を見ない享楽にふけり、そうしているうちに、国民自らが戦争にかり出されていきました。
この無関心と享楽は、まさに今の状況と似てきていると思います。
今はまだ景気がよいとされていますが、啓示では、アメリカの武器を購入するために好景気が演出され、その後、経済が困窮していくというものがありました。
(戦前も、金解禁などにより意図的と思われるような銀行つぶし、輸出ができなくなるような政策が打たれ、日本の経済が疲弊していきます。
農村では身売りが激増、自殺も増え、この貧困を打破するには満州をとるしかないという国民意識になっていきます。)
戦前も、たとえば、武藤山治(当時の衆議院議員)が金解禁について、「財政を緊縮する、減税はしない、消費は節約せよというのでは、結局中産以下の貧乏人をいじめるだけだ」と批判しました。今と似ていないでしょうか。
今のマイナス金利や年金削減、介護、医療保険削減を行い、企業には減税をしています。
戦争が近づくと(その後統制経済になると)、企業経営者や資産家たちの財産は国家に取り上げられていきます。
(これは今の企業経営者も知っていた方がよいと思います。おいしいのは今だけです。)
貧困になり、その打破のために侵略を認めた、この戦争にいたった失敗の流れを、日本人は頭に入れておかないと、また同じ道をたどる可能性があります。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13102137173?__ysp=5rqA6JKZ44Gv5pel5pys44Gu55Sf5ZG957eaIOiyp%2BWbsCDouqvlo7Ljgoo%3D
大きく見ると、自分たち、今さえよければ、という心が、為政者、軍部の無謀な戦略を国民が許すこととなり、自ら出征、空襲を受けることにつながっています。
そして、安保法改定、集団的自衛権容認などのように、米国が対中国戦争で有利になるべく、日本が長く戦えるように、法改正していく準備を今、行っている状況があります。
この戦略に乗って、軍事行動できる法改定を行っていくと、日本は泥沼に巻き込まれる可能性が高いです。
米国の要求を断れなくなり、戦争に巻き込まれるからです。
これは、A.Cによる記事です。
昭和初期、小説やスキャンダルに国民が虜になっている間に、犬養毅首相が海軍や陸軍の若者に暗殺されるという5.15事件や海外への侵略が起こりました。徐々に中国との戦争にはまっていきました。
そのため日本は国際社会を敵に回し、資源輸入停止など外国の圧力と受け、日本の軍国化は止められなくなっていきます。
日本が着々と満州、中国への侵略を進め、統制経済(軍国化)を進める中で、国民の多くが貧困に陥り、都会では後先を見ない享楽にふけり、そうしているうちに、国民自らが戦争にかり出されていきました。
この無関心と享楽は、まさに今の状況と似てきていると思います。
今はまだ景気がよいとされていますが、啓示では、アメリカの武器を購入するために好景気が演出され、その後、経済が困窮していくというものがありました。
(戦前も、金解禁などにより意図的と思われるような銀行つぶし、輸出ができなくなるような政策が打たれ、日本の経済が疲弊していきます。
農村では身売りが激増、自殺も増え、この貧困を打破するには満州をとるしかないという国民意識になっていきます。)
戦前も、たとえば、武藤山治(当時の衆議院議員)が金解禁について、「財政を緊縮する、減税はしない、消費は節約せよというのでは、結局中産以下の貧乏人をいじめるだけだ」と批判しました。今と似ていないでしょうか。
今のマイナス金利や年金削減、介護、医療保険削減を行い、企業には減税をしています。
戦争が近づくと(その後統制経済になると)、企業経営者や資産家たちの財産は国家に取り上げられていきます。
(これは今の企業経営者も知っていた方がよいと思います。おいしいのは今だけです。)
貧困になり、その打破のために侵略を認めた、この戦争にいたった失敗の流れを、日本人は頭に入れておかないと、また同じ道をたどる可能性があります。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13102137173?__ysp=5rqA6JKZ44Gv5pel5pys44Gu55Sf5ZG957eaIOiyp%2BWbsCDouqvlo7Ljgoo%3D
大きく見ると、自分たち、今さえよければ、という心が、為政者、軍部の無謀な戦略を国民が許すこととなり、自ら出征、空襲を受けることにつながっています。
そして、安保法改定、集団的自衛権容認などのように、米国が対中国戦争で有利になるべく、日本が長く戦えるように、法改正していく準備を今、行っている状況があります。
この戦略に乗って、軍事行動できる法改定を行っていくと、日本は泥沼に巻き込まれる可能性が高いです。
米国の要求を断れなくなり、戦争に巻き込まれるからです。
これは、A.Cによる記事です。