核兵器禁止条約、トランプと中東問題、ロシアの国境問題について
- 2017/08/09
- 18:02
オバマ大統領の広島訪問、トランプと中東問題、ロシア問題について、比較的わかりやすく書かれていましたので、
「知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先 」(池上彰著)という本などから、現状を記載したいと思います。
去年、今年のことがよく解説されていました。
●この目で見た 歴史的瞬間
2016年5月27日、アメリカのバラク・オバマ大統領が被爆地、広島を訪れました。オバマ大統領の17分にも及ぶスピーチを聴いているうちに、「こんなことが本当に実現したのだ・・」とこみ上げる涙を抑えることができませんでした。
参考 オバマ大統領 広島での演説全文(和訳)
演説も、お読みいただけたらと思います。
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2016/obama/obama_speech_in_hiroshima.html
(池上氏)40年前、私はNHKの広島放送局呉通信部に記者として勤務し、多くの被爆者を取材しました。しかし、その人たちはもうほとんどこの世にいません。「アメリカの大統領が、いつか広島に来てくれたらいいねぇ」と夢物語のように語り合ったあの日、彼らにこの光景を見せたかったのです。
(被爆者の)森重昭さんが思わず方を傾けると、オバマ大統領が抱きしめるような形になりました。”歴史的抱擁”でした。
オバマ前大統領は、2009年、チェコのプラハで演説しました。「核兵器を使った国」の大統領として、「世界から核兵器をなくすための道義的責任がある」と語り、ノーベル賞を受賞しました。
あれから8年が経ちました。世界を見てみれば核兵器は全く減っていません。
あのプラハでの演説は何だったのか、という思いが残ります。オバマ前大統領も忸怩(じくじ)たる思いがあったのではないでしょうか。ここ数年、ウクライナ、シリア問題などをきっかけに、アメリカはロシアとの関係が悪化し、「新しい冷戦の幕開け」とも言われました。オバマ大統領は、関係が冷え込んでいたイランとの核開発の制限に関する合意に達し、キューバと国交を正常化しました。(キューバとの国交はロシア包囲網の意味もあると思われます)
●日本赤軍が起こしたテルアビブ空港乱射事件
4回の中東戦争で、アラブ人が土地を奪われ、230万人とも言われるパレスチナ難民が生まれました。やがて、パレスチナ側からイスラエルに対する抵抗運動が起こります。有名なのがPLO(パレスチナ解放機構)です。PLOがイスラエルに対するテロを繰り返すようになります。
それに共鳴したのが日本赤軍です。日本赤軍は、パレスチナを応援するためにイスラエルへ行き、若者3人がテルアビブ空港で銃を乱射。無差別殺人事件を起こします(死亡者26人 負傷者73人)。過激なテロで初めてパレスチナ問題に目が向くようになったのです。
●トランプ政権誕生で、イスラエルが暴走?
ドナルド・トランプ大統領は、2016年の選挙中「われわれはイスラエルのアメリカ大使館をユダヤ人の永遠の首都エルサレムに移転させる」と主張していました。もし本当にそんなことをしたら、中東はどうなってしまうのか。少なくとも紛争は避けられないでしょう。
エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地です。第2次大戦後、パレスチナをユダヤ人の土地とアラブ人の土地に分けようと国連の分割案が決議されました。エルサレムは3つの宗教の精緻なので、どこの国にも属させず、国際管理しようと決めました。この決議に基づいて「イスラエル」という国ができたのです。このときテルアビブを首都にしたので、各国は大使館をテルアビブにおいています。
第3次中東戦争でイスラエルがエルサレムを占領後、イスラエルはエルサレムを首都と主張、先のトランプ発言はこれを認めたことになり、アラブ諸国が反発することになります。
ユダヤ人はアメリカに多くおり、とくに金融業界で成功しているので、政治家に多額の献金をしています。ユダヤ人はアメリカの政界に大きな影響力を持っています。
これまでイスラエルはパレスチナ側の土地に入植を繰り返してきましたが、トランプ政権の誕生を期にイスラエルが一気に入植活動を活発化させる気配です。
1974年の第4次中東戦争後、世界は協力して揉め事を起こさないようにしてきましたが、トランプ大統領の政策でまたこの戦争が勃発する可能性が出てきました。
参考記事
イスラエル入植地建設に懸念 声明発表 毎日新聞2017年2月3日
.http://mainichi.jp/articles/20170204/k00/00m/030/087000c
入植者によるパレスチナ人との衝突も起こっています。
エルサレム 「聖地」衝突続く イスラエルとパレスチナ 毎日新聞2017年7月25日
.https://mainichi.jp/articles/20170726/k00/00m/030/141000c
(上記リンク記事より)
イスラエルが「聖地の管理」を変更しようとしているとして、パレスチナ側が反発。
7月21日には、エルサレム旧市街やパレスチナ自治区ヨルダン川西岸各地で大規模な抗議行動。イスラエル治安部隊との衝突でパレスチナ人3人が死亡、約400人が負傷。
21日にはパレスチナ人がユダヤ人入植地に侵入し、3人を刺殺する事件が起きた。23日には、ヨルダンのイスラエル大使館敷地内で、イスラエルへの反発が原因とみられる襲撃事件が発生。
◆イスラエル・パレスチナ間の衝突の歴史◆
1948年 パレスチナでユダヤ人国家イスラエル建国
1967年 第3次中東戦争でイスラエルがガザ地区とヨルダン川西岸、東エルサレムを占領
1987年 第1次インティファーダ(反イスラエル闘争、~93年)
パレスチナ人が投石やデモなどの草の根的な抗議活動を開始。イスラエル軍が武力鎮圧に動き、双方合わせて千数百人が死亡
1993年 オスロ合意で西岸とガザでのパレスチナ人の暫定自治を認める
1995年 オスロ合意に調印したイスラエルのラビン首相が極右ユダヤ人青年に暗殺される
2000年 第2次インティファーダ(~05年) イスラエルの右派政党リクードのシャロン党首が、エルサレムのイスラム、ユダヤ両教の聖地を強行訪問。パレスチナ人武装組織各派とイスラエル軍との間で武力衝突に発展。双方の死者は計4000人以上に
2005年 イスラエル・パレスチナ首脳が「暴力停止」で合意。イスラエルがガザから撤退
2015年 パレスチナ・イスラエル間の衝突が再燃。パレスチナの若者が、刃物などでユダヤ人を襲撃する事件が続発
(リンクより抜粋以上)
●ロシアは自国の国境問題に、非常に神経質になっている。
これには、ナチス・ドイツにポーランドから国境を攻められ、第二次大戦で最多(2700万人とも言われる)犠牲者を出したことのトラウマがあるといわれています。
実際、下記リンクにあるように、モスクワからわずか600㎞、それも核兵器や化学兵器がたくさんあるウクライナがとられることはロシアが滅びかねない危機になる。一方で、ロシアは世界最大の核弾頭保有国である。(啓示では公開の倍の1万5千発ほど)
ロシアを追い込むと世界が破滅になりかねない という啓示、話がありました。
北朝鮮でも、ポーランドでも、米軍やNATOが入れば、ロシアは国境で米軍と接することになり、ロシアにとっての危機、緊張を一気に高めることになってしまいます。
諸外国がロシアを追い込むと、世界の壊滅に繋がりかねないことについて
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
●バルカン半島、ポーランド、北欧、地中海などで、ロシアとNATOの戦争が起こりかねないことについて
これらの地域は、元々世界大戦を起こしかねない要因があるため、今後もこれらの場所が第三次世界大戦の引き金になりかねない状況があります。
今、①バルカン半島、②ポーランド、ブルガリア、ノルウエー、地中海など、これまで第1次、第2次世界大戦が勃発した場所と同じうなところで緊張化の動きがあります。
(いずれも、他民族、小国家があり、民族の不満がくすぶり、それを背後で支援する大国の対立が起こりやすく、第1次、第2大戦が勃発したと言われます。)
多くの民間人の犠牲を出した世界大戦も、冷戦も、民族、宗教対立を、大国が後ろから支援することで起こっています。
アメリカのベトナム戦争(アメリカが疲弊。兵士に使った麻薬、その経済が戦後もベトナム、メキシコに波及)でも、ソ連のアフガン侵攻(ソ連が疲弊。戦後も兵士に使った麻薬や戦争がアフガンに残留)でも、大国の介入でおこり、その後、対立を放置し、あるいは支援し、タリバン、アルカイダ、ISが誕生する結果となっています。
特に米国とソ連が、朝鮮戦争や、ベトナム、パキスタン、アフガニスタンなどで冷戦や侵略をし、当地の民族紛争を放置して撤退し、宗教、民族対立を煽り、激しくさせたところに、21世紀の、今のテロの問題の元凶があります。
宗教、民族対立を利用して、大国が後ろで操り利権を争う、そういう愚行の連鎖は、21世紀にはいいかげんやめにしたいものです。
(戦争や争いを企てている者は、武器利権や、他民族・地域の支配権、権利、資源のために起こしているのでしょうが、一般人にとっては、他民族、他宗教への憎しみ、犠牲の連鎖にしかなりません。無作為に、命ある人間が犠牲になってしまいます。
国家や為政者による、軍産利権による他国への憎しみ、対立への誘導、洗脳にあおられず、争いを回避することが、求められています。)
「EUvsロシア」に中国も参戦 「欧州の火薬庫」バルカンめぐる綱引き活発に
産経新聞2017.7.26
http://www.sankei.com/world/news/170726/wor1707260001-n1.html
そして現時点においては、欧州、バルカン半島、どちらもロシア包囲網の意味合いが強いです。ロシアを意図的に追い込むことの危険性を、各国や国民が知るべきと考えます。
ポーランド、ブルガリア、ノルウエー、地中海(フランス、ギリシャ、イタリア、スペイン、トルコ、米国)などに、対ロシアとして、NATO,米軍が展開 Trendes Wacher12.03.2017
https://www.trendswatcher.net/112016/geoplitics/nato%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E6%BC%94%E7%BF%92%E3%81%A7%E7%B7%8A%E5%BC%B5%E3%81%8C%E9%AB%98%E3%81%BE%E3%82%8B%E6%AC%A7%E5%B7%9E/
この記事は、政治経済担当をしているA.Cによる情報紹介の記事です。
「知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先 」(池上彰著)という本などから、現状を記載したいと思います。
去年、今年のことがよく解説されていました。
●この目で見た 歴史的瞬間
2016年5月27日、アメリカのバラク・オバマ大統領が被爆地、広島を訪れました。オバマ大統領の17分にも及ぶスピーチを聴いているうちに、「こんなことが本当に実現したのだ・・」とこみ上げる涙を抑えることができませんでした。
参考 オバマ大統領 広島での演説全文(和訳)
演説も、お読みいただけたらと思います。
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2016/obama/obama_speech_in_hiroshima.html
(池上氏)40年前、私はNHKの広島放送局呉通信部に記者として勤務し、多くの被爆者を取材しました。しかし、その人たちはもうほとんどこの世にいません。「アメリカの大統領が、いつか広島に来てくれたらいいねぇ」と夢物語のように語り合ったあの日、彼らにこの光景を見せたかったのです。
(被爆者の)森重昭さんが思わず方を傾けると、オバマ大統領が抱きしめるような形になりました。”歴史的抱擁”でした。
オバマ前大統領は、2009年、チェコのプラハで演説しました。「核兵器を使った国」の大統領として、「世界から核兵器をなくすための道義的責任がある」と語り、ノーベル賞を受賞しました。
あれから8年が経ちました。世界を見てみれば核兵器は全く減っていません。
あのプラハでの演説は何だったのか、という思いが残ります。オバマ前大統領も忸怩(じくじ)たる思いがあったのではないでしょうか。ここ数年、ウクライナ、シリア問題などをきっかけに、アメリカはロシアとの関係が悪化し、「新しい冷戦の幕開け」とも言われました。オバマ大統領は、関係が冷え込んでいたイランとの核開発の制限に関する合意に達し、キューバと国交を正常化しました。(キューバとの国交はロシア包囲網の意味もあると思われます)
●日本赤軍が起こしたテルアビブ空港乱射事件
4回の中東戦争で、アラブ人が土地を奪われ、230万人とも言われるパレスチナ難民が生まれました。やがて、パレスチナ側からイスラエルに対する抵抗運動が起こります。有名なのがPLO(パレスチナ解放機構)です。PLOがイスラエルに対するテロを繰り返すようになります。
それに共鳴したのが日本赤軍です。日本赤軍は、パレスチナを応援するためにイスラエルへ行き、若者3人がテルアビブ空港で銃を乱射。無差別殺人事件を起こします(死亡者26人 負傷者73人)。過激なテロで初めてパレスチナ問題に目が向くようになったのです。
●トランプ政権誕生で、イスラエルが暴走?
ドナルド・トランプ大統領は、2016年の選挙中「われわれはイスラエルのアメリカ大使館をユダヤ人の永遠の首都エルサレムに移転させる」と主張していました。もし本当にそんなことをしたら、中東はどうなってしまうのか。少なくとも紛争は避けられないでしょう。
エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地です。第2次大戦後、パレスチナをユダヤ人の土地とアラブ人の土地に分けようと国連の分割案が決議されました。エルサレムは3つの宗教の精緻なので、どこの国にも属させず、国際管理しようと決めました。この決議に基づいて「イスラエル」という国ができたのです。このときテルアビブを首都にしたので、各国は大使館をテルアビブにおいています。
第3次中東戦争でイスラエルがエルサレムを占領後、イスラエルはエルサレムを首都と主張、先のトランプ発言はこれを認めたことになり、アラブ諸国が反発することになります。
ユダヤ人はアメリカに多くおり、とくに金融業界で成功しているので、政治家に多額の献金をしています。ユダヤ人はアメリカの政界に大きな影響力を持っています。
これまでイスラエルはパレスチナ側の土地に入植を繰り返してきましたが、トランプ政権の誕生を期にイスラエルが一気に入植活動を活発化させる気配です。
1974年の第4次中東戦争後、世界は協力して揉め事を起こさないようにしてきましたが、トランプ大統領の政策でまたこの戦争が勃発する可能性が出てきました。
参考記事
イスラエル入植地建設に懸念 声明発表 毎日新聞2017年2月3日
.http://mainichi.jp/articles/20170204/k00/00m/030/087000c
入植者によるパレスチナ人との衝突も起こっています。
エルサレム 「聖地」衝突続く イスラエルとパレスチナ 毎日新聞2017年7月25日
.https://mainichi.jp/articles/20170726/k00/00m/030/141000c
(上記リンク記事より)
イスラエルが「聖地の管理」を変更しようとしているとして、パレスチナ側が反発。
7月21日には、エルサレム旧市街やパレスチナ自治区ヨルダン川西岸各地で大規模な抗議行動。イスラエル治安部隊との衝突でパレスチナ人3人が死亡、約400人が負傷。
21日にはパレスチナ人がユダヤ人入植地に侵入し、3人を刺殺する事件が起きた。23日には、ヨルダンのイスラエル大使館敷地内で、イスラエルへの反発が原因とみられる襲撃事件が発生。
◆イスラエル・パレスチナ間の衝突の歴史◆
1948年 パレスチナでユダヤ人国家イスラエル建国
1967年 第3次中東戦争でイスラエルがガザ地区とヨルダン川西岸、東エルサレムを占領
1987年 第1次インティファーダ(反イスラエル闘争、~93年)
パレスチナ人が投石やデモなどの草の根的な抗議活動を開始。イスラエル軍が武力鎮圧に動き、双方合わせて千数百人が死亡
1993年 オスロ合意で西岸とガザでのパレスチナ人の暫定自治を認める
1995年 オスロ合意に調印したイスラエルのラビン首相が極右ユダヤ人青年に暗殺される
2000年 第2次インティファーダ(~05年) イスラエルの右派政党リクードのシャロン党首が、エルサレムのイスラム、ユダヤ両教の聖地を強行訪問。パレスチナ人武装組織各派とイスラエル軍との間で武力衝突に発展。双方の死者は計4000人以上に
2005年 イスラエル・パレスチナ首脳が「暴力停止」で合意。イスラエルがガザから撤退
2015年 パレスチナ・イスラエル間の衝突が再燃。パレスチナの若者が、刃物などでユダヤ人を襲撃する事件が続発
(リンクより抜粋以上)
●ロシアは自国の国境問題に、非常に神経質になっている。
これには、ナチス・ドイツにポーランドから国境を攻められ、第二次大戦で最多(2700万人とも言われる)犠牲者を出したことのトラウマがあるといわれています。
実際、下記リンクにあるように、モスクワからわずか600㎞、それも核兵器や化学兵器がたくさんあるウクライナがとられることはロシアが滅びかねない危機になる。一方で、ロシアは世界最大の核弾頭保有国である。(啓示では公開の倍の1万5千発ほど)
ロシアを追い込むと世界が破滅になりかねない という啓示、話がありました。
北朝鮮でも、ポーランドでも、米軍やNATOが入れば、ロシアは国境で米軍と接することになり、ロシアにとっての危機、緊張を一気に高めることになってしまいます。
諸外国がロシアを追い込むと、世界の壊滅に繋がりかねないことについて
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
●バルカン半島、ポーランド、北欧、地中海などで、ロシアとNATOの戦争が起こりかねないことについて
これらの地域は、元々世界大戦を起こしかねない要因があるため、今後もこれらの場所が第三次世界大戦の引き金になりかねない状況があります。
今、①バルカン半島、②ポーランド、ブルガリア、ノルウエー、地中海など、これまで第1次、第2次世界大戦が勃発した場所と同じうなところで緊張化の動きがあります。
(いずれも、他民族、小国家があり、民族の不満がくすぶり、それを背後で支援する大国の対立が起こりやすく、第1次、第2大戦が勃発したと言われます。)
多くの民間人の犠牲を出した世界大戦も、冷戦も、民族、宗教対立を、大国が後ろから支援することで起こっています。
アメリカのベトナム戦争(アメリカが疲弊。兵士に使った麻薬、その経済が戦後もベトナム、メキシコに波及)でも、ソ連のアフガン侵攻(ソ連が疲弊。戦後も兵士に使った麻薬や戦争がアフガンに残留)でも、大国の介入でおこり、その後、対立を放置し、あるいは支援し、タリバン、アルカイダ、ISが誕生する結果となっています。
特に米国とソ連が、朝鮮戦争や、ベトナム、パキスタン、アフガニスタンなどで冷戦や侵略をし、当地の民族紛争を放置して撤退し、宗教、民族対立を煽り、激しくさせたところに、21世紀の、今のテロの問題の元凶があります。
宗教、民族対立を利用して、大国が後ろで操り利権を争う、そういう愚行の連鎖は、21世紀にはいいかげんやめにしたいものです。
(戦争や争いを企てている者は、武器利権や、他民族・地域の支配権、権利、資源のために起こしているのでしょうが、一般人にとっては、他民族、他宗教への憎しみ、犠牲の連鎖にしかなりません。無作為に、命ある人間が犠牲になってしまいます。
国家や為政者による、軍産利権による他国への憎しみ、対立への誘導、洗脳にあおられず、争いを回避することが、求められています。)
「EUvsロシア」に中国も参戦 「欧州の火薬庫」バルカンめぐる綱引き活発に
産経新聞2017.7.26
http://www.sankei.com/world/news/170726/wor1707260001-n1.html
そして現時点においては、欧州、バルカン半島、どちらもロシア包囲網の意味合いが強いです。ロシアを意図的に追い込むことの危険性を、各国や国民が知るべきと考えます。
ポーランド、ブルガリア、ノルウエー、地中海(フランス、ギリシャ、イタリア、スペイン、トルコ、米国)などに、対ロシアとして、NATO,米軍が展開 Trendes Wacher12.03.2017
https://www.trendswatcher.net/112016/geoplitics/nato%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E6%BC%94%E7%BF%92%E3%81%A7%E7%B7%8A%E5%BC%B5%E3%81%8C%E9%AB%98%E3%81%BE%E3%82%8B%E6%AC%A7%E5%B7%9E/
この記事は、政治経済担当をしているA.Cによる情報紹介の記事です。