日本のコロナ対応と、高齢者への肺炎対処に注意すべきことについて
- 2020/05/02
- 18:41
新型コロナ対応について、日本のPCR検査数は、OECD(経済協力開発機構)4月28日の調査で、加盟36ヵ国中35位と、先進国として、不思議なほど検査数が低い状況が続いています。(現在日本は1日で3千件程度、イギリスでは検体提供数1日10万人達成との報道があります。)日本は、すでに1日1万人の検査を実施してた韓国をモデルに、検査を増やすべきです。PCR測定機械は一般の大学や研究機関、民間の検査企業にかな...
新型コロナ対応について、日本のPCR検査数は、OECD(経済協力開発機構)4月28日の調査で、加盟36ヵ国中35位と、先進国として、不思議なほど検査数が低い状況が続いています。
(現在日本は1日で3千件程度、イギリスでは検体提供数1日10万人達成との報道があります。)
日本は、すでに1日1万人の検査を実施してた韓国をモデルに、検査を増やすべきです。
PCR測定機械は一般の大学や研究機関、民間の検査企業にかなりの台数があり、民間活用に広げれば相当な数の検査が可能とされています。
検査の判断も、厚労省が制限するような、保健所経由、「帰国者・接触者外来」の医師のみならず、多くの民間、かかりつけ医が判断できるようにし、検査数を増やすべきです。早期に実態を把握し、(ホテルなどに)隔離することが大切だと思います。
また、胸部レントゲン、35分で可能な「LAMP法」、パルスオキシメーターなど簡易なデータも活用すべきです。
日本でこうも検査数が少ないのは、(オリンピック前に特に言われていましたが)感染者数を少なく見せるため、また、検査利権、データの独占が目的ではないかという見方があります。
また、専門家会議メンバーが所属する組織に戦前から引き継がれてきた「臨床軽視・研究至上主義」と「情報秘匿体質」体質のためとも指摘されています。
上昌広医師が緊急告発! 旧陸軍細菌戦研究機関、731部隊の亡霊 「専門家会議」の大罪
https://mainichi.jp/sunday/articles/20200312/org/00m/010/002000d
治療薬についても、日本で200万の備蓄がある富山製薬の「アビガン」や、アメリカでは「ヒドロキシクロロキン」などが有効性を示すデータが出ており、ドイツやイタリア、インドネシアなど30国以上が日本に「アビガン」の提供を求め、その国々で使われていますが、日本では、アビガンの使用がまだ見込めないような状況です。
今回のコロナで、海外諸国がアビガンを評価する中で、日本でアビガン導入が遅れ、中国では副作用の危険性から、治験中止となったレムデシビルが使われようとしているのは、欧米製薬業界の圧力による可能性があります。
政府が特例認可を発表したレムデシビルは、肝臓腎臓への副作用で中国で治験中止、4分の1に腎機能低下などの重い副作用が報告されているとのことです。
開発者の白木公康氏によれば、アビガンの副作用は、人間に対しては、副作用は尿酸値が上がる程度で、重篤なものは報告されれておらず、動物実験で奇形児が発生したため、妊婦へのインフル治療への投与が禁止されているとのことです。
アビガンは、「早期に投与すれば重篤化は避けられる」、「呼吸困難が出てからでは遅すぎる」とのことです。
発症して6日以内で肺炎症状がある人には投与を検討すべきとのことです。
「アビガン」は新型コロナに本当に効くのか?開発者に聞いた
4/19(日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/de99188693663307bfd9e9c811b5fe0b04369105
「命救う薬に」コロナへの効果期待 アビガン開発者に聞く
2020年4月13日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041302100024.html
海外に比べ、特に日本政府は、検査数、アビガンなどについて、腑に落ちない言行不一致の対応が見られますが、政府関係者・厚労省が自分たちの利権にからみ、国民の命を守ることが後手になることは決してあってはならないと思います。
これまでの天下りや(国内外の)利権で動く傾向を持つ、官僚組織を変えていかないといけないと思います。
きれいごとでなく、日本政府が、国内外の利権でなく、国民のために動けるシステムをつくるべきです。
また、この数年、日本だけ高齢者の誤嚥性肺炎による死亡者数が増加しており、今後、コロナだから仕方ないとして、犠牲者が異常に増えてしまわないよう、国民やメディアは、高齢者の、特に肺炎などの治療について注意する必要があります。
というのも、他の先進国に比して日本のみが誤嚥性肺炎の年齢調整死亡率が急増している状況があり、
「肺炎の治療に関して、積極的な治療を行わず、緩和ケアだけを行うケースも生じることになる。肺炎や誤嚥性肺炎による死亡者の今後の動向を注視していく必要がある」と、制度要因ともいえる増加を危惧する報告があるからです。
日本における高齢者肺炎の死亡率上昇について
2020/02/12
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-226.html
この記事は、政治経済記事を担当しているA.Cによるものです。
(現在日本は1日で3千件程度、イギリスでは検体提供数1日10万人達成との報道があります。)
日本は、すでに1日1万人の検査を実施してた韓国をモデルに、検査を増やすべきです。
PCR測定機械は一般の大学や研究機関、民間の検査企業にかなりの台数があり、民間活用に広げれば相当な数の検査が可能とされています。
検査の判断も、厚労省が制限するような、保健所経由、「帰国者・接触者外来」の医師のみならず、多くの民間、かかりつけ医が判断できるようにし、検査数を増やすべきです。早期に実態を把握し、(ホテルなどに)隔離することが大切だと思います。
また、胸部レントゲン、35分で可能な「LAMP法」、パルスオキシメーターなど簡易なデータも活用すべきです。
日本でこうも検査数が少ないのは、(オリンピック前に特に言われていましたが)感染者数を少なく見せるため、また、検査利権、データの独占が目的ではないかという見方があります。
また、専門家会議メンバーが所属する組織に戦前から引き継がれてきた「臨床軽視・研究至上主義」と「情報秘匿体質」体質のためとも指摘されています。
上昌広医師が緊急告発! 旧陸軍細菌戦研究機関、731部隊の亡霊 「専門家会議」の大罪
https://mainichi.jp/sunday/articles/20200312/org/00m/010/002000d
治療薬についても、日本で200万の備蓄がある富山製薬の「アビガン」や、アメリカでは「ヒドロキシクロロキン」などが有効性を示すデータが出ており、ドイツやイタリア、インドネシアなど30国以上が日本に「アビガン」の提供を求め、その国々で使われていますが、日本では、アビガンの使用がまだ見込めないような状況です。
今回のコロナで、海外諸国がアビガンを評価する中で、日本でアビガン導入が遅れ、中国では副作用の危険性から、治験中止となったレムデシビルが使われようとしているのは、欧米製薬業界の圧力による可能性があります。
政府が特例認可を発表したレムデシビルは、肝臓腎臓への副作用で中国で治験中止、4分の1に腎機能低下などの重い副作用が報告されているとのことです。
開発者の白木公康氏によれば、アビガンの副作用は、人間に対しては、副作用は尿酸値が上がる程度で、重篤なものは報告されれておらず、動物実験で奇形児が発生したため、妊婦へのインフル治療への投与が禁止されているとのことです。
アビガンは、「早期に投与すれば重篤化は避けられる」、「呼吸困難が出てからでは遅すぎる」とのことです。
発症して6日以内で肺炎症状がある人には投与を検討すべきとのことです。
「アビガン」は新型コロナに本当に効くのか?開発者に聞いた
4/19(日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/de99188693663307bfd9e9c811b5fe0b04369105
「命救う薬に」コロナへの効果期待 アビガン開発者に聞く
2020年4月13日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041302100024.html
海外に比べ、特に日本政府は、検査数、アビガンなどについて、腑に落ちない言行不一致の対応が見られますが、政府関係者・厚労省が自分たちの利権にからみ、国民の命を守ることが後手になることは決してあってはならないと思います。
これまでの天下りや(国内外の)利権で動く傾向を持つ、官僚組織を変えていかないといけないと思います。
きれいごとでなく、日本政府が、国内外の利権でなく、国民のために動けるシステムをつくるべきです。
また、この数年、日本だけ高齢者の誤嚥性肺炎による死亡者数が増加しており、今後、コロナだから仕方ないとして、犠牲者が異常に増えてしまわないよう、国民やメディアは、高齢者の、特に肺炎などの治療について注意する必要があります。
というのも、他の先進国に比して日本のみが誤嚥性肺炎の年齢調整死亡率が急増している状況があり、
「肺炎の治療に関して、積極的な治療を行わず、緩和ケアだけを行うケースも生じることになる。肺炎や誤嚥性肺炎による死亡者の今後の動向を注視していく必要がある」と、制度要因ともいえる増加を危惧する報告があるからです。
日本における高齢者肺炎の死亡率上昇について
2020/02/12
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-226.html
この記事は、政治経済記事を担当しているA.Cによるものです。