SDGs(持続可能な開発目標)について
- 2019/10/17
- 07:44
SDGs(エス・ディー・ジーズ)という言葉について紹介したいと思います。SDGsは、持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals)の略で、2030年までに、先進国も新興国、途上国、国、企業もNPO、個人も、あらゆる垣根を越えて協力し、より良い未来をつくろうと2015年に国連で採択された、17の目標と169のターゲットのことです。SDGsとは イマココラボHP (17の目標などの概説) https://imacocollabo.or.jp/about-s...
SDGs(エス・ディー・ジーズ)という言葉について紹介したいと思います。
SDGsは、持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals)の略で、2030年までに、先進国も新興国、途上国、国、企業もNPO、個人も、あらゆる垣根を越えて協力し、より良い未来をつくろうと2015年に国連で採択された、17の目標と169のターゲットのことです。
SDGsとは イマココラボHP (17の目標などの概説)
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/
持続可能な開発目標 ウイキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%81%E7%B6%9A%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%9B%AE%E6%A8%99
この目標は、3年かけて世界中の様々な立場の人が協議を重ね、世界から1000万人の人々がオンライン調査を経てつくられています。
(地球に生きる人なら感じていると思うのですが)特に今世紀に入って、気候変動が猛烈なスピードで変化し、人々の暮らしを直撃し、貧富の差が広がり、紛争が増え、難民・避難民が、第二次大戦以降、最高の水準の数になっています。
SDGsは、このままではこの美しい地球を子・孫・ひ孫の代につなげていけない、という強い危機感のもとに「経済」、「社会」、「環境」の面から、「誰一人置き去りにしない」あらゆる形態の貧困に終止符を打つという、国連加盟国が締結する社会契約です。
そして、この目標は、今までの取り組みの継続でなく、未来からの視点、例えば「2030年には、一人あたりの食品廃棄物が半減している」状況にするためにはどうすればよいかと、未来から現在の解決策を考える(バックキャスティング)ことが大きな特徴となっています。
人類や各国が、延々と(ペットボトルや、排気ガス、化学物質などの)有害物質を地球に埋め、散らす産業ではなく、例えば産業や価値の優先順位を変え、同じ「投資」でも、環境や自然を守り、貧困や差別をなくす取組が必要ですし、皆が教育を受けられ、人絹を守り、健康でいられるようにするなど、人権や産業の転換について、SDGsはあらゆる関係者が関わり、取り組もうというものです。(内容は上記リンクの17の目標、169のターゲットなどを見て頂けたらと思います。)
地球環境を左右する力を持つ、20世紀、21世紀の人類は、もっと自分の力や役割に意識的に生きなければならないと思います。自分さえ、自分の儲けだけ、今だけ、自分だけの視点で今の産業が続けば、毒物を輩出し、自然を壊し、地球をだめにしてしまいます。
そうなれば、助け合いなどままならず、一般の人の健康や生活は害され、人口の数パーセントが水や食糧を奪い合う社会になってしまいます。そんな世の中を意図せずつくってよいのでしょうか。
たとえば、「戦争や環境破壊のビジネスに投資するか」、「互いが持続できるビジネスに投資を促すか」で、人類の運命は変わっていきます。
まさに我々の能力は使いようで人類自らの運命が変わることから、能力を使う「意識」の変革こそが最も必要だと思います。
これまで人類は、核兵器、化学兵器、さまざまな有害物質を作り、人間が英知を結集しなくては、その分解や無害化は困難です。
原発一つ、備蓄基地一つでもそうですが、現時点では、震災などが生じた際、これが漏れ出し、危機に陥る可能性があります。
そういう、危うい基盤の上に人間社会は存在しています。
人類が英知を集め、これらを取り除く、浄化する取り組みに、皆が協力すべきです。先進国や市民や知った人が意識的にリードし、意識喚起、技術的取組を進めることが必要です。
そのようなことに向けて関係者の気づきを促し、取り組み方法を集めていく一つの大きな方法がSDGsだと思います。
そして、これまでの歴史の経緯を調べると、格差や貧困こそが、紛争やテロなど、争いの大きな原因となることがわかっています。
海外企業などが、アジア、アフリカの国に入り、低賃金でかつ環境破壊をするビジネスが横行し、また、他国が、入った国の民族・宗教対立を煽り、植民地時代から続く支配を維持しているケースもあります。
(私は、これを変えていくには、入植された国の人をはじめ、これらを知り、変えようという意識、国際的な連携、継続した取組が必要だと思います。地元民、当事者、関係者の真剣な思いが必要だと思います。)
私は、格差や不満を利用し搾取する、ビジネスモデルを続ける先進国や企業者の「意識」こそが、現状をもたらす最大の原因だったのではと思います。現状を変えるために、市民が知識を持ち、気づいて動くことが必要だと思います。
インターネット社会では、知識の普及が以前より容易で、市民の気づきを促すことはできるのではないでしょうか。
1者が奪うだけでは、環境も、命も存続は難しいです。(生物多様性の仕組と同じです)
これまで、環境に無自覚な文明が木を伐採し、地球を砂漠化してきたことも事実です。
人類はそれを自らの文明で続け、今、地球の将来が人類にかかっています。
この、人類の、特に力を持つ者たちの意識が変わっていくこと、かつてヨーロッパなどでは、80年代の非核化や、近年の農薬使用などに、草の根の市民の意識的な動きが大きな役割を果たしましたが、そのような意識的な市民の意思表示、世界の仕組みを変えていく取組が必要で、世界のリーダーたち、金融や資源、技術をもつものたちも、搾取型、支配型でなく、多種多様な者が助け合うような共生型に変えていくべきだと思います。そのほうが、理にかなっており、持続可能で自然だからです。
人類が、貧困や犠牲の上に成り立つこれまでのビジネスを続ければ、その不安定さや地球への影響から、地球に住む命が存続できなくなるリスクが非常に高くなります。
そのためにどうしても必要なのは、繰り返しで恐縮ですが、やはり人間の意識改革です。
資金や技術、人々の取組が協力して集まるような仕組みです。
しっかりした意識改革のために、これまで、人類の無知がもたらしたものを徹底的に知るべきです。
下記は、インターネットからの動画や書籍の紹介ですが、貧困や無知、人類のビジネスの現状の状況を少しでも知っていただきたいと思います。そして一人でも多くの人が意識改革に向け、真剣に語っていただきたいです。
(日本人が陥りがちですが、すましている場合ではありません。真剣さ、真摯さが人を動かします。)
環境問題は、日々考えるくらい、自然な意識にもっていくことが大切です。
もっと意識的なCMや番組も各国で流してほしいです。
人類がいままでどのようなことをしてきたかをよく知ることが大切だと思います。
そのために下記の情報なども参考にしていただけたらと思います。
SDGsなどの取り組みも、この意識や取り組みをを世界的にすすめようという、今起こっている動きです。
ダーウィンの悪夢
https://www.youtube.com/watch?v=Dl_xCfHg3iY
百年の愚行
一部画像 https://www.cinra.net/news/gallery/72117
書籍
https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%84%9A%E8%A1%8C-ONE-HUNDRED-YEARS-IDIOCY/dp/4901818007
すべての人や命を大事にする方向が、結局、全体の発展、持続につながります。
目先の投資、利益で地球や人をだめにするのでなく、持続的な考えで社会を育て、持続的に発展するための、意識改革が必要です。そのため意識改革の取組を、いろんなメディアや手法で広げてほしいと思います。
参考記事
(格差や民族対立が紛争の原因となっていることについて)
南沙、西沙、東南アジアの民族紛争の状況について
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-150.html
(世界の核弾頭数などについて)
アメリカ、ロシアなど核保有国は核軍縮すべきで、可能であることについて
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-182.html
地球環境を守るために何をしたらよいのかについて その1
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-113.html
地球環境を守るために何をしたらよいのかについて その2
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-129.html
この記事は、政治経済担当のA.Cによるものです。
SDGsは、持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals)の略で、2030年までに、先進国も新興国、途上国、国、企業もNPO、個人も、あらゆる垣根を越えて協力し、より良い未来をつくろうと2015年に国連で採択された、17の目標と169のターゲットのことです。
SDGsとは イマココラボHP (17の目標などの概説)
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/
持続可能な開発目標 ウイキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%81%E7%B6%9A%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%9B%AE%E6%A8%99
この目標は、3年かけて世界中の様々な立場の人が協議を重ね、世界から1000万人の人々がオンライン調査を経てつくられています。
(地球に生きる人なら感じていると思うのですが)特に今世紀に入って、気候変動が猛烈なスピードで変化し、人々の暮らしを直撃し、貧富の差が広がり、紛争が増え、難民・避難民が、第二次大戦以降、最高の水準の数になっています。
SDGsは、このままではこの美しい地球を子・孫・ひ孫の代につなげていけない、という強い危機感のもとに「経済」、「社会」、「環境」の面から、「誰一人置き去りにしない」あらゆる形態の貧困に終止符を打つという、国連加盟国が締結する社会契約です。
そして、この目標は、今までの取り組みの継続でなく、未来からの視点、例えば「2030年には、一人あたりの食品廃棄物が半減している」状況にするためにはどうすればよいかと、未来から現在の解決策を考える(バックキャスティング)ことが大きな特徴となっています。
人類や各国が、延々と(ペットボトルや、排気ガス、化学物質などの)有害物質を地球に埋め、散らす産業ではなく、例えば産業や価値の優先順位を変え、同じ「投資」でも、環境や自然を守り、貧困や差別をなくす取組が必要ですし、皆が教育を受けられ、人絹を守り、健康でいられるようにするなど、人権や産業の転換について、SDGsはあらゆる関係者が関わり、取り組もうというものです。(内容は上記リンクの17の目標、169のターゲットなどを見て頂けたらと思います。)
地球環境を左右する力を持つ、20世紀、21世紀の人類は、もっと自分の力や役割に意識的に生きなければならないと思います。自分さえ、自分の儲けだけ、今だけ、自分だけの視点で今の産業が続けば、毒物を輩出し、自然を壊し、地球をだめにしてしまいます。
そうなれば、助け合いなどままならず、一般の人の健康や生活は害され、人口の数パーセントが水や食糧を奪い合う社会になってしまいます。そんな世の中を意図せずつくってよいのでしょうか。
たとえば、「戦争や環境破壊のビジネスに投資するか」、「互いが持続できるビジネスに投資を促すか」で、人類の運命は変わっていきます。
まさに我々の能力は使いようで人類自らの運命が変わることから、能力を使う「意識」の変革こそが最も必要だと思います。
これまで人類は、核兵器、化学兵器、さまざまな有害物質を作り、人間が英知を結集しなくては、その分解や無害化は困難です。
原発一つ、備蓄基地一つでもそうですが、現時点では、震災などが生じた際、これが漏れ出し、危機に陥る可能性があります。
そういう、危うい基盤の上に人間社会は存在しています。
人類が英知を集め、これらを取り除く、浄化する取り組みに、皆が協力すべきです。先進国や市民や知った人が意識的にリードし、意識喚起、技術的取組を進めることが必要です。
そのようなことに向けて関係者の気づきを促し、取り組み方法を集めていく一つの大きな方法がSDGsだと思います。
そして、これまでの歴史の経緯を調べると、格差や貧困こそが、紛争やテロなど、争いの大きな原因となることがわかっています。
海外企業などが、アジア、アフリカの国に入り、低賃金でかつ環境破壊をするビジネスが横行し、また、他国が、入った国の民族・宗教対立を煽り、植民地時代から続く支配を維持しているケースもあります。
(私は、これを変えていくには、入植された国の人をはじめ、これらを知り、変えようという意識、国際的な連携、継続した取組が必要だと思います。地元民、当事者、関係者の真剣な思いが必要だと思います。)
私は、格差や不満を利用し搾取する、ビジネスモデルを続ける先進国や企業者の「意識」こそが、現状をもたらす最大の原因だったのではと思います。現状を変えるために、市民が知識を持ち、気づいて動くことが必要だと思います。
インターネット社会では、知識の普及が以前より容易で、市民の気づきを促すことはできるのではないでしょうか。
1者が奪うだけでは、環境も、命も存続は難しいです。(生物多様性の仕組と同じです)
これまで、環境に無自覚な文明が木を伐採し、地球を砂漠化してきたことも事実です。
人類はそれを自らの文明で続け、今、地球の将来が人類にかかっています。
この、人類の、特に力を持つ者たちの意識が変わっていくこと、かつてヨーロッパなどでは、80年代の非核化や、近年の農薬使用などに、草の根の市民の意識的な動きが大きな役割を果たしましたが、そのような意識的な市民の意思表示、世界の仕組みを変えていく取組が必要で、世界のリーダーたち、金融や資源、技術をもつものたちも、搾取型、支配型でなく、多種多様な者が助け合うような共生型に変えていくべきだと思います。そのほうが、理にかなっており、持続可能で自然だからです。
人類が、貧困や犠牲の上に成り立つこれまでのビジネスを続ければ、その不安定さや地球への影響から、地球に住む命が存続できなくなるリスクが非常に高くなります。
そのためにどうしても必要なのは、繰り返しで恐縮ですが、やはり人間の意識改革です。
資金や技術、人々の取組が協力して集まるような仕組みです。
しっかりした意識改革のために、これまで、人類の無知がもたらしたものを徹底的に知るべきです。
下記は、インターネットからの動画や書籍の紹介ですが、貧困や無知、人類のビジネスの現状の状況を少しでも知っていただきたいと思います。そして一人でも多くの人が意識改革に向け、真剣に語っていただきたいです。
(日本人が陥りがちですが、すましている場合ではありません。真剣さ、真摯さが人を動かします。)
環境問題は、日々考えるくらい、自然な意識にもっていくことが大切です。
もっと意識的なCMや番組も各国で流してほしいです。
人類がいままでどのようなことをしてきたかをよく知ることが大切だと思います。
そのために下記の情報なども参考にしていただけたらと思います。
SDGsなどの取り組みも、この意識や取り組みをを世界的にすすめようという、今起こっている動きです。
ダーウィンの悪夢
https://www.youtube.com/watch?v=Dl_xCfHg3iY
百年の愚行
一部画像 https://www.cinra.net/news/gallery/72117
書籍
https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%84%9A%E8%A1%8C-ONE-HUNDRED-YEARS-IDIOCY/dp/4901818007
すべての人や命を大事にする方向が、結局、全体の発展、持続につながります。
目先の投資、利益で地球や人をだめにするのでなく、持続的な考えで社会を育て、持続的に発展するための、意識改革が必要です。そのため意識改革の取組を、いろんなメディアや手法で広げてほしいと思います。
参考記事
(格差や民族対立が紛争の原因となっていることについて)
南沙、西沙、東南アジアの民族紛争の状況について
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-150.html
(世界の核弾頭数などについて)
アメリカ、ロシアなど核保有国は核軍縮すべきで、可能であることについて
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-182.html
地球環境を守るために何をしたらよいのかについて その1
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-113.html
地球環境を守るために何をしたらよいのかについて その2
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-129.html
この記事は、政治経済担当のA.Cによるものです。