日本が率先してプラスチックゴミを減らすことの大切さについて その1
- 2018/11/25
- 15:01
本当に、特に近年、大量消費・使い捨て国の日本をはじめ、世界でプラスチックゴミの海洋や自然への拡散・汚染が深刻化しています。これが魚類は人類が口にするものへ影響しています。2025年にはプラスチックが2015年と比較して10倍になると予測されており、プラスチックゴミを減らすことは、人類喫緊の課題です。(それにも関わらず、日本の企業は、コンビニでの食品パック、ペットボトル、飲食店のストロー、家庭の容器など使い捨...
本当に、特に近年、大量消費・使い捨て国の日本をはじめ、世界でプラスチックゴミの海洋や自然への拡散・汚染が深刻化しています。これが魚類は人類が口にするものへ影響しています。
2025年にはプラスチックが2015年と比較して10倍になると予測されており、プラスチックゴミを減らすことは、人類喫緊の課題です。(それにも関わらず、日本の企業は、コンビニでの食品パック、ペットボトル、飲食店のストロー、家庭の容器など使い捨てを推進し、プラスチックゴミを増やし続けています)
そこでプラスチックゴミがなぜ危険なのかについて、ネット上のサイトなどより説明したいと思います。
(プラスチックが分解せず、ずっと地球上に残ることについて)
筆子ジャーナルhttps://minimalist-fudeko.com/5-ways-to-reduce-plastic-waste/ より
プラスチックは生分解性がありません。
腐って、自然のものに戻れば、環境に負荷がかかりません。
ところが、現在、ふつうに使われているプラスチックは、腐りません。
小さくなっていきますが、プラスチックのまま存在し続けます。
腐らないので、プラごみを出せば出すほど、地球上にプラごみが増えていきます。
自分の家の中にどんどんゴミがたまっていき、外に出せない状態を想像してみると、その深刻さがわかるかもしれません。
海の中でプラごみが堆積している場所もあります。
プラゴミがゴミ捨て場にいっても、1000年ぐらいそこに存在し、ボトルから生体によくない化学物質が溶け出し、水や土壌を汚染します。
余計なプラごみを出さないほうが地球の未来のためによいのです
(抜粋以上)
(プラスチックゴミが毒を吸着することについて)
IDEAS FOR GOOD 社会をもっと良くする世界のアイディアマガジン
https://ideasforgood.jp/2018/06/08/plastics-matome/ より
プラスチックが、人類が海に捨てた農薬や潤滑油などの毒を吸着し、魚や人類の口に入ります。
使用済みプラスチックは、ゴミ処分場へいかなかったものは雨で流され最終的に海に流れ着く。そして、ものとの接触や紫外線の影響で劣化し、5ミリ以下のマイクロプラスチックとなる。洗濯バサミの白い粉などが、身近で劣化を確認できるわかりやすい例だ。
化学的被害
海水には、低濃度だが汚染物質が含まれている。汚染物質とは、かつて工業用途として使われていた農薬や潤滑油などのことである。今は禁止されていても、過去使われていものが海の中に残っているのだ。
汚染物質は、油と親和性がある。そのため、石油からできているプラスチックは海を漂う間に汚染物質を吸収しやすく、意図せず汚染物質を運んでいる。
これらは目には見えないが、確実に環境に悪影響を与えている。
物理的被害
海の中の魚が、マイクロプラスチックを食べてしまう問題もある。東京湾で釣った64匹のイワシのうち、80%にあたる44匹のイワシの体内からマイクロプラスチックが出てきたという調査結果もある。
油との親和性が高い汚染物質が、生物の脂肪に移り、体内に蓄積してしまうのだ。その生物の体にとってももちろん良くないが、それを私たち人間が食べていることを忘れてはいけない。
(抜粋以上です)
日本では、リサイクルは比較的進みましたが、以前に増して、日本は世界トップクラスの消費大国であり、今からプラスチック消費を減らす仕組みを進めていく(プラスチックを極力生産しない。紙容器など代替品を開発する、生産・使用させないよう国・企業に責任を負わせる取組をする。それに国、企業をあげて取り組むことが必要だと思います。
日本人一人が1年間にゴミを320kg、年間で一家庭で1~2トンのゴミを出しています。2015年のランキングは1位日本320kg 2位フランス180kg 3位ドイツ140kg 4位アメリカ100kgと日本がダントツです。
これは、使い捨て商品が増えたことが大きいのです。
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/eco110/answer/a0115.html
コンビニ、弁当、ペットボトルというビジネスが日本各地・世界各地にひろがっている実情も原因です。21世紀に入って、ゴミに占めるペットボトルが圧倒的に増えました。
それは、日本という国や企業が、地球や互いの命を守ることを後回しにし、利潤追求に走りすぎている面もあるかと思います。
(今さえよければ、自分さえよければ、みんながやってる、個や小さな命は潰しても企業には、自分には影響しないからいいや、というような今の日本のモラルの問題もあると思います。
その一方で、リサイクルなど、日本ではルールが決まり、明示化されれば、国民はそれを比較的遵守します。
ということは、日本が環境保全ルールにおいて、世界の最先端の水準となれば、世界各地で環境面で貢献できると考えます。
そのためにも、意識的な市民、政治家、官僚が連携して全国的なルールを実現していくべきです。)
日本は、戦後の物質への憧れが強かったためか、環境や社会のために企業に環境での責任を課すという意識は弱かったと考えます。まわりの環境が自分の身体や口から入ってくるという認識が弱いと思います。
また、日本は戦後、その経済力で世界各国の資源を消費し、ゴミや有害物質を輸出してきた面もあります。
あまり報道されませんが、中国へゴミを輸出し、途上国への廃棄物や有害物質輸出しつづけ、周辺国にも影響をもたらしてきました。
それらを認識し、日本が、国家、行政をあげてドイツや欧州、アメリカの意識的な州並みに環境の保全に意識を持ち取り組んでいけば、技術やその指導力などで、地球環境に貢献できることがたくさんあると思います。
そのために、市民、国民が知識を得ること、意識をもち働きかけることが必要だと思います。韓国や台湾などとの連携も有効です。
環境は、特殊な関心がある人のマイナー問題、放っていい問題ではなく、日本国民みんなの食、生存を左右する問題なのです。
そして、日本がゴミ削減にまじめに取り組めば、ゴミにかかるコスト削減、代替品、浄化技術ができれば、日本が必要とされ、持続していける可能性があります。
その2に続きます。
2025年にはプラスチックが2015年と比較して10倍になると予測されており、プラスチックゴミを減らすことは、人類喫緊の課題です。(それにも関わらず、日本の企業は、コンビニでの食品パック、ペットボトル、飲食店のストロー、家庭の容器など使い捨てを推進し、プラスチックゴミを増やし続けています)
そこでプラスチックゴミがなぜ危険なのかについて、ネット上のサイトなどより説明したいと思います。
(プラスチックが分解せず、ずっと地球上に残ることについて)
筆子ジャーナルhttps://minimalist-fudeko.com/5-ways-to-reduce-plastic-waste/ より
プラスチックは生分解性がありません。
腐って、自然のものに戻れば、環境に負荷がかかりません。
ところが、現在、ふつうに使われているプラスチックは、腐りません。
小さくなっていきますが、プラスチックのまま存在し続けます。
腐らないので、プラごみを出せば出すほど、地球上にプラごみが増えていきます。
自分の家の中にどんどんゴミがたまっていき、外に出せない状態を想像してみると、その深刻さがわかるかもしれません。
海の中でプラごみが堆積している場所もあります。
プラゴミがゴミ捨て場にいっても、1000年ぐらいそこに存在し、ボトルから生体によくない化学物質が溶け出し、水や土壌を汚染します。
余計なプラごみを出さないほうが地球の未来のためによいのです
(抜粋以上)
(プラスチックゴミが毒を吸着することについて)
IDEAS FOR GOOD 社会をもっと良くする世界のアイディアマガジン
https://ideasforgood.jp/2018/06/08/plastics-matome/ より
プラスチックが、人類が海に捨てた農薬や潤滑油などの毒を吸着し、魚や人類の口に入ります。
使用済みプラスチックは、ゴミ処分場へいかなかったものは雨で流され最終的に海に流れ着く。そして、ものとの接触や紫外線の影響で劣化し、5ミリ以下のマイクロプラスチックとなる。洗濯バサミの白い粉などが、身近で劣化を確認できるわかりやすい例だ。
化学的被害
海水には、低濃度だが汚染物質が含まれている。汚染物質とは、かつて工業用途として使われていた農薬や潤滑油などのことである。今は禁止されていても、過去使われていものが海の中に残っているのだ。
汚染物質は、油と親和性がある。そのため、石油からできているプラスチックは海を漂う間に汚染物質を吸収しやすく、意図せず汚染物質を運んでいる。
これらは目には見えないが、確実に環境に悪影響を与えている。
物理的被害
海の中の魚が、マイクロプラスチックを食べてしまう問題もある。東京湾で釣った64匹のイワシのうち、80%にあたる44匹のイワシの体内からマイクロプラスチックが出てきたという調査結果もある。
油との親和性が高い汚染物質が、生物の脂肪に移り、体内に蓄積してしまうのだ。その生物の体にとってももちろん良くないが、それを私たち人間が食べていることを忘れてはいけない。
(抜粋以上です)
日本では、リサイクルは比較的進みましたが、以前に増して、日本は世界トップクラスの消費大国であり、今からプラスチック消費を減らす仕組みを進めていく(プラスチックを極力生産しない。紙容器など代替品を開発する、生産・使用させないよう国・企業に責任を負わせる取組をする。それに国、企業をあげて取り組むことが必要だと思います。
日本人一人が1年間にゴミを320kg、年間で一家庭で1~2トンのゴミを出しています。2015年のランキングは1位日本320kg 2位フランス180kg 3位ドイツ140kg 4位アメリカ100kgと日本がダントツです。
これは、使い捨て商品が増えたことが大きいのです。
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/eco110/answer/a0115.html
コンビニ、弁当、ペットボトルというビジネスが日本各地・世界各地にひろがっている実情も原因です。21世紀に入って、ゴミに占めるペットボトルが圧倒的に増えました。
それは、日本という国や企業が、地球や互いの命を守ることを後回しにし、利潤追求に走りすぎている面もあるかと思います。
(今さえよければ、自分さえよければ、みんながやってる、個や小さな命は潰しても企業には、自分には影響しないからいいや、というような今の日本のモラルの問題もあると思います。
その一方で、リサイクルなど、日本ではルールが決まり、明示化されれば、国民はそれを比較的遵守します。
ということは、日本が環境保全ルールにおいて、世界の最先端の水準となれば、世界各地で環境面で貢献できると考えます。
そのためにも、意識的な市民、政治家、官僚が連携して全国的なルールを実現していくべきです。)
日本は、戦後の物質への憧れが強かったためか、環境や社会のために企業に環境での責任を課すという意識は弱かったと考えます。まわりの環境が自分の身体や口から入ってくるという認識が弱いと思います。
また、日本は戦後、その経済力で世界各国の資源を消費し、ゴミや有害物質を輸出してきた面もあります。
あまり報道されませんが、中国へゴミを輸出し、途上国への廃棄物や有害物質輸出しつづけ、周辺国にも影響をもたらしてきました。
それらを認識し、日本が、国家、行政をあげてドイツや欧州、アメリカの意識的な州並みに環境の保全に意識を持ち取り組んでいけば、技術やその指導力などで、地球環境に貢献できることがたくさんあると思います。
そのために、市民、国民が知識を得ること、意識をもち働きかけることが必要だと思います。韓国や台湾などとの連携も有効です。
環境は、特殊な関心がある人のマイナー問題、放っていい問題ではなく、日本国民みんなの食、生存を左右する問題なのです。
そして、日本がゴミ削減にまじめに取り組めば、ゴミにかかるコスト削減、代替品、浄化技術ができれば、日本が必要とされ、持続していける可能性があります。
その2に続きます。