中国の台頭、東南アジア諸国で規範を作り、中小国で安定させることの大切さついて
- 2018/11/15
- 07:43
中国が東南アジア、アフリカ、中東、太平洋、中南米など、各地での影響力が増す中、中国とASEANで南シナ海で規範を作る動きも出ています。この東南アジア諸国の連携が進み、ASEAN各国、東アジアの国々も連携して、各国がルール、正当性を持って、中国一強の影響を緩和し、抑制させ、テロ対策含めて、東南アジア地域が安定化してほしいと思います。背景には米中の覇権争い、対立があると思いますが、米国の煽りを受けない...
中国が東南アジア、アフリカ、中東、太平洋、中南米など、各地での影響力が増す中、中国とASEANで南シナ海で規範を作る動きも出ています。
この東南アジア諸国の連携が進み、ASEAN各国、東アジアの国々も連携して、各国がルール、正当性を持って、中国一強の影響を緩和し、抑制させ、テロ対策含めて、東南アジア地域が安定化してほしいと思います。
背景には米中の覇権争い、対立があると思いますが、米国の煽りを受けないことも一方で必要と思います。ASEAN諸国が連帯し、主導権を持つことが大切だと考えます。
そして、注目すべきは、今回の会議で、日本(安倍首相)が、「トランプ政権を念頭に保護主義的な政策の台頭に懸念を表明。中国の投資を受け入れた国が相次ぎ財政悪化に陥っている状況については、インフラ投資を受ける国に透明性や財務の健全性を求めた。アジア太平洋自由貿易圏構想の実現に向けて取り組む考えも示した」との報道がありましたが、大国、小国の主張・立場を知り、バランスをとることは、日本ならこそできうるし、そういう立ち位置で進めていくべきだと思います。
下記過去記事から解決案再掲(南シナ海関連)
行動規範をつくることを当面の目標にする(孫崎享 鳩山友起夫)
現状の区分けで折り合いをつけるのが現実的では(副島隆彦)
2002年11月に宣言されている「南シナ海における当事国の行動に関する宣言(DOC)」や、2008年のASEAN憲章に言及し、中国が重視してきた国連憲章にも触れ、武力行使や緊張をエスカレートさせないことを決め、領有や開発についても話し合う。国連憲章には内政不干渉や平和的解決がうたわれている。
ASEANから求められれば、日本や韓国が入るのもよいと考えられる。
仲裁裁判所がフィリピン政府に有利な裁定を下し続ける姿勢を崩さないようにすれば、中国は世界の国々から、外交・司法面での圧力にさらされ、輸入や輸出などの外交に大きく影響出る。裁定に逆らうことが中国側にとって不利であるということを実感させるようにする。一方で、孤立させないようにも配慮をする。中国の国民意識への配慮も必要。(共産党の意見とは異なる場合もある)
その意味で、中国の国民が、環境や衣食住に不安を感じていることも勘案し、諸国と関係悪化すると、外国産品を買などのデメリットも強調し、中国内部から動かす方法もありうる。
国民の情報化も活用し、味方につける方法もある。人々網、we chat 等のSNS。
緊張を回避し続ければ、徐々に学生や若年層等から情報化が進み、反日教育など互いの対立工作の影響が薄れていくとの啓示もある。
上記は、1,台湾、中国の関係について 2,南沙問題について(政策、対応案募集!)よりhttp://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-106.html
最近の報道 中国、南シナ海の行動規範「3年以内」の策定呼び掛け 期限言及は初
11/13(火) AFP
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000039-jij_afp-int
上記より抜粋
南シナ海の島々や海域の領有権をめぐっては、複数の国々が対立。この行動規範をめぐる協議も長期化しており、中国が影響力のより小さな国々との二国間交渉を好むために進展に遅れが出ているとの批判も出ている。
事実上、南シナ海全域の領有権を主張している中国は、係争中の岩礁で軍事基地の建設を進め、対立する国々の漁船や軍艦への威嚇を行っている。
同じく領有権を主張するベトナム、フィリピン、台湾や、これまで同域に最大規模の海軍力を誇示してきた米国との間で緊張が高まってきた。
シンガポールでの東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の開幕を前に演説した李首相は、「中国が願うのは、(行動規範)交渉が3年以内に妥結することだ。そうすれば、南シナ海の平和と安定の維持に貢献できるだろう」と述べた。
さらに李首相は、「わが国は覇権や拡大を追い求めてはいないし、今後するつもりもない。それはわれわれが決して行わないことだ」と断言し、「わが国が望むのは、近隣諸国と協和的な関係を築くことだ」と強調した。
【図解】南シナ海で各国が領有権を主張する海域
www.afpbb.com/articles/-/3093712?tmpl_skin=gallery&utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=p1&cx_rss=afp&cx_id=3197471
下記は過去記事になりますが、以前作成した、他の地域の対応策案について再度示します。
この機会にお読みいただけるとありがたいです。
3,尖閣問題について 4,北朝鮮問題について(政策、対応案募集!)
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-107.html
5,中東、IS関連の紛争について(政策、対応案募集!)
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-108.html
この記事はA.Cによる情報紹介含む記事です。
この東南アジア諸国の連携が進み、ASEAN各国、東アジアの国々も連携して、各国がルール、正当性を持って、中国一強の影響を緩和し、抑制させ、テロ対策含めて、東南アジア地域が安定化してほしいと思います。
背景には米中の覇権争い、対立があると思いますが、米国の煽りを受けないことも一方で必要と思います。ASEAN諸国が連帯し、主導権を持つことが大切だと考えます。
そして、注目すべきは、今回の会議で、日本(安倍首相)が、「トランプ政権を念頭に保護主義的な政策の台頭に懸念を表明。中国の投資を受け入れた国が相次ぎ財政悪化に陥っている状況については、インフラ投資を受ける国に透明性や財務の健全性を求めた。アジア太平洋自由貿易圏構想の実現に向けて取り組む考えも示した」との報道がありましたが、大国、小国の主張・立場を知り、バランスをとることは、日本ならこそできうるし、そういう立ち位置で進めていくべきだと思います。
下記過去記事から解決案再掲(南シナ海関連)
行動規範をつくることを当面の目標にする(孫崎享 鳩山友起夫)
現状の区分けで折り合いをつけるのが現実的では(副島隆彦)
2002年11月に宣言されている「南シナ海における当事国の行動に関する宣言(DOC)」や、2008年のASEAN憲章に言及し、中国が重視してきた国連憲章にも触れ、武力行使や緊張をエスカレートさせないことを決め、領有や開発についても話し合う。国連憲章には内政不干渉や平和的解決がうたわれている。
ASEANから求められれば、日本や韓国が入るのもよいと考えられる。
仲裁裁判所がフィリピン政府に有利な裁定を下し続ける姿勢を崩さないようにすれば、中国は世界の国々から、外交・司法面での圧力にさらされ、輸入や輸出などの外交に大きく影響出る。裁定に逆らうことが中国側にとって不利であるということを実感させるようにする。一方で、孤立させないようにも配慮をする。中国の国民意識への配慮も必要。(共産党の意見とは異なる場合もある)
その意味で、中国の国民が、環境や衣食住に不安を感じていることも勘案し、諸国と関係悪化すると、外国産品を買などのデメリットも強調し、中国内部から動かす方法もありうる。
国民の情報化も活用し、味方につける方法もある。人々網、we chat 等のSNS。
緊張を回避し続ければ、徐々に学生や若年層等から情報化が進み、反日教育など互いの対立工作の影響が薄れていくとの啓示もある。
上記は、1,台湾、中国の関係について 2,南沙問題について(政策、対応案募集!)よりhttp://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-106.html
最近の報道 中国、南シナ海の行動規範「3年以内」の策定呼び掛け 期限言及は初
11/13(火) AFP
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000039-jij_afp-int
上記より抜粋
南シナ海の島々や海域の領有権をめぐっては、複数の国々が対立。この行動規範をめぐる協議も長期化しており、中国が影響力のより小さな国々との二国間交渉を好むために進展に遅れが出ているとの批判も出ている。
事実上、南シナ海全域の領有権を主張している中国は、係争中の岩礁で軍事基地の建設を進め、対立する国々の漁船や軍艦への威嚇を行っている。
同じく領有権を主張するベトナム、フィリピン、台湾や、これまで同域に最大規模の海軍力を誇示してきた米国との間で緊張が高まってきた。
シンガポールでの東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の開幕を前に演説した李首相は、「中国が願うのは、(行動規範)交渉が3年以内に妥結することだ。そうすれば、南シナ海の平和と安定の維持に貢献できるだろう」と述べた。
さらに李首相は、「わが国は覇権や拡大を追い求めてはいないし、今後するつもりもない。それはわれわれが決して行わないことだ」と断言し、「わが国が望むのは、近隣諸国と協和的な関係を築くことだ」と強調した。
【図解】南シナ海で各国が領有権を主張する海域
www.afpbb.com/articles/-/3093712?tmpl_skin=gallery&utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=p1&cx_rss=afp&cx_id=3197471
下記は過去記事になりますが、以前作成した、他の地域の対応策案について再度示します。
この機会にお読みいただけるとありがたいです。
3,尖閣問題について 4,北朝鮮問題について(政策、対応案募集!)
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-107.html
5,中東、IS関連の紛争について(政策、対応案募集!)
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-108.html
この記事はA.Cによる情報紹介含む記事です。