北朝鮮の緊張を今回避することが、今後の東アジアの平和のために重要であることについて
- 2017/03/27
- 06:27
北朝鮮に関して改めて、現状やこれまでの啓示からも下記が大切であることを知っていただけたらと思います。・各種制裁には慎重になること。北朝鮮を転覆させると思われる行動は慎むこと。・日本の政権が国民をパニックで煽り、軍国化させないように注意が必要なこと。・アメリカや中国など関係国については北朝鮮との話し合いを進めた方がよいこと。特にアメリカが融和策や対話をすれば、事態が沈静化しうることを知ってほしいです...
北朝鮮に関して改めて、現状やこれまでの啓示からも下記が大切であることを知っていただけたらと思います。
・各種制裁には慎重になること。北朝鮮を転覆させると思われる行動は慎むこと。
・日本の政権が国民をパニックで煽り、軍国化させないように注意が必要なこと。
・アメリカや中国など関係国については北朝鮮との話し合いを進めた方がよいこと。
特にアメリカが融和策や対話をすれば、事態が沈静化しうることを知ってほしいです。
中国にとっても、難民問題などが発生すれば、国の安定維持が難しくなると考えられます。韓国も同様です。
アメリカなどは、この混乱を取引の材料にはしないほうがよいと考えます。
後述しますが、北朝鮮に関連し日本海などで武力衝突が起こると、思惑のある各国が軍事拡大し、2020年頃の東アジアの大戦争に流れてしまうという啓示があり、その意味でも北朝鮮の紛争は、何としても避ける必要があります。(啓示でなくても、第一次、第二次世界大戦も、このような緊張化と軍拡を経て起こっています。)
日本でも、世論を煽り、先制攻撃、軍事化、戦争への流れをつくる可能性もあります。他国への不満を煽り、国内統治を高めるのは、古今東西よく行われてきました。
その意味でも、マスコミや国民、関係者が今後起こりうるパニックの片棒を担がないことが大切になってきます。
「新たな段階に入った、ミサイル防衛だけではだめだ、攻撃だ」と、先制攻撃論に乗れば、東アジア戦争の動きを「自ら」つくることになってしまいます。
攻撃論、圧力論は、相手を追い込み、互いがぶつかるリスクを高めます。
そうさせないことが大事と考えます。
冷静な判断の一例として、2010年、北朝鮮と韓国のヨンビョン島で砲撃による犠牲者が4名発生し、韓国は、報復を検討したそうですが、米国が自制を求め、どうにか沈静化したそうです。
例えば、一発の飛来物が日本に落ちても沈静化できる場合と、報復や攻撃することとでは、その後の展開に雲泥の差が出ます。
過去の戦争からも、互いが報復すると、徐々に制御不能な動きになり、戦争に至る場合が多いのです。
やったから、やられたから、危ないからと、恐怖や報復心にかられ、反撃や攻撃をしないこと、落ち着くこと。
その一方で、緊張や行動を放置せずに、あきらめずに、各国や関係者が緊張回避に向けて動き続けることが大切だと考えます。
特に、米国や中国、ロシア、韓国には駆け引きでなく、慎重な対応をとってほしいです。気がついたらお互いが衝突しないように。
放置し、エスカレートすると後戻りが難しくなっていきます。
またあの朝鮮戦争のようになってしまうと、300万人とも400万人とも言われる人命を失い、また数十年以上の恨みを背負います。今は当時と子となり、様々な兵器も発達しています。
どうか先制攻撃論、報復論などで、国民が一時の感情にあおられ、緊張化へ流されないよう、市民レベルで注意したほうがよいです。
改めて、以前の啓示を、注意喚起として、下記に示しておきます。
ほんとうに、このような動きにならないよう、注意です。
現在の状況について 2017年3月6日 より 北朝鮮関連
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-3016.html
今年から来年にかけて北朝鮮の暴走による、日本海側での軍事衝突の発生の可能性が高くなってくる。
今、北朝鮮や日本海で、戦争が起これば、その後各国軍事化への準備をし、緊張が高まり、2018年後半~2020年頃、日本・韓国・北朝鮮・中国、アメリカが関わる本格的な戦争が起こる可能性が非常に高くなる。
また、今後、北朝鮮が、日本海側にミサイルを発射し、それが日本国内の内陸に着弾する可能性がある。
そのミサイルには、核弾頭は積んではいないが、日本列島に着弾したことによって日本国内に相当な緊張が走る。
(安倍政権は、これを軍国化への法改正のチャンスとし利用する)
このことから、政治問題を含めて 法律が一気に変わり、戦争へ、軍事衝突への流れが生まれる。日本海側に展開している自衛艦、アメリカ艦隊、韓国艦隊などは、軍事的な防衛体制の監視をかなり強化し反撃する体制をとり、いつでも攻撃できる態勢となる。戦争寸前の状態に陥る。
その緊張の中で、再び北朝鮮が強引な行動を起こす事によって軍事衝突が起きてしまう。
一旦は、他の国々の押さえで戦争への流れは収まるが、来年の秋以降に改めて本格的な戦争につながる流れがある。
これらの動きにより、2018年後半~2020年のアジア戦争に繋がる可能性が高い。その意味で、今の北朝鮮の緊張回避は非常に重要である。
下記は、政治経済ブログからです。
制裁より、国際的に取り込むことが、むしろ緊張回避に繋がるとの内容です。
(東ドイツなどの過去事例から見ても、そうだと考えます)
こころのかけはし ブログ 政治・経済チーム記事より 2016/06/04
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
「21世紀の戦争と平和」孫崎享著2016年6月 (P259等)より
経済的制裁で(北朝鮮の)独裁政権が倒れることはありません。皮肉なことですが逆に政権を強くします。
(経済制裁が行われると)全体主義国家では、食べ物を確保することにすら、政権への忠誠度がますます影響するようになるでしょう。
経済が困窮すれば、(国のしめつけが増し)なんでもない物資の調達にさえ(国民の)服従がむしろ浸透してしまうのです。
戦争状態が続いていることすら、政権にとって有利なのです。
北朝鮮を見ればまさにそうです。西側諸国の制裁が強まるほど、人民は生活を維持するために政権支持を表明しなければなりません。そして、政治的に反対する者を、国難の中で反逆者として処刑することも簡単です。これが、いま北朝鮮で起こっていることではないでしょうか。
(抜粋以上ですが、これからすると、北朝鮮を孤立させず、経済的に巻き込みながら、緊張緩和の方向にもっていくことが、戦争をさせないためには有効ということになります。戦前の日本が戦争した大きな要因は、金解禁などによる貧窮や諸国の経済制裁だったと言われます。)
朝鮮半島で戦争が勃発すれば、万単位の難民が発生すると考えられます。
その意味で、怒りと復讐の気持ちを抑え、国民、人道支援の視点でそれを回避しようと働きかけることはできるのではないかと思います。
「日本人のための戦略的思考入門」孫崎享 2010年9月10日 p245等より
・北朝鮮の最大の懸念は軍事的攻撃を受け、自国、ないし体制の崩壊を図られることである。したがって、北朝鮮の体制崩壊を軍事的に図ると見られる行動は慎む。
・あわせて、できるだけ北朝鮮を国際社会の中で孤立させない状況を作る。
・経済的に、国際社会の中に組み込む。これによって、中国と同様、北朝鮮が軍事的行動を行うことによって被る被害が、軍事的行動による利益よりも大きい状況を作る。
(戦争しない方が、被害を受けない、経済的メリットがあるという状況をつくる、認識させる、ということです。)
過去記事などから以上ですが、ほんとうに、各国策略で緊張を煽らず、こういう認識を持ち、また日本人も冷静に対処してもらいたいと思います。
上記は、政治経済記事を担当している、A・Cによる記事です。
・各種制裁には慎重になること。北朝鮮を転覆させると思われる行動は慎むこと。
・日本の政権が国民をパニックで煽り、軍国化させないように注意が必要なこと。
・アメリカや中国など関係国については北朝鮮との話し合いを進めた方がよいこと。
特にアメリカが融和策や対話をすれば、事態が沈静化しうることを知ってほしいです。
中国にとっても、難民問題などが発生すれば、国の安定維持が難しくなると考えられます。韓国も同様です。
アメリカなどは、この混乱を取引の材料にはしないほうがよいと考えます。
後述しますが、北朝鮮に関連し日本海などで武力衝突が起こると、思惑のある各国が軍事拡大し、2020年頃の東アジアの大戦争に流れてしまうという啓示があり、その意味でも北朝鮮の紛争は、何としても避ける必要があります。(啓示でなくても、第一次、第二次世界大戦も、このような緊張化と軍拡を経て起こっています。)
日本でも、世論を煽り、先制攻撃、軍事化、戦争への流れをつくる可能性もあります。他国への不満を煽り、国内統治を高めるのは、古今東西よく行われてきました。
その意味でも、マスコミや国民、関係者が今後起こりうるパニックの片棒を担がないことが大切になってきます。
「新たな段階に入った、ミサイル防衛だけではだめだ、攻撃だ」と、先制攻撃論に乗れば、東アジア戦争の動きを「自ら」つくることになってしまいます。
攻撃論、圧力論は、相手を追い込み、互いがぶつかるリスクを高めます。
そうさせないことが大事と考えます。
冷静な判断の一例として、2010年、北朝鮮と韓国のヨンビョン島で砲撃による犠牲者が4名発生し、韓国は、報復を検討したそうですが、米国が自制を求め、どうにか沈静化したそうです。
例えば、一発の飛来物が日本に落ちても沈静化できる場合と、報復や攻撃することとでは、その後の展開に雲泥の差が出ます。
過去の戦争からも、互いが報復すると、徐々に制御不能な動きになり、戦争に至る場合が多いのです。
やったから、やられたから、危ないからと、恐怖や報復心にかられ、反撃や攻撃をしないこと、落ち着くこと。
その一方で、緊張や行動を放置せずに、あきらめずに、各国や関係者が緊張回避に向けて動き続けることが大切だと考えます。
特に、米国や中国、ロシア、韓国には駆け引きでなく、慎重な対応をとってほしいです。気がついたらお互いが衝突しないように。
放置し、エスカレートすると後戻りが難しくなっていきます。
またあの朝鮮戦争のようになってしまうと、300万人とも400万人とも言われる人命を失い、また数十年以上の恨みを背負います。今は当時と子となり、様々な兵器も発達しています。
どうか先制攻撃論、報復論などで、国民が一時の感情にあおられ、緊張化へ流されないよう、市民レベルで注意したほうがよいです。
改めて、以前の啓示を、注意喚起として、下記に示しておきます。
ほんとうに、このような動きにならないよう、注意です。
現在の状況について 2017年3月6日 より 北朝鮮関連
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-3016.html
今年から来年にかけて北朝鮮の暴走による、日本海側での軍事衝突の発生の可能性が高くなってくる。
今、北朝鮮や日本海で、戦争が起これば、その後各国軍事化への準備をし、緊張が高まり、2018年後半~2020年頃、日本・韓国・北朝鮮・中国、アメリカが関わる本格的な戦争が起こる可能性が非常に高くなる。
また、今後、北朝鮮が、日本海側にミサイルを発射し、それが日本国内の内陸に着弾する可能性がある。
そのミサイルには、核弾頭は積んではいないが、日本列島に着弾したことによって日本国内に相当な緊張が走る。
(安倍政権は、これを軍国化への法改正のチャンスとし利用する)
このことから、政治問題を含めて 法律が一気に変わり、戦争へ、軍事衝突への流れが生まれる。日本海側に展開している自衛艦、アメリカ艦隊、韓国艦隊などは、軍事的な防衛体制の監視をかなり強化し反撃する体制をとり、いつでも攻撃できる態勢となる。戦争寸前の状態に陥る。
その緊張の中で、再び北朝鮮が強引な行動を起こす事によって軍事衝突が起きてしまう。
一旦は、他の国々の押さえで戦争への流れは収まるが、来年の秋以降に改めて本格的な戦争につながる流れがある。
これらの動きにより、2018年後半~2020年のアジア戦争に繋がる可能性が高い。その意味で、今の北朝鮮の緊張回避は非常に重要である。
下記は、政治経済ブログからです。
制裁より、国際的に取り込むことが、むしろ緊張回避に繋がるとの内容です。
(東ドイツなどの過去事例から見ても、そうだと考えます)
こころのかけはし ブログ 政治・経済チーム記事より 2016/06/04
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
「21世紀の戦争と平和」孫崎享著2016年6月 (P259等)より
経済的制裁で(北朝鮮の)独裁政権が倒れることはありません。皮肉なことですが逆に政権を強くします。
(経済制裁が行われると)全体主義国家では、食べ物を確保することにすら、政権への忠誠度がますます影響するようになるでしょう。
経済が困窮すれば、(国のしめつけが増し)なんでもない物資の調達にさえ(国民の)服従がむしろ浸透してしまうのです。
戦争状態が続いていることすら、政権にとって有利なのです。
北朝鮮を見ればまさにそうです。西側諸国の制裁が強まるほど、人民は生活を維持するために政権支持を表明しなければなりません。そして、政治的に反対する者を、国難の中で反逆者として処刑することも簡単です。これが、いま北朝鮮で起こっていることではないでしょうか。
(抜粋以上ですが、これからすると、北朝鮮を孤立させず、経済的に巻き込みながら、緊張緩和の方向にもっていくことが、戦争をさせないためには有効ということになります。戦前の日本が戦争した大きな要因は、金解禁などによる貧窮や諸国の経済制裁だったと言われます。)
朝鮮半島で戦争が勃発すれば、万単位の難民が発生すると考えられます。
その意味で、怒りと復讐の気持ちを抑え、国民、人道支援の視点でそれを回避しようと働きかけることはできるのではないかと思います。
「日本人のための戦略的思考入門」孫崎享 2010年9月10日 p245等より
・北朝鮮の最大の懸念は軍事的攻撃を受け、自国、ないし体制の崩壊を図られることである。したがって、北朝鮮の体制崩壊を軍事的に図ると見られる行動は慎む。
・あわせて、できるだけ北朝鮮を国際社会の中で孤立させない状況を作る。
・経済的に、国際社会の中に組み込む。これによって、中国と同様、北朝鮮が軍事的行動を行うことによって被る被害が、軍事的行動による利益よりも大きい状況を作る。
(戦争しない方が、被害を受けない、経済的メリットがあるという状況をつくる、認識させる、ということです。)
過去記事などから以上ですが、ほんとうに、各国策略で緊張を煽らず、こういう認識を持ち、また日本人も冷静に対処してもらいたいと思います。
上記は、政治経済記事を担当している、A・Cによる記事です。