北朝鮮の緊張化、問題の解決案について
- 2017/02/17
- 07:31
下記リンクも、ぜひ今、共有すること、各国がこのことのメリットを認識し、動いていただけたらと思います。この際、改めて読んでいただけたらと思います。北朝鮮関連その1http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-73.html北朝鮮関連その2 http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-74.html特に、今、北朝鮮を追い込まないことが非常に大切ですので、上記「北朝鮮関連その2」リンクから、一部抜粋します。「21世紀の戦争...
下記リンクも、ぜひ今、共有すること、各国がこのことのメリットを認識し、動いていただけたらと思います。
この際、改めて読んでいただけたらと思います。
北朝鮮関連その1
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-73.html
北朝鮮関連その2
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-74.html
特に、今、北朝鮮を追い込まないことが非常に大切ですので、上記「北朝鮮関連その2」リンクから、一部抜粋します。
「21世紀の戦争と平和」孫崎享著2016年6月 (P259等)より
経済的制裁で(北朝鮮の)独裁政権が倒れることはありません。皮肉なことですが逆に政権を強くします
(経済制裁が行われると)全体主義国家では、食べ物を確保することにすら、政権への忠誠度がますます影響するようになるでしょう。
経済が困窮すれば、(国のしめつけが増し)なんでもない物資の調達にさえ(国民の)服従がむしろ浸透してしまうのです。
戦争状態が続いていることすら、政権にとって有利なのです。
北朝鮮を見ればまさにそうです。西側諸国の制裁が強まるほど、人民は生活を維持するために政権支持を表明しなければなりません。そして、政治的に反対する者を、国難の中で反逆者として処刑することも簡単です。これが、いま北朝鮮で起こっていることではないでしょうか。
(抜粋以上ですが、これからすると、北朝鮮を孤立させず、経済的に巻き込みながら、緊張緩和の方向にもっていくことが、戦争をさせないためには有効ということになります。戦前の日本が戦争した大きな要因は、貧窮や諸国の経済制裁だったと言われます。)
朝鮮半島で戦争が勃発すれば、万単位の難民が発生すると考えられます。
その意味で、怒りと復讐の気持ちを抑え、国民、人道支援の視点でそれを回避しようと働きかけることはできるのではないかと思います。
「日本人のための戦略的思考入門」孫崎享 2010年9月10日 p245等より
・北朝鮮の最大の懸念は軍事的攻撃を受け、自国、ないし体制の崩壊を図られることである。したがって、北朝鮮の体制崩壊を軍事的に図ると見られる行動は慎む。
・あわせて、できるだけ北朝鮮を国際社会の中で孤立させない状況を作る。
・経済的に、国際社会の中に組み込む。これによって、中国と同様、北朝鮮が軍事的行動を行うことによって被る被害が、軍事的行動による利益よりも大きい状況を作る。
(戦争しない方が、被害を受けない、経済的メリットがあるという状況をつくる、認識させる、ということです)
「新国防論」(伊勢崎賢治著)から。P150などより
北朝鮮の核・ミサイル問題に神経をとがらせているアメリカを刺激しないように配慮しつつ、(米中韓と)経済制裁の足並みをそろえながらも、日本が「人権」の王者に見せかけ、北朝鮮自身の人民を救う人道支援のリーダーシップを取る。この手があると思います。
人道支援ならアメリカも文句は言えません。
人道救助(人道支援)とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%81%93%E6%8F%B4%E5%8A%A9
(怒りと復讐の気持ちを抑え、交渉のハードルを下げる ことが記載)
現状で進展が見られない以上、相手の警戒を解き、対応を促すため、ハードルを下げ解決を提示していくことは、有力な解決法の一つだと思われます。
以上
特にこの1,2年を見ると、経済制裁や軍事演習は、沈静化に逆効果で、むしろ煽ることになってしまっています。
特に周辺国、関係国について、互いを刺激せず、各国で沈静化に向けて話し合うこと、逆効果になる制裁に慎重になることが大切です。
この記事は、政治経済担当のA.Cによる記事です。
この際、改めて読んでいただけたらと思います。
北朝鮮関連その1
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-73.html
北朝鮮関連その2
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-74.html
特に、今、北朝鮮を追い込まないことが非常に大切ですので、上記「北朝鮮関連その2」リンクから、一部抜粋します。
「21世紀の戦争と平和」孫崎享著2016年6月 (P259等)より
経済的制裁で(北朝鮮の)独裁政権が倒れることはありません。皮肉なことですが逆に政権を強くします
(経済制裁が行われると)全体主義国家では、食べ物を確保することにすら、政権への忠誠度がますます影響するようになるでしょう。
経済が困窮すれば、(国のしめつけが増し)なんでもない物資の調達にさえ(国民の)服従がむしろ浸透してしまうのです。
戦争状態が続いていることすら、政権にとって有利なのです。
北朝鮮を見ればまさにそうです。西側諸国の制裁が強まるほど、人民は生活を維持するために政権支持を表明しなければなりません。そして、政治的に反対する者を、国難の中で反逆者として処刑することも簡単です。これが、いま北朝鮮で起こっていることではないでしょうか。
(抜粋以上ですが、これからすると、北朝鮮を孤立させず、経済的に巻き込みながら、緊張緩和の方向にもっていくことが、戦争をさせないためには有効ということになります。戦前の日本が戦争した大きな要因は、貧窮や諸国の経済制裁だったと言われます。)
朝鮮半島で戦争が勃発すれば、万単位の難民が発生すると考えられます。
その意味で、怒りと復讐の気持ちを抑え、国民、人道支援の視点でそれを回避しようと働きかけることはできるのではないかと思います。
「日本人のための戦略的思考入門」孫崎享 2010年9月10日 p245等より
・北朝鮮の最大の懸念は軍事的攻撃を受け、自国、ないし体制の崩壊を図られることである。したがって、北朝鮮の体制崩壊を軍事的に図ると見られる行動は慎む。
・あわせて、できるだけ北朝鮮を国際社会の中で孤立させない状況を作る。
・経済的に、国際社会の中に組み込む。これによって、中国と同様、北朝鮮が軍事的行動を行うことによって被る被害が、軍事的行動による利益よりも大きい状況を作る。
(戦争しない方が、被害を受けない、経済的メリットがあるという状況をつくる、認識させる、ということです)
「新国防論」(伊勢崎賢治著)から。P150などより
北朝鮮の核・ミサイル問題に神経をとがらせているアメリカを刺激しないように配慮しつつ、(米中韓と)経済制裁の足並みをそろえながらも、日本が「人権」の王者に見せかけ、北朝鮮自身の人民を救う人道支援のリーダーシップを取る。この手があると思います。
人道支援ならアメリカも文句は言えません。
人道救助(人道支援)とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%81%93%E6%8F%B4%E5%8A%A9
(怒りと復讐の気持ちを抑え、交渉のハードルを下げる ことが記載)
現状で進展が見られない以上、相手の警戒を解き、対応を促すため、ハードルを下げ解決を提示していくことは、有力な解決法の一つだと思われます。
以上
特にこの1,2年を見ると、経済制裁や軍事演習は、沈静化に逆効果で、むしろ煽ることになってしまっています。
特に周辺国、関係国について、互いを刺激せず、各国で沈静化に向けて話し合うこと、逆効果になる制裁に慎重になることが大切です。
この記事は、政治経済担当のA.Cによる記事です。