現在懸念されていること
- 2015/11/08
- 23:03
1.南沙諸島の緊張について 南沙諸島は、中国、フィリピン、ベトナム、マレーシアなど4つの国がそれぞれの島を実効支配していますが、そこにフィリピンと同盟の米軍が入ることで、米中関係が一気に緊張化してきています。先週の11月4日にはASEAN国防相会議が開かれましたが、南沙問題について話し合うものの、米、中、フィリピンが対立し、共同声明が不採択になるなど、南沙問題をめぐって関係国の緊張が続いています。この問題...
1.南沙諸島の緊張について
南沙諸島は、中国、フィリピン、ベトナム、マレーシアなど4つの国がそれぞれの島を実効支配していますが、そこにフィリピンと同盟の米軍が入ることで、米中関係が一気に緊張化してきています。
先週の11月4日にはASEAN国防相会議が開かれましたが、南沙問題について話し合うものの、米、中、フィリピンが対立し、共同声明が不採択になるなど、南沙問題をめぐって関係国の緊張が続いています。
この問題については、互いの国が開発してきた箇所なので、上記関係国が紛争回避に向けて話し合い続けることが必要と考えます。
元々、9月の安保法制改定について、安倍首相は「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、やると言ったらやる」と話しているとの報道がありました。
また、安保法の衆院強行採決の際は、「支持率ばかりを気にして採決を先延ばししていたら、南シナ海(有事)に間に合わない」と言っていたそうです。
上記発言、動きからすると、今後、これに日本が首を突っ込み、尖閣の日中緊張化まで飛び火する可能性もあので注意が必要です。
リテラ2015.10.29
南シナ米中衝突の危機に安倍一派大ハシャギ!
これについては、菅官房長官は11月5日の記者会見で、今後、南シナ海での自衛隊覇権を検討していくと話しています。同じ日にアメリカは、南シナ海へ数日中にも空母3隻を派遣する可能性があるとも報道もありました。
今後、自衛隊で多数の死者が発生すれば、徴兵制に流れていく可能性を示唆する学者もいます。
また、前の安保改定のやり方からすると、憲法改正できなくても、解釈で「改憲したことにする」ことを考えている可能性があります。
来年7月は、参議院議員選挙です。
今回の政権で、原発再稼動、TPP、郵政事業の上場、安保法改定などが行われましたが、政府は、何をしてきたか、今後何をしようとしているのかを、のど元過ぎればにせず、今のうちでで調べる、口に出すことは大切かと思います。
2.原発再稼働について
これについては、3.11であんなに国民がパニックになり、避難者・被害者を生み、農産物では高濃度の汚染が発生し、子どもの尿からセシウムが検出され、内部被爆含め、影響が出ていたのに、今、再稼働を進めています。
「風評被害と言われそうから、現実を見ない、起こりうる危険を回避しない」
「体裁もあるし、人の目もあるし、忙しいし、考えるのが面倒くさいから、見ないでおこう」としているとすれば、今、黙認することが取り返しのつかないことになるのではないでしょうか。
すでに3.11のようなことが起こっています。
近年起こっているような地震で、各原発の放射性物質が漏れれば、地球が命を養えなくなります。
そして一時的に家の扉、窓を閉めても、人間の食料、空気は地球から供給されるので、人類は生存できなくなります。
それだけでなく、精緻な他生物の生態系、生存を左右します。
3.11から5年がたち、放射能、原発のことはもう忘れたという人もいるかもしれないですので、
「放射線被ばくから 子どもたちを守る」(旬報社2011年8月15日)という本から一部抜粋します。
本の案内はこちら
当時を忘れるのでなく、少しでも記憶を思い出してみる、生態系はもとより、自分、家族の命を考えるのは大切なことだと思います。全体で63ページしかない、薄くて読みやすい本です。
(同p26)
「過剰な心配は必要ない。逆に健康によくない」「出荷されている食品はまったく問題ない」「誤った情報が風評被害を生んでいる」という声も多く聞かれています。
周りから変な目で見られて、「こんなに心配しているのは自分だけだろうか」「自分は変なのだろうか」と思ってしまっている人もいるかもしれません。
ですが、心配するのが当たり前です。
放射能は、「ここまでなら被ばくしても大丈夫」ということは言えません。安全を第一に考えるのであれば、最大限注意して、最大限予防対策をとることは、変なことではなく当然のことです。
(中略)いま、日本の原発は見直しが始まっています。原発に頼らない社会のあり方を考える時期が来ています。(今、この危機意識が薄れているように見えます)
山本太郎氏のことば(同p29)
今からでも遅くはない。事実に気づいた今、子どもがこの先、健康に年を重ねられるか、大切な分かれ道。無知で、決断できなかった時の自分を責めないでほしい。気づいた今が、決断の時。
子を守り抜くという、親としての基本に立ち返り、周りからは神経質と言われようが、行動に移す。それでしか命のバトンは繋げない。
異を唱えないことは、同意することと等しい。
今変わらないで、いつ変わるんだ。日本に与えられた本当の意味での再生へのラストチャンス。という思いで一市民として声を上げただけ。
数年前、皆が少しでも真剣に考えたはずの、放射能、原発の問題について、今、日本人はもっと真剣に考えてよいのではないでしょうか
南沙諸島は、中国、フィリピン、ベトナム、マレーシアなど4つの国がそれぞれの島を実効支配していますが、そこにフィリピンと同盟の米軍が入ることで、米中関係が一気に緊張化してきています。
先週の11月4日にはASEAN国防相会議が開かれましたが、南沙問題について話し合うものの、米、中、フィリピンが対立し、共同声明が不採択になるなど、南沙問題をめぐって関係国の緊張が続いています。
この問題については、互いの国が開発してきた箇所なので、上記関係国が紛争回避に向けて話し合い続けることが必要と考えます。
元々、9月の安保法制改定について、安倍首相は「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、やると言ったらやる」と話しているとの報道がありました。
また、安保法の衆院強行採決の際は、「支持率ばかりを気にして採決を先延ばししていたら、南シナ海(有事)に間に合わない」と言っていたそうです。
上記発言、動きからすると、今後、これに日本が首を突っ込み、尖閣の日中緊張化まで飛び火する可能性もあので注意が必要です。
リテラ2015.10.29
南シナ米中衝突の危機に安倍一派大ハシャギ!
これについては、菅官房長官は11月5日の記者会見で、今後、南シナ海での自衛隊覇権を検討していくと話しています。同じ日にアメリカは、南シナ海へ数日中にも空母3隻を派遣する可能性があるとも報道もありました。
今後、自衛隊で多数の死者が発生すれば、徴兵制に流れていく可能性を示唆する学者もいます。
また、前の安保改定のやり方からすると、憲法改正できなくても、解釈で「改憲したことにする」ことを考えている可能性があります。
来年7月は、参議院議員選挙です。
今回の政権で、原発再稼動、TPP、郵政事業の上場、安保法改定などが行われましたが、政府は、何をしてきたか、今後何をしようとしているのかを、のど元過ぎればにせず、今のうちでで調べる、口に出すことは大切かと思います。
2.原発再稼働について
これについては、3.11であんなに国民がパニックになり、避難者・被害者を生み、農産物では高濃度の汚染が発生し、子どもの尿からセシウムが検出され、内部被爆含め、影響が出ていたのに、今、再稼働を進めています。
「風評被害と言われそうから、現実を見ない、起こりうる危険を回避しない」
「体裁もあるし、人の目もあるし、忙しいし、考えるのが面倒くさいから、見ないでおこう」としているとすれば、今、黙認することが取り返しのつかないことになるのではないでしょうか。
すでに3.11のようなことが起こっています。
近年起こっているような地震で、各原発の放射性物質が漏れれば、地球が命を養えなくなります。
そして一時的に家の扉、窓を閉めても、人間の食料、空気は地球から供給されるので、人類は生存できなくなります。
それだけでなく、精緻な他生物の生態系、生存を左右します。
3.11から5年がたち、放射能、原発のことはもう忘れたという人もいるかもしれないですので、
「放射線被ばくから 子どもたちを守る」(旬報社2011年8月15日)という本から一部抜粋します。
本の案内はこちら
当時を忘れるのでなく、少しでも記憶を思い出してみる、生態系はもとより、自分、家族の命を考えるのは大切なことだと思います。全体で63ページしかない、薄くて読みやすい本です。
(同p26)
「過剰な心配は必要ない。逆に健康によくない」「出荷されている食品はまったく問題ない」「誤った情報が風評被害を生んでいる」という声も多く聞かれています。
周りから変な目で見られて、「こんなに心配しているのは自分だけだろうか」「自分は変なのだろうか」と思ってしまっている人もいるかもしれません。
ですが、心配するのが当たり前です。
放射能は、「ここまでなら被ばくしても大丈夫」ということは言えません。安全を第一に考えるのであれば、最大限注意して、最大限予防対策をとることは、変なことではなく当然のことです。
(中略)いま、日本の原発は見直しが始まっています。原発に頼らない社会のあり方を考える時期が来ています。(今、この危機意識が薄れているように見えます)
山本太郎氏のことば(同p29)
今からでも遅くはない。事実に気づいた今、子どもがこの先、健康に年を重ねられるか、大切な分かれ道。無知で、決断できなかった時の自分を責めないでほしい。気づいた今が、決断の時。
子を守り抜くという、親としての基本に立ち返り、周りからは神経質と言われようが、行動に移す。それでしか命のバトンは繋げない。
異を唱えないことは、同意することと等しい。
今変わらないで、いつ変わるんだ。日本に与えられた本当の意味での再生へのラストチャンス。という思いで一市民として声を上げただけ。
数年前、皆が少しでも真剣に考えたはずの、放射能、原発の問題について、今、日本人はもっと真剣に考えてよいのではないでしょうか