国民の命・安全・生活にかかわる重要なこと
- 2015/10/28
- 08:52
政治経済グループより■中国が領海と主張する海域にアメリカ駆逐艦が入った件についてとても憂慮する事態ですので書いておきます。米海軍のイージス駆逐艦が10月27日に中国が「領海」と主張する南沙諸島の人工島12カイリの海域に入った。との報道があります。南沙諸島は、中国、フィリピン、ベトナム、マレーシアなど4つの国でそれぞれが実効支配していますが、米軍が入ることで、米中関係が緊張化する可能性があります。今後これ...
政治経済グループより
■中国が領海と主張する海域にアメリカ駆逐艦が入った件について
とても憂慮する事態ですので書いておきます。
米海軍のイージス駆逐艦が10月27日に中国が「領海」と主張する南沙諸島の人工島12カイリの海域に入った。との報道があります。
南沙諸島は、中国、フィリピン、ベトナム、マレーシアなど4つの国でそれぞれが実効支配していますが、米軍が入ることで、米中関係が緊張化する可能性があります。
今後これが断続的に行われると思いますが、どうにか軍事衝突は避け、外交努力で解決に動いてほしいと考えます。
また、安部首相も、報道で、安保法改定後は、「集団的自衛権を行使して米軍と南シナ海の中国を叩く」と話していましたので、これに日本が首を突っ込み、尖閣の日中関係まで飛び火する可能性もあります。
今後、「南シナ海は日本の生命線だ」といって集団的自衛権を行使するかもしれませんので注意が必要です。
これについては、まず米中が軍事衝突を避け、外交で沈静化すること、その後時間がかかっても、中国、フィリピン、ベトナムなどの国で、例えばクアテロン島、ミスチーフ礁、スカボロー礁の領有について、まずは話し合うことが大切と考えます。
米駆逐艦、中国の人工島領海を航行">http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM27H0G_X21C15A0MM0000/
■参議院議員選挙について
10月に大筋合意したTPPについて、争点にすると来年7月の参院選に悪影響を与えかねないため、自民党は、秋の臨時国会を避けているいう報道があります。
(米大統領の署名見通しが立っていないため、日本だけ急ぐ必要がないからともと言われています。)
TPPは今の公開情報でも、日本の農業、農村の景観、生活がかなり変わるのが予想されますが、他分野の情報が少ないのが現状です。
というのも、TPPの内容は、交渉後4年間秘密にしないといけないとなっているからです。http://ameblo.jp/meijyoujyuutaku-nagoya/entry-11869785314.html
食料などが安くなり、貿易が活性化するなどのメリットもありますが、産業、生活、医療、福祉まで自由化により影響しうることを国民に公開しないで決めるのがTPPの大きな問題だと考えます。
また、通常国会が1月4日までに開催なら、7月の参院選から18歳選挙権が使われることになります。これが案外大きなことで、比嘉良丸さんらの啓示によると、「18歳選挙権は、徴兵制と密接に絡んでいる」そうです。
このままの流れでいくと、18歳から、65歳くらいまでの男女を徴兵する可能性があるとのことです。
上記をつなぐと、もしかしたら政府は、18歳も入れた選挙のあと「権利と義務は一体だ、自らも投票して決まったことだから、徴兵制にも従いなさい」と言ってくるのかもしれません。
また、安倍総理は、ネット番組で「次回の参院選以降、憲法改正に取り組む」繰り返し発言しています。こういうことは、国民は投票まで忘れない方がいいと思います。
■最近の原発再稼働などについて
去る10月15日川内原発2号機が再稼働しました。1号機は9月に再稼働しています。
高浜原発が12月中旬に、伊方原発が今冬以降再稼働予定となっています。
愛媛県の中村時広知事は10月26日に伊方原発の再稼働同意を表明しました。高浜原発は現在停止の仮処分を受けていますが、玄海、大飯、美浜などの原発も、次々再稼働に向けた審査が進んでいます。
原発が稼働すると、停止時に比べ何百倍もの熱を出すので、当然危険になります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1088501535
福島原発の爆発の映像を覚えている方も多いと思いますが、あのように、震災で冷却装置が止まれば、再臨界、メルトダウン、爆発などの危険性が増します。当時、東電もおがぐずで汚染水流出を止めようとするなど、追い詰められた状況で対処していました。
領土紛争、原発、憲法改正、TPPなど、国民の命、安全、生活に関わる重要なことが、今、まさに動きつつある状況です。ぜひ、1,2ヶ月過ぎたからと忘れず、関心を持って現状を見ていただけたらと思います。
■中国が領海と主張する海域にアメリカ駆逐艦が入った件について
とても憂慮する事態ですので書いておきます。
米海軍のイージス駆逐艦が10月27日に中国が「領海」と主張する南沙諸島の人工島12カイリの海域に入った。との報道があります。
南沙諸島は、中国、フィリピン、ベトナム、マレーシアなど4つの国でそれぞれが実効支配していますが、米軍が入ることで、米中関係が緊張化する可能性があります。
今後これが断続的に行われると思いますが、どうにか軍事衝突は避け、外交努力で解決に動いてほしいと考えます。
また、安部首相も、報道で、安保法改定後は、「集団的自衛権を行使して米軍と南シナ海の中国を叩く」と話していましたので、これに日本が首を突っ込み、尖閣の日中関係まで飛び火する可能性もあります。
今後、「南シナ海は日本の生命線だ」といって集団的自衛権を行使するかもしれませんので注意が必要です。
これについては、まず米中が軍事衝突を避け、外交で沈静化すること、その後時間がかかっても、中国、フィリピン、ベトナムなどの国で、例えばクアテロン島、ミスチーフ礁、スカボロー礁の領有について、まずは話し合うことが大切と考えます。
米駆逐艦、中国の人工島領海を航行">http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM27H0G_X21C15A0MM0000/
■参議院議員選挙について
10月に大筋合意したTPPについて、争点にすると来年7月の参院選に悪影響を与えかねないため、自民党は、秋の臨時国会を避けているいう報道があります。
(米大統領の署名見通しが立っていないため、日本だけ急ぐ必要がないからともと言われています。)
TPPは今の公開情報でも、日本の農業、農村の景観、生活がかなり変わるのが予想されますが、他分野の情報が少ないのが現状です。
というのも、TPPの内容は、交渉後4年間秘密にしないといけないとなっているからです。http://ameblo.jp/meijyoujyuutaku-nagoya/entry-11869785314.html
食料などが安くなり、貿易が活性化するなどのメリットもありますが、産業、生活、医療、福祉まで自由化により影響しうることを国民に公開しないで決めるのがTPPの大きな問題だと考えます。
また、通常国会が1月4日までに開催なら、7月の参院選から18歳選挙権が使われることになります。これが案外大きなことで、比嘉良丸さんらの啓示によると、「18歳選挙権は、徴兵制と密接に絡んでいる」そうです。
このままの流れでいくと、18歳から、65歳くらいまでの男女を徴兵する可能性があるとのことです。
上記をつなぐと、もしかしたら政府は、18歳も入れた選挙のあと「権利と義務は一体だ、自らも投票して決まったことだから、徴兵制にも従いなさい」と言ってくるのかもしれません。
また、安倍総理は、ネット番組で「次回の参院選以降、憲法改正に取り組む」繰り返し発言しています。こういうことは、国民は投票まで忘れない方がいいと思います。
■最近の原発再稼働などについて
去る10月15日川内原発2号機が再稼働しました。1号機は9月に再稼働しています。
高浜原発が12月中旬に、伊方原発が今冬以降再稼働予定となっています。
愛媛県の中村時広知事は10月26日に伊方原発の再稼働同意を表明しました。高浜原発は現在停止の仮処分を受けていますが、玄海、大飯、美浜などの原発も、次々再稼働に向けた審査が進んでいます。
原発が稼働すると、停止時に比べ何百倍もの熱を出すので、当然危険になります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1088501535
福島原発の爆発の映像を覚えている方も多いと思いますが、あのように、震災で冷却装置が止まれば、再臨界、メルトダウン、爆発などの危険性が増します。当時、東電もおがぐずで汚染水流出を止めようとするなど、追い詰められた状況で対処していました。
領土紛争、原発、憲法改正、TPPなど、国民の命、安全、生活に関わる重要なことが、今、まさに動きつつある状況です。ぜひ、1,2ヶ月過ぎたからと忘れず、関心を持って現状を見ていただけたらと思います。