南海トラフ地震と首都直下地震で 想定される人的被害と対策について
- 2023/10/03
- 18:29
南海トラフ地震が起こった場合と、首都直下型地震(都心南部直下地震)が起こった場合、命を守るには、何に気をつけたらよいのかについて、(人的被害は何が多いのかについて)政府の被害想定資料等から示したいと思います。1,南海トラフ地震について南海トラフ巨大地震の被害想定について(建物被害・人的被害)令和元年6月https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku_wg/pdf/1_sanko2.pdf上記資料の32ページ目の(平成2...
南海トラフ地震が起こった場合と、首都直下型地震(都心南部直下地震)が起こった場合、命を守るには、何に気をつけたらよいのかについて、(人的被害は何が多いのかについて)政府の被害想定資料等から示したいと思います。
1,南海トラフ地震について
南海トラフ巨大地震の被害想定について
(建物被害・人的被害)令和元年6月
https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku_wg/pdf/1_sanko2.pdf
上記資料の32ページ目の(平成24年8月29日)における人的被害結果が記載されています。
南海トラフ巨大地震では、人的被害の多い順に
(1)津波による死者 23万人
(2)建物倒壊による死者 8万2千人
(3)火災による焼死者 1万人
そのほか、急傾斜地崩壊による死者 600人 ブロック塀転倒 30人となっています。
南海トラフについて、命を守るには、特に、1,津波、2.建物倒壊、3.火災による被害を回避する必要があるということになります。
また、避難者は1週間後に最大950万人に上るものと見られています。
被害想定を独自で出している都道府県は、大阪府、東京都を始め、静岡、愛知、和歌山、兵庫、岡山、広島、香川、徳島、高知、愛媛、宮崎、鹿児島、大分、熊本、長崎などがあり、上記の被害を大きく上回る予想も公表されているとのことです。
2.首都直下地震について
首都直下地震の被害想定と対策について
(最終報告) 平成 25 年 12 月 中央防災会議 より
https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/taisaku_wg/pdf/syuto_wg_siryo01.pdf
上記資料の11枚目に記載されている
2.人的被害 都心南部直下地震における人的被害 を見て頂きたいと思います。
首都直下地震の人的被害は多い順に
1,建物倒壊による死者 1万1千人
2,火災による焼死者 7千人
ほか、急傾斜地崩壊 100人 ブロック塀転倒20人 となっています。
主な要因の建物倒壊について、
上記資料の、21枚目
250mメッシュ別の揺れによる全壊棟数(都心南部直下地震)の家屋の全壊率が高いところを見て頂きたいと思います。
全壊率が高いところは地盤の悪い地域にほぼ一致しています。
火災による被害については
上記資料の、19枚目
250mメッシュ別の全壊・焼失棟数(都心南部直下地震、冬夕、風速 8m/s)
の消失数の多いところを見て頂きたいと思います。
焼失率が高いところは木造家屋が密集する地域にほぼ一致しています。
また、家屋を失ったり、また家屋が無事でも生活できない人が生じ、避難者は2週間後に最大800万人にまで膨れ上がるとみられています。
被害の規模は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の順になると予想されています。
これらのことに留意しながら、被害を回避するように準備して頂けたらと思います。
下記 対応策などについて
自然災害ブログ等より
津波について 2015/11/30
http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
命を守るには 備え編 2016/07/18
http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
(火災対策として)
地震が起きたら 火災にも注意 NHK 2021.10.28
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20211028_01.html
東京都耐震ポータルサイト
https://www.taishin.metro.tokyo.lg.jp/
ほか 参考文献:日本の地震地図 決定新版 2019年4月1日
上記は、政治経済記事を担当している、知念敦による情報紹介記事です。
1,南海トラフ地震について
南海トラフ巨大地震の被害想定について
(建物被害・人的被害)令和元年6月
https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku_wg/pdf/1_sanko2.pdf
上記資料の32ページ目の(平成24年8月29日)における人的被害結果が記載されています。
南海トラフ巨大地震では、人的被害の多い順に
(1)津波による死者 23万人
(2)建物倒壊による死者 8万2千人
(3)火災による焼死者 1万人
そのほか、急傾斜地崩壊による死者 600人 ブロック塀転倒 30人となっています。
南海トラフについて、命を守るには、特に、1,津波、2.建物倒壊、3.火災による被害を回避する必要があるということになります。
また、避難者は1週間後に最大950万人に上るものと見られています。
被害想定を独自で出している都道府県は、大阪府、東京都を始め、静岡、愛知、和歌山、兵庫、岡山、広島、香川、徳島、高知、愛媛、宮崎、鹿児島、大分、熊本、長崎などがあり、上記の被害を大きく上回る予想も公表されているとのことです。
2.首都直下地震について
首都直下地震の被害想定と対策について
(最終報告) 平成 25 年 12 月 中央防災会議 より
https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/taisaku_wg/pdf/syuto_wg_siryo01.pdf
上記資料の11枚目に記載されている
2.人的被害 都心南部直下地震における人的被害 を見て頂きたいと思います。
首都直下地震の人的被害は多い順に
1,建物倒壊による死者 1万1千人
2,火災による焼死者 7千人
ほか、急傾斜地崩壊 100人 ブロック塀転倒20人 となっています。
主な要因の建物倒壊について、
上記資料の、21枚目
250mメッシュ別の揺れによる全壊棟数(都心南部直下地震)の家屋の全壊率が高いところを見て頂きたいと思います。
全壊率が高いところは地盤の悪い地域にほぼ一致しています。
火災による被害については
上記資料の、19枚目
250mメッシュ別の全壊・焼失棟数(都心南部直下地震、冬夕、風速 8m/s)
の消失数の多いところを見て頂きたいと思います。
焼失率が高いところは木造家屋が密集する地域にほぼ一致しています。
また、家屋を失ったり、また家屋が無事でも生活できない人が生じ、避難者は2週間後に最大800万人にまで膨れ上がるとみられています。
被害の規模は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の順になると予想されています。
これらのことに留意しながら、被害を回避するように準備して頂けたらと思います。
下記 対応策などについて
自然災害ブログ等より
津波について 2015/11/30
http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
命を守るには 備え編 2016/07/18
http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
(火災対策として)
地震が起きたら 火災にも注意 NHK 2021.10.28
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20211028_01.html
東京都耐震ポータルサイト
https://www.taishin.metro.tokyo.lg.jp/
ほか 参考文献:日本の地震地図 決定新版 2019年4月1日
上記は、政治経済記事を担当している、知念敦による情報紹介記事です。
地震、津波などに対する備蓄、防災対策を再確認することについて
- 2023/10/01
- 14:35
下記、今日の祈りの和記事において、南海トラフ地震、そして江戸時代に起こったように、南海地震・東南海地震・東海地震、そして関東大震災が、今日起こってもおかしくない、近い将来に必ず起こりうるとのことです。これは政府も同様の発表をしています。(1854年の安政東海地震、安政南海地震、その翌年の江戸地震に近い状況、それ以上の連鎖連動に注意をしないといけないという意味だと思います。)首都直下の1707年元禄地震 ...
下記、今日の祈りの和記事において、
南海トラフ地震、そして江戸時代に起こったように、南海地震・東南海地震・東海地震、そして関東大震災が、今日起こってもおかしくない、近い将来に必ず起こりうるとのことです。これは政府も同様の発表をしています。
(1854年の安政東海地震、安政南海地震、その翌年の江戸地震に近い状況、それ以上の連鎖連動に注意をしないといけないという意味だと思います。)
首都直下の1707年元禄地震 南海トラフは1707年宝永地震 も1700年頃にも起きています。
南海トラフ地震の被害想定https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku_wg/pdf/1_sanko2.pdf
南海トラフの人的被害想定の特徴は、津波で亡くなる人が最大23万人、建物倒壊が8万人と、津波に最も気をつけないといけないことです。
また、関東大震災の人的被害想定の特徴は、建物倒壊が1万1千人、火災が7千人と、特に地盤の悪いところの建物倒壊、木造家屋の全焼に気をつけないといけないことです。
7300年前の喜界カルデラの噴火も、喜界島の噴火により東北地方まで火山灰が滞積し、縄文文明を壊滅においやったとされています。
今年が関東大震災から100年でしたが、日本は、その関東大震災のあと、新採が続き、不況、政情不安になり、戦争への道を国民が支持し進むことになりました。
関東地震後の災禍と世界恐慌の中、太平洋戦争に突入 2020/9/8(火) 7:00
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ab29c96658ce29b2c87ff19841d619648febfe69
あそこまで飢餓や身内の死などの被害に遭うことは想像しなかったと思います。
今日本が同じ判断をすれば、空襲のみならず、日本本土が上陸され、最終的に戦勝国で分割統治される可能性すらあります。
そのような道をすすまないためにも、震災の被害を最小限に抑えること、まず津波、倒壊、火災による被害を避けることが大切です。
国民や政府が、今のうちに地震津波の被害に遭わないよう準備することが大切です。
(政府も南海トラフの被害想定は死者は32万人程度とし、30年以内に起こる確率は70%~80%と発表しています。40年以内だと90%としています。
そして「30年以内」という言葉は、30年後だから今は安心という意味ではなく、今から起こりうる確率という意味です。
日本人これらの統計、発表を自らのこととして考えることが必要です。日本はどこでも地震が起こりえます。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_04.html
読売
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220113-OYT1T50208/
地震調査研究推進部が17年4月に公表していた図では、3.11が起きた宮城県沖で30年以内にM7.5前後の地震発生確率は99%と書いてありました。(5年後に起こったことになります。
今日起こってもおかしくないという気持ちで準備する、備蓄や用品など、さわって使えば、足りないところが見えてきますので、台風や停電の際にも備蓄品を確認、使ってみることも大切です。)
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-4330.html
現在の御神事状況(海洋御神事) から抜粋しています。詳細は上記リンクを見て頂けたらと思います。
2023/10/01 09:30
今回、久しぶりに日本列島を回って、改めて強く言う、訴えることが、訴えることが出来るかと。これは確実に南海トラフは確実に動くということは、皆さんは本当に肝に銘じていただきたい。これは確実に起きます。これがいつ起きるか、今日起きるかもしれませんし、数週間、数ヶ月、数年後、数十年後かと言われて、かもしれません。しかし、実際にはいつ起きてもおかしくはない。限界にきてるのは確かです。(中略)
南海トラフが動けば、九州から四国、近畿から東海地方、そして関東まで、南海地震・東南海地震・東海地震、そして関東大震災と。で、関東大震災は内陸側に起きる可能性で大きく起きる可能性がある。これは今回は埼玉、東京、埼玉辺りで起きる可能性があります。起きるとしたら。下手すれば東には東北まで。その東北の端の北東沖まで行くとこれはまた北海道まで繋がる可能性があります。本当にとんでもないことを言ってるように思われるかもしれませんが、これは起きる可能性があります。でも四連動は確実に起きる。
九州から琉球海溝を通って台湾。これも連動する可能性がかなり高い。鬼界カルデラや阿多、姶良、安楽、阿蘇、くじゅうといった九州の途轍もないカルデラ群の幾つかが破局的噴火のおそれもある。
下記ブログに、防災用品や準備、災害の詳細情報について記載されていますので、ぜひ読み直しをしていただけたらと思います。
こころのかけはし 自然災害対策チーム
http://shizentohito.blog.fc2.com/
命を守るには 自宅編 2016/07/11
http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
現在の日本列島の状況 2016/06/26
http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
下記は、政治経済ブログから、防災や備蓄関係の記事です。
地震への備えと、危険回避や備忘録について
2019/12/07
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-223.html
あらためて、震災対策、防災への点検を行い、家族で話し合うことの大切さについて
2023/03/08
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-349.html
上記記事は、政治経済記事を担当している、知念敦による情報紹介を含む記事です。
南海トラフ地震、そして江戸時代に起こったように、南海地震・東南海地震・東海地震、そして関東大震災が、今日起こってもおかしくない、近い将来に必ず起こりうるとのことです。これは政府も同様の発表をしています。
(1854年の安政東海地震、安政南海地震、その翌年の江戸地震に近い状況、それ以上の連鎖連動に注意をしないといけないという意味だと思います。)
首都直下の1707年元禄地震 南海トラフは1707年宝永地震 も1700年頃にも起きています。
南海トラフ地震の被害想定https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku_wg/pdf/1_sanko2.pdf
南海トラフの人的被害想定の特徴は、津波で亡くなる人が最大23万人、建物倒壊が8万人と、津波に最も気をつけないといけないことです。
また、関東大震災の人的被害想定の特徴は、建物倒壊が1万1千人、火災が7千人と、特に地盤の悪いところの建物倒壊、木造家屋の全焼に気をつけないといけないことです。
7300年前の喜界カルデラの噴火も、喜界島の噴火により東北地方まで火山灰が滞積し、縄文文明を壊滅においやったとされています。
今年が関東大震災から100年でしたが、日本は、その関東大震災のあと、新採が続き、不況、政情不安になり、戦争への道を国民が支持し進むことになりました。
関東地震後の災禍と世界恐慌の中、太平洋戦争に突入 2020/9/8(火) 7:00
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ab29c96658ce29b2c87ff19841d619648febfe69
あそこまで飢餓や身内の死などの被害に遭うことは想像しなかったと思います。
今日本が同じ判断をすれば、空襲のみならず、日本本土が上陸され、最終的に戦勝国で分割統治される可能性すらあります。
そのような道をすすまないためにも、震災の被害を最小限に抑えること、まず津波、倒壊、火災による被害を避けることが大切です。
国民や政府が、今のうちに地震津波の被害に遭わないよう準備することが大切です。
(政府も南海トラフの被害想定は死者は32万人程度とし、30年以内に起こる確率は70%~80%と発表しています。40年以内だと90%としています。
そして「30年以内」という言葉は、30年後だから今は安心という意味ではなく、今から起こりうる確率という意味です。
日本人これらの統計、発表を自らのこととして考えることが必要です。日本はどこでも地震が起こりえます。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_04.html
読売
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220113-OYT1T50208/
地震調査研究推進部が17年4月に公表していた図では、3.11が起きた宮城県沖で30年以内にM7.5前後の地震発生確率は99%と書いてありました。(5年後に起こったことになります。
今日起こってもおかしくないという気持ちで準備する、備蓄や用品など、さわって使えば、足りないところが見えてきますので、台風や停電の際にも備蓄品を確認、使ってみることも大切です。)
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-4330.html
現在の御神事状況(海洋御神事) から抜粋しています。詳細は上記リンクを見て頂けたらと思います。
2023/10/01 09:30
今回、久しぶりに日本列島を回って、改めて強く言う、訴えることが、訴えることが出来るかと。これは確実に南海トラフは確実に動くということは、皆さんは本当に肝に銘じていただきたい。これは確実に起きます。これがいつ起きるか、今日起きるかもしれませんし、数週間、数ヶ月、数年後、数十年後かと言われて、かもしれません。しかし、実際にはいつ起きてもおかしくはない。限界にきてるのは確かです。(中略)
南海トラフが動けば、九州から四国、近畿から東海地方、そして関東まで、南海地震・東南海地震・東海地震、そして関東大震災と。で、関東大震災は内陸側に起きる可能性で大きく起きる可能性がある。これは今回は埼玉、東京、埼玉辺りで起きる可能性があります。起きるとしたら。下手すれば東には東北まで。その東北の端の北東沖まで行くとこれはまた北海道まで繋がる可能性があります。本当にとんでもないことを言ってるように思われるかもしれませんが、これは起きる可能性があります。でも四連動は確実に起きる。
九州から琉球海溝を通って台湾。これも連動する可能性がかなり高い。鬼界カルデラや阿多、姶良、安楽、阿蘇、くじゅうといった九州の途轍もないカルデラ群の幾つかが破局的噴火のおそれもある。
下記ブログに、防災用品や準備、災害の詳細情報について記載されていますので、ぜひ読み直しをしていただけたらと思います。
こころのかけはし 自然災害対策チーム
http://shizentohito.blog.fc2.com/
命を守るには 自宅編 2016/07/11
http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
現在の日本列島の状況 2016/06/26
http://shizentohito.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
下記は、政治経済ブログから、防災や備蓄関係の記事です。
地震への備えと、危険回避や備忘録について
2019/12/07
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-223.html
あらためて、震災対策、防災への点検を行い、家族で話し合うことの大切さについて
2023/03/08
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-349.html
上記記事は、政治経済記事を担当している、知念敦による情報紹介を含む記事です。
米の備蓄の仕方について
- 2023/09/28
- 21:13
下記の過去記事で、ローリングストックという備蓄方法について書いていますが(例えば備蓄しているうちの5kgを開封し、追加購入を備蓄に補充していき。つねに備蓄分はあるようにする。)、特に備蓄食品として有効な米を長期保存する方法について、 「今日から始める 本気の食糧備蓄」高荷智也著に、やり方や情報がありましたので紹介しておきます。食糧備蓄については、この本詳しいですのでおすすめします。著者の高荷氏によ...
下記の過去記事で、ローリングストックという備蓄方法について書いていますが(例えば備蓄しているうちの5kgを開封し、追加購入を備蓄に補充していき。つねに備蓄分はあるようにする。)、
特に備蓄食品として有効な米を長期保存する方法について、 「今日から始める 本気の食糧備蓄」高荷智也著
に、やり方や情報がありましたので紹介しておきます。
食糧備蓄については、この本詳しいですのでおすすめします。
著者の高荷氏によると、米の備蓄には今のところこの「虫キラー」という袋がベストとのことです。(この方は、2007年から本格的な備蓄を始めたそうです。新型インフルエンザのパンデミックがあったころ真剣に備蓄を考えたとのこと。)
この袋に、米、脱酸素剤(カイロ)とエージレスアイ(酸素検知剤)を入れ、なんと10年保存していた米を食べても、食べられたとのことです。
https://sonaeru.jp/goods/anoxic-storage-set/faq/
一応、上記Q&Aによると 当店の実験では、1年程度であれば「普通に」、3年程度で「まあそれなりに」、7年程度では「食べられるが、チャーハンや炊き込みご飯にした方が無難」程度の保存ができている、とのことです。
米の備蓄をする場合は、いかに酸素を入れないかが重要とのことです。袋のチャックの性能が大切だと思います。
私もいろいろ試しましたが、本を参考に、100円均一にあるような布団圧縮袋でやりましたが密閉ができませんでした。
長期保存するのであれば、下記の袋がたしかによいと思います。
米を長期備蓄するにあたり必要なものは下記になります。
1,米 5kg袋入り 無洗米 必要な量 (同量の麺類、穀類も可)
大人一人で月に5kg程度 (5kg×○ヶ月×○人= ○kg)
(真空パックでは平べったく、虫キラーSには入りません、真空パックでない5kg袋がちょうど入ります。)
2,虫キラーS (そなえるストアで、12枚セット 本体3900円 送料込みで4500円程度
https://sonaerustore.jp/SHOP/SS110001.html )
3.酸素検知剤 エージレス(アマゾン等で購入可能 600円程度 使わない場合は冷蔵庫に入れること)
4.使い捨てカイロ(鉄粉の入ったもの 貼らないタイプ)脱酸素剤として必要。
5kgにつき2つ程度 ドラッグストアなどで年中入手できると思います。
5.つまようじなどとがったもの(米の袋に穴を開けるため)
やり方としては、2,虫キラーを購入した場合は、保存方法のマニュアルがついていますが
1,米袋の中央、カイロを置く箇所に、爪楊枝で穴をいくつか開ける。
2,袋ごと、虫キラーに入れる。
3,カイロを袋から取り出し、穴を開けた米袋の上に乗せる。
4,酸素検知剤(エージレス)を小袋から取り出し、食品袋の上に載せる。(ピンクなら無酸素状態。青なら酸素検知。)
5,チャックを閉じる。隙間がないようにする。
6,密閉し、しばらくしたら、カイロの熱が冷めたら密封OK。
通常2~5日で無酸素状態になる。エージレスアイがピンクになる。
米の備蓄方法としては、上記の方法は、かなり現実的で有効と思われ、共有する価値があると思いましたので掲載しています。
他の食品の備蓄等詳細は、上記本を見て頂けたらと思います。
国立感染症研究所 岡田晴恵氏 「ジュゼリーノの予言」P96 2008年5月12日 テレビ東京政策班 著 によると、
地震などであれば、日本国内なら最低でも3日の備蓄、ひどい感染症の流行の場合、(日本政府は新型インフルマニュアルでは2週間程度としていますが)2ヶ月程度の食糧と生活必需品の準備が必要とのことです。
(ジュゼリーノ氏の本では、テレビ東京の取材班が彼の予言を未来を変えるための警告と受け取り、真剣に様々な災害等への対応を調べています。
誰かが情報を真剣に伝え、最善の未来のために国や国民が策を講じていくことは人類としてとても大切なことだと思います。)
下記、重要な感染症が広がった場合の対策
1.感染症の場合は、外出時は使い捨てマスク・ゴーグル・手袋
2,自宅療養のための水枕、保冷剤、アセトアミノフェンなどの準備、水。
3.インターネットを使って、自宅で仕事や就学ができるためのシステム(会社や学校の対応も必要)を用意しておく。
欧米の企業や学校ではこうした対策はほとんど完了しているそうです。
国においては、感染症の水際対策が大切。また、プレパンデミックワクチン備蓄も必要で、これはスイスが進んでいるそうです。
(2008年当時、新型インフルエンザや鳥インフルなども 警戒されていました。
祈りの和で紹介しているニュースでもありましたが、現在、熊本で日本脳炎の感染者が出ているそうです。
デング熱も以前東京でありましたが、蚊などにも注意が必要かもしれません。)
下記は一部重複しますが、過去記事から再掲します。
今後の南海トラフや首都直下地震などの、自然の変動にも備え、防災、備蓄にも努めていく必要があります。
※ 備蓄などに関して:まず3日分の水と食料、
また、長期に向けて、まず 1,2ヶ月分の米を買い、ローリングストック(備蓄し、それから使う分を補充し、ストックしておくという方法)は有効です。
真空パックの米は一応、常温で1年持ちます。(といっても味は落ちるので、真空パックであってもローリングストックで消費するなら数ヶ月、半年がベターかもしれません。上記カイロで酸素を抜けば数年、10年は食べられるとのこと。)
米の備蓄量について
米は、大人一人で月に5kg程度必要と言われます。
2ヶ月分で4人なら5kg×2ヶ月×4人=40kg。
3ヶ月、半年、より以上 家庭によりけりになるとは思います。
先の下記高荷氏の本によると、その他タンパク源として缶詰、プロテイン、ビタミン類としてマルチビタミンミネラルなどのサプリもおすすめとのことです。)など
「今日から始める 本気の食糧備蓄」高荷智也著
「死なない防災!そなえるTV」という 高荷智也氏の関連サイトもあります。
上記は、政治経済記事を担当している、知念敦による情報紹介記事です。
特に備蓄食品として有効な米を長期保存する方法について、 「今日から始める 本気の食糧備蓄」高荷智也著
に、やり方や情報がありましたので紹介しておきます。
食糧備蓄については、この本詳しいですのでおすすめします。
著者の高荷氏によると、米の備蓄には今のところこの「虫キラー」という袋がベストとのことです。(この方は、2007年から本格的な備蓄を始めたそうです。新型インフルエンザのパンデミックがあったころ真剣に備蓄を考えたとのこと。)
この袋に、米、脱酸素剤(カイロ)とエージレスアイ(酸素検知剤)を入れ、なんと10年保存していた米を食べても、食べられたとのことです。
https://sonaeru.jp/goods/anoxic-storage-set/faq/
一応、上記Q&Aによると 当店の実験では、1年程度であれば「普通に」、3年程度で「まあそれなりに」、7年程度では「食べられるが、チャーハンや炊き込みご飯にした方が無難」程度の保存ができている、とのことです。
米の備蓄をする場合は、いかに酸素を入れないかが重要とのことです。袋のチャックの性能が大切だと思います。
私もいろいろ試しましたが、本を参考に、100円均一にあるような布団圧縮袋でやりましたが密閉ができませんでした。
長期保存するのであれば、下記の袋がたしかによいと思います。
米を長期備蓄するにあたり必要なものは下記になります。
1,米 5kg袋入り 無洗米 必要な量 (同量の麺類、穀類も可)
大人一人で月に5kg程度 (5kg×○ヶ月×○人= ○kg)
(真空パックでは平べったく、虫キラーSには入りません、真空パックでない5kg袋がちょうど入ります。)
2,虫キラーS (そなえるストアで、12枚セット 本体3900円 送料込みで4500円程度
https://sonaerustore.jp/SHOP/SS110001.html )
3.酸素検知剤 エージレス(アマゾン等で購入可能 600円程度 使わない場合は冷蔵庫に入れること)
4.使い捨てカイロ(鉄粉の入ったもの 貼らないタイプ)脱酸素剤として必要。
5kgにつき2つ程度 ドラッグストアなどで年中入手できると思います。
5.つまようじなどとがったもの(米の袋に穴を開けるため)
やり方としては、2,虫キラーを購入した場合は、保存方法のマニュアルがついていますが
1,米袋の中央、カイロを置く箇所に、爪楊枝で穴をいくつか開ける。
2,袋ごと、虫キラーに入れる。
3,カイロを袋から取り出し、穴を開けた米袋の上に乗せる。
4,酸素検知剤(エージレス)を小袋から取り出し、食品袋の上に載せる。(ピンクなら無酸素状態。青なら酸素検知。)
5,チャックを閉じる。隙間がないようにする。
6,密閉し、しばらくしたら、カイロの熱が冷めたら密封OK。
通常2~5日で無酸素状態になる。エージレスアイがピンクになる。
米の備蓄方法としては、上記の方法は、かなり現実的で有効と思われ、共有する価値があると思いましたので掲載しています。
他の食品の備蓄等詳細は、上記本を見て頂けたらと思います。
国立感染症研究所 岡田晴恵氏 「ジュゼリーノの予言」P96 2008年5月12日 テレビ東京政策班 著 によると、
地震などであれば、日本国内なら最低でも3日の備蓄、ひどい感染症の流行の場合、(日本政府は新型インフルマニュアルでは2週間程度としていますが)2ヶ月程度の食糧と生活必需品の準備が必要とのことです。
(ジュゼリーノ氏の本では、テレビ東京の取材班が彼の予言を未来を変えるための警告と受け取り、真剣に様々な災害等への対応を調べています。
誰かが情報を真剣に伝え、最善の未来のために国や国民が策を講じていくことは人類としてとても大切なことだと思います。)
下記、重要な感染症が広がった場合の対策
1.感染症の場合は、外出時は使い捨てマスク・ゴーグル・手袋
2,自宅療養のための水枕、保冷剤、アセトアミノフェンなどの準備、水。
3.インターネットを使って、自宅で仕事や就学ができるためのシステム(会社や学校の対応も必要)を用意しておく。
欧米の企業や学校ではこうした対策はほとんど完了しているそうです。
国においては、感染症の水際対策が大切。また、プレパンデミックワクチン備蓄も必要で、これはスイスが進んでいるそうです。
(2008年当時、新型インフルエンザや鳥インフルなども 警戒されていました。
祈りの和で紹介しているニュースでもありましたが、現在、熊本で日本脳炎の感染者が出ているそうです。
デング熱も以前東京でありましたが、蚊などにも注意が必要かもしれません。)
下記は一部重複しますが、過去記事から再掲します。
今後の南海トラフや首都直下地震などの、自然の変動にも備え、防災、備蓄にも努めていく必要があります。
※ 備蓄などに関して:まず3日分の水と食料、
また、長期に向けて、まず 1,2ヶ月分の米を買い、ローリングストック(備蓄し、それから使う分を補充し、ストックしておくという方法)は有効です。
真空パックの米は一応、常温で1年持ちます。(といっても味は落ちるので、真空パックであってもローリングストックで消費するなら数ヶ月、半年がベターかもしれません。上記カイロで酸素を抜けば数年、10年は食べられるとのこと。)
米の備蓄量について
米は、大人一人で月に5kg程度必要と言われます。
2ヶ月分で4人なら5kg×2ヶ月×4人=40kg。
3ヶ月、半年、より以上 家庭によりけりになるとは思います。
先の下記高荷氏の本によると、その他タンパク源として缶詰、プロテイン、ビタミン類としてマルチビタミンミネラルなどのサプリもおすすめとのことです。)など
「今日から始める 本気の食糧備蓄」高荷智也著
「死なない防災!そなえるTV」という 高荷智也氏の関連サイトもあります。
上記は、政治経済記事を担当している、知念敦による情報紹介記事です。
地球と命を守るため、合成洗剤を、石けん洗剤に変えていくことについて
- 2023/09/28
- 18:42
合成洗剤の害等について、日本でも、すでに多くの合成洗剤が売られていますが、日本の文化なのか、商売の面からなのか、ほとんど話題に出ないように思います。ただ、合成洗剤(合成界面活性剤等)について、言えるのは、石けんは1日程度で分解しますが、合成洗剤は、1ヶ月以上分解しない。また、合成界面活性剤は皮膚への浸透力が強い。ですので、皮膚の皮脂膜、細胞膜に、より影響がある。食器類、衣類に残留すれば、皮膚、内蔵に...
合成洗剤の害等について、日本でも、すでに多くの合成洗剤が売られていますが、日本の文化なのか、商売の面からなのか、ほとんど話題に出ないように思います。
ただ、合成洗剤(合成界面活性剤等)について、言えるのは、石けんは1日程度で分解しますが、合成洗剤は、1ヶ月以上分解しない。
また、合成界面活性剤は皮膚への浸透力が強い。ですので、皮膚の皮脂膜、細胞膜に、より影響がある。
食器類、衣類に残留すれば、皮膚、内蔵に浸透するのは想像はできると思います。
急性毒性、催奇形性、妊娠率低下、眼粘膜刺激、皮膚障害、魚毒性、最近運動阻止、生分解性など、影響のある物質も多いです。(特に、LAS,ABS,AOS,SAS,AESなど 正式名称などについてはこちらLASの半減期はなんと30年とのことです。)
せっけんについては、有機物なのでその環境負荷が問題と言われますが、影響の性質として、有機物として以上に、むしろ合成洗剤の毒性に問題があり、有機物負荷と毒性を同列で議論することは、合成洗剤の毒性から目をそらせるためではないかすらと思われます。
下記「よくわかる洗剤の話」などにもありますが、油を溶かす、除菌ができるというのは、生物にとってマイナスが大きいです。
合成洗剤の使用量を減らし、石けんの普及をはからないかぎり、日本の水汚染は解決されません と書いてあります。そうだと思います。
ぜひ、日本の琵琶湖モデルを、これから人口や合成洗剤が増える可能性ある、中国、インド、アフリカなどに広げてほしいと思います。今後水の汚染や不足が懸念されていますので。
海外でも合成洗剤の使用が主流ですが、下記のような取り組みも行われています。
「北京市朝陽区環境NGO実施プロジェクト支援計画」の署名式を開催(12.03.09)
無添加せっけんで富裕層を開拓−シャボン玉グループ
昨今のアトピー性皮膚炎は、昔より増えましたが、食品に使われる油脂の増が原因とも言われています。(アトピーが消えちゃった という本より)
皮膚病も、下記リンクにあるように合成洗剤が使用された1960年代以降増えているとのことです。
不妊症も増え、特に物質的な環境変化が原因と思いますが、農薬や合成洗剤の環境が原因だとすれば、改めるべきではないかと思います。
合成洗剤や食用油脂の被害があるまま、消費を続け垂れ流していいのか。
洗剤、食品業界に、もっと残留農薬の減や、石けんや環境負荷の少ない商品を求めてもいいのではないか。
油脂も含めてどうしたら人体や生物への悪影響がないのか。
琵琶湖のある滋賀県は、県単位で、石けんを普及させる取り組みを行っています。
琵琶湖の石けん使用運動は、もっと注目されていいのではないでしょうか。
普通に考えて、身体の中にもある油を分解する界面活性剤を流し続けるのは、生物にも体にもよくないと思います。
合成洗剤メーカーの都合もあると思いますが、Webで見ても、石けんはかすが出て悪い、合成は使いやすい、どっちもどっちだという話にして、合成洗剤の毒性に目を向けない情報が多いように思います。
現在も、リサイクルは意味がないなどの環題対策への懐疑論がありますが、不確定ではあっても環境や身体に悪影響がありそうなものは、予防的に対策をとっていくことが、被害を小さくしますし、地球サミットでもそのような対応が原則と認識されています。
人間は、テレビに言われるがままでなく、自らの活動の自然への影響につて勘を働かせてよいのではないでしょうか。
合成洗剤は、昔からその有毒性がわかっています。
カネミ油症事件、最近ニュースで出ていました水俣病についても、そのスタンスで臨めばああはならなかったと考えます。
どちらの事件も様々な圧力により相当年数、因果関係が不明とされていますが、特に日本人の特性、厚労省など、役所や政治家の倫理観の欠如などの性質が出たようにも思います。
日本人は、足尾鉱毒事件など、業界の利益のために毒物を流した歴史を、繰り返し学び、住民の命や自然、健康を損ねる隠蔽や圧力などを繰り返さないようにしていくべきです。
また、国やメーカーが繰り返すとしても、数名でもこれを深く認識し、訴えを広げていくことが大切だと思います。
テレビや広告では、除菌、消臭を謳う洗剤や薬剤が氾濫しているように思います。
パッケージを見てもまるで食べ物か花のように見えるものもあります。
近年は、柔軟剤の「香害」なども問題になっています。
除菌、少し塗るだけで24時間以上除菌され、1ヶ月も分解しないものが、川や土地に流されたらどうなるのか。皮膚や身体に入ったらどうなるのか。
皮膚への浸透力も強い。それが蓄積したらどうなるのか。勘も働かせながら考えてほしいと思います。
下記、情報として紹介したいと思います。
合成洗剤に関連する説明ページ
石けんの有機物負荷が問題なのではない
https://www.yotuba.gr.jp/viewpoint/environ/soap.htm
合成洗剤の使用を減らそう! びんちょうたんドットコム
95%以上の家庭で使われている石油系合成洗剤
石油系合成界面活性剤の人体への影響
https://www.binchoutan.com/gouseisenzai.html
合成洗剤について 熊本国府高校
石けんが環境にやさしいのは本当ですか?
https://www.shabon.com/shop/news/82
合成洗剤 買わない主義使わない宣言 坂下 栄 著
きれいな水といのちを守る全国連絡会 -- 合成洗剤の危険性
http://www.gosen-tuihou.gr.jp/front/bin/ptlist.phtml?Category=9382
よくわかる洗剤の話―基礎知識から汚染対策まで
上記本P39掲載の「洗剤選びの必携カード」では、略称 石けん(脂肪酸ナトリウム 純せっけん分、脂肪酸ナトリウム 純石けん分)は、安全性◎、環境影響◎(少ない)、洗浄力◎ と優秀なようです。
ほかに、諸島脂肪酸エステルが、安全性◎、環境影響◎(少ない)、洗浄力○となっていました。
Q&A(p42)では、このような内容がありました。
Q:コンパクト洗剤について教えて下さい。
A:改名活性剤の成分、容量41%、普通の合成洗剤は22%ですから、約二倍の界面活性剤が入って、の濃厚な洗剤です。
その分助剤のボウ硝を減らしただけです。
Q:ボディシャンプーやビオレUなどにつかっているMAP(モノアルキルリン酸ナトリウム)とは何ですか?
A:ボディシャンプーは、6社で作られ34商品出ていますが、花王のビオレU関連10商品と、牛乳石けんのキューピーベビーバブルス以外は石けんが主成分です。(1988年時点)キューピーベビーバブルスは、「アミノ酸系界面活性剤」と表示されています。
おそらく両イオン計界面活性剤で、消毒力と洗浄力を持ち、安全性の面ではよいのですが殺菌力がありますので使用量が増えると環境中の最近生態系への影響が問題になるでしょう。
ビオレU関連の商品は全てMAPを使っています。MAPは界面活性剤としては古くからありましたが、ボディシャンプーとして使われたのは最近のことです。問題は、富栄養化の原因物質であるリン酸を含んでいて、洗剤の無リン化を進める中、時代に逆行しています。トリアルキルホスフェート(TAP)は農薬に使用されるものですが、MAPと同じ有機リン製剤です。化学式で見るように、大変よく似た構造式を持っています。MAPについては、安全性データがあまりなく、心配されています。
Q:高級アルコール系洗剤について教えてください。
A:高級とは品質の差ではなく、炭素(C)の数によって決まります。炭素が5つ以上のものを高級アルコールと呼んでいます。
アルキル硫酸エステルナトリウム(AS)は、モノゲンなど戦前から使われていた界面活性剤ですが、ネリハミガキ(発泡剤ラウリル硫酸ナトリウムと表示)、シャンプーなどに使用されています。AES(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)はASと同様に、鳥エタノールアミン塩としてほどんどのシャンプーに使用されています。
POER(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)とAESは界面活性剤ですが、この種の化合物は製造過程でジオキサン(発ガン性物質)が副生、混入し、ヨーロッパでは問題視されています。
POERは外資系の洗剤によく使われ、AESは花王の製品に多用されています。
消費者運動と洗剤(P111)
○消費者教育の重視
「安くて よく落ちて 使いやすくて 安全な」洗剤開発の努力と消費者の教育を重視する必要があります。
洗剤メーカーの宣伝力はコマーシャルを独占し、テレビ宣伝費では洗剤メーカーが1位を占めています。(1988時点 2021年は通信、洗剤等の順)
この宣伝で教育されてしまった消費者を巻き込むくらいの運動のパワーが必要です。
○行政へ働きかけを
現在、(琵琶湖を持つ)滋賀県だけが石けん普及率がダントツですが、低下の一方です。
同様の地域はたくさんあります。
ぜひ、ただCMに流されるのではなく、下記のように、住民が自らの地域の自然、水を守る取り組みを全国に広げていけたらと思います。運動から43年経った2020年には、琵琶湖の北半分の窒素濃度が改善され、環境基準を達成したそうです。
お母さん方が、琵琶湖の自然を守ろうと、70年代から草の根で意識して取り組み、継続していることに敬意を覚えます。
周辺の水質を守るために、石けん運動をもっと市町村、県行政が積極的に取り組むべきではないでしょうか。
Webより参考:『「びわ湖を守る水環境保全県民運動」県連絡会議(びわ湖会議)』について2015年9月16日
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/hozen/13247.html
琵琶湖を守る県民の活動、取組 2014年9月11日
https://www.pref.shiga.lg.jp/mizukankyobusiness/106669.html
下記、無添加洗剤などの一例として紹介します。
・無添加せっけんシャンプー 詰替用300ML【×3個】
・マックス 無添加 泡の石けんボディソ-プ 本体 480mL
・そよ風液体せっけん1100ml
・【2個セット】シャボン玉せっけん ハミガキ40g
過去記事
地球や命の維持を考えることについて 2 2017/01/03
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-105.html
地球環境を守るために何をしたらよいのかについて その2 2017/04/09
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-129.html
上記記事は、政治経済記事を担当している、知念敦によるものです。
ただ、合成洗剤(合成界面活性剤等)について、言えるのは、石けんは1日程度で分解しますが、合成洗剤は、1ヶ月以上分解しない。
また、合成界面活性剤は皮膚への浸透力が強い。ですので、皮膚の皮脂膜、細胞膜に、より影響がある。
食器類、衣類に残留すれば、皮膚、内蔵に浸透するのは想像はできると思います。
急性毒性、催奇形性、妊娠率低下、眼粘膜刺激、皮膚障害、魚毒性、最近運動阻止、生分解性など、影響のある物質も多いです。(特に、LAS,ABS,AOS,SAS,AESなど 正式名称などについてはこちらLASの半減期はなんと30年とのことです。)
せっけんについては、有機物なのでその環境負荷が問題と言われますが、影響の性質として、有機物として以上に、むしろ合成洗剤の毒性に問題があり、有機物負荷と毒性を同列で議論することは、合成洗剤の毒性から目をそらせるためではないかすらと思われます。
下記「よくわかる洗剤の話」などにもありますが、油を溶かす、除菌ができるというのは、生物にとってマイナスが大きいです。
合成洗剤の使用量を減らし、石けんの普及をはからないかぎり、日本の水汚染は解決されません と書いてあります。そうだと思います。
ぜひ、日本の琵琶湖モデルを、これから人口や合成洗剤が増える可能性ある、中国、インド、アフリカなどに広げてほしいと思います。今後水の汚染や不足が懸念されていますので。
海外でも合成洗剤の使用が主流ですが、下記のような取り組みも行われています。
「北京市朝陽区環境NGO実施プロジェクト支援計画」の署名式を開催(12.03.09)
無添加せっけんで富裕層を開拓−シャボン玉グループ
昨今のアトピー性皮膚炎は、昔より増えましたが、食品に使われる油脂の増が原因とも言われています。(アトピーが消えちゃった という本より)
皮膚病も、下記リンクにあるように合成洗剤が使用された1960年代以降増えているとのことです。
不妊症も増え、特に物質的な環境変化が原因と思いますが、農薬や合成洗剤の環境が原因だとすれば、改めるべきではないかと思います。
合成洗剤や食用油脂の被害があるまま、消費を続け垂れ流していいのか。
洗剤、食品業界に、もっと残留農薬の減や、石けんや環境負荷の少ない商品を求めてもいいのではないか。
油脂も含めてどうしたら人体や生物への悪影響がないのか。
琵琶湖のある滋賀県は、県単位で、石けんを普及させる取り組みを行っています。
琵琶湖の石けん使用運動は、もっと注目されていいのではないでしょうか。
普通に考えて、身体の中にもある油を分解する界面活性剤を流し続けるのは、生物にも体にもよくないと思います。
合成洗剤メーカーの都合もあると思いますが、Webで見ても、石けんはかすが出て悪い、合成は使いやすい、どっちもどっちだという話にして、合成洗剤の毒性に目を向けない情報が多いように思います。
現在も、リサイクルは意味がないなどの環題対策への懐疑論がありますが、不確定ではあっても環境や身体に悪影響がありそうなものは、予防的に対策をとっていくことが、被害を小さくしますし、地球サミットでもそのような対応が原則と認識されています。
人間は、テレビに言われるがままでなく、自らの活動の自然への影響につて勘を働かせてよいのではないでしょうか。
合成洗剤は、昔からその有毒性がわかっています。
カネミ油症事件、最近ニュースで出ていました水俣病についても、そのスタンスで臨めばああはならなかったと考えます。
どちらの事件も様々な圧力により相当年数、因果関係が不明とされていますが、特に日本人の特性、厚労省など、役所や政治家の倫理観の欠如などの性質が出たようにも思います。
日本人は、足尾鉱毒事件など、業界の利益のために毒物を流した歴史を、繰り返し学び、住民の命や自然、健康を損ねる隠蔽や圧力などを繰り返さないようにしていくべきです。
また、国やメーカーが繰り返すとしても、数名でもこれを深く認識し、訴えを広げていくことが大切だと思います。
テレビや広告では、除菌、消臭を謳う洗剤や薬剤が氾濫しているように思います。
パッケージを見てもまるで食べ物か花のように見えるものもあります。
近年は、柔軟剤の「香害」なども問題になっています。
除菌、少し塗るだけで24時間以上除菌され、1ヶ月も分解しないものが、川や土地に流されたらどうなるのか。皮膚や身体に入ったらどうなるのか。
皮膚への浸透力も強い。それが蓄積したらどうなるのか。勘も働かせながら考えてほしいと思います。
下記、情報として紹介したいと思います。
合成洗剤に関連する説明ページ
石けんの有機物負荷が問題なのではない
https://www.yotuba.gr.jp/viewpoint/environ/soap.htm
合成洗剤の使用を減らそう! びんちょうたんドットコム
95%以上の家庭で使われている石油系合成洗剤
石油系合成界面活性剤の人体への影響
https://www.binchoutan.com/gouseisenzai.html
合成洗剤について 熊本国府高校
石けんが環境にやさしいのは本当ですか?
https://www.shabon.com/shop/news/82
合成洗剤 買わない主義使わない宣言 坂下 栄 著
きれいな水といのちを守る全国連絡会 -- 合成洗剤の危険性
http://www.gosen-tuihou.gr.jp/front/bin/ptlist.phtml?Category=9382
よくわかる洗剤の話―基礎知識から汚染対策まで
上記本P39掲載の「洗剤選びの必携カード」では、略称 石けん(脂肪酸ナトリウム 純せっけん分、脂肪酸ナトリウム 純石けん分)は、安全性◎、環境影響◎(少ない)、洗浄力◎ と優秀なようです。
ほかに、諸島脂肪酸エステルが、安全性◎、環境影響◎(少ない)、洗浄力○となっていました。
Q&A(p42)では、このような内容がありました。
Q:コンパクト洗剤について教えて下さい。
A:改名活性剤の成分、容量41%、普通の合成洗剤は22%ですから、約二倍の界面活性剤が入って、の濃厚な洗剤です。
その分助剤のボウ硝を減らしただけです。
Q:ボディシャンプーやビオレUなどにつかっているMAP(モノアルキルリン酸ナトリウム)とは何ですか?
A:ボディシャンプーは、6社で作られ34商品出ていますが、花王のビオレU関連10商品と、牛乳石けんのキューピーベビーバブルス以外は石けんが主成分です。(1988年時点)キューピーベビーバブルスは、「アミノ酸系界面活性剤」と表示されています。
おそらく両イオン計界面活性剤で、消毒力と洗浄力を持ち、安全性の面ではよいのですが殺菌力がありますので使用量が増えると環境中の最近生態系への影響が問題になるでしょう。
ビオレU関連の商品は全てMAPを使っています。MAPは界面活性剤としては古くからありましたが、ボディシャンプーとして使われたのは最近のことです。問題は、富栄養化の原因物質であるリン酸を含んでいて、洗剤の無リン化を進める中、時代に逆行しています。トリアルキルホスフェート(TAP)は農薬に使用されるものですが、MAPと同じ有機リン製剤です。化学式で見るように、大変よく似た構造式を持っています。MAPについては、安全性データがあまりなく、心配されています。
Q:高級アルコール系洗剤について教えてください。
A:高級とは品質の差ではなく、炭素(C)の数によって決まります。炭素が5つ以上のものを高級アルコールと呼んでいます。
アルキル硫酸エステルナトリウム(AS)は、モノゲンなど戦前から使われていた界面活性剤ですが、ネリハミガキ(発泡剤ラウリル硫酸ナトリウムと表示)、シャンプーなどに使用されています。AES(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)はASと同様に、鳥エタノールアミン塩としてほどんどのシャンプーに使用されています。
POER(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)とAESは界面活性剤ですが、この種の化合物は製造過程でジオキサン(発ガン性物質)が副生、混入し、ヨーロッパでは問題視されています。
POERは外資系の洗剤によく使われ、AESは花王の製品に多用されています。
消費者運動と洗剤(P111)
○消費者教育の重視
「安くて よく落ちて 使いやすくて 安全な」洗剤開発の努力と消費者の教育を重視する必要があります。
洗剤メーカーの宣伝力はコマーシャルを独占し、テレビ宣伝費では洗剤メーカーが1位を占めています。(1988時点 2021年は通信、洗剤等の順)
この宣伝で教育されてしまった消費者を巻き込むくらいの運動のパワーが必要です。
○行政へ働きかけを
現在、(琵琶湖を持つ)滋賀県だけが石けん普及率がダントツですが、低下の一方です。
同様の地域はたくさんあります。
ぜひ、ただCMに流されるのではなく、下記のように、住民が自らの地域の自然、水を守る取り組みを全国に広げていけたらと思います。運動から43年経った2020年には、琵琶湖の北半分の窒素濃度が改善され、環境基準を達成したそうです。
お母さん方が、琵琶湖の自然を守ろうと、70年代から草の根で意識して取り組み、継続していることに敬意を覚えます。
周辺の水質を守るために、石けん運動をもっと市町村、県行政が積極的に取り組むべきではないでしょうか。
Webより参考:『「びわ湖を守る水環境保全県民運動」県連絡会議(びわ湖会議)』について2015年9月16日
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/hozen/13247.html
琵琶湖を守る県民の活動、取組 2014年9月11日
https://www.pref.shiga.lg.jp/mizukankyobusiness/106669.html
下記、無添加洗剤などの一例として紹介します。
・無添加せっけんシャンプー 詰替用300ML【×3個】
・マックス 無添加 泡の石けんボディソ-プ 本体 480mL
・そよ風液体せっけん1100ml
・【2個セット】シャボン玉せっけん ハミガキ40g
過去記事
地球や命の維持を考えることについて 2 2017/01/03
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-105.html
地球環境を守るために何をしたらよいのかについて その2 2017/04/09
http://inorinowa2.blog.fc2.com/blog-entry-129.html
上記記事は、政治経済記事を担当している、知念敦によるものです。
ムルアカさんと、日本とアフリカについて
- 2023/09/19
- 21:18
アフリカの声、代表として、本当に日本こそがアフリカへの支援、インフラ整備をしてほしい、と訴えていた、ムウェテ・ムルアカさんが、62歳の若さで、飛行機に乗っている時に亡くなりました。彼は、中国やイギリス、アメリカなどの開発を批判し、技術力も高く、安全な日本による開発を熱望していました。「日本とアフリカの懸け橋に」と願い続けたムルアカさん、62歳の早すぎる死2023/09/19 10:00https://www.yomiuri.co.jp/colu...
アフリカの声、代表として、本当に日本こそがアフリカへの支援、インフラ整備をしてほしい、と訴えていた、ムウェテ・ムルアカさんが、62歳の若さで、飛行機に乗っている時に亡くなりました。
彼は、中国やイギリス、アメリカなどの開発を批判し、技術力も高く、安全な日本による開発を熱望していました。
「日本とアフリカの懸け橋に」と願い続けたムルアカさん、62歳の早すぎる死
2023/09/19 10:00
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20230915-OYT8T50066/
急死の元秘書「愛すべき男だった」と鈴木宗男氏 2023年9月4日
https://www.fnn.jp/articles/-/581297
中村哲さん、ムルアカさんらは、日本の指針となる提言をしていたと思います。
ムルアカさんは、世界が市場や資源を狙う、最後の大陸 アフリカにこそ、日本が入ってほしいと必死に訴えていた人でした。
「中国が喰いモノにする アフリカを日本が救う」2015年12月17日 ムウェテ・ムルアカ著 に、詳細が書いてあります。
日本の発展のためにも、参考にしたほうがよいと思います。
書評からでも、読んで頂けたらと思います。世界の真実が垣間見えると思います。
ムルアカさん、中村哲さん、マハティールさんの報告、行動に、日本が世界で発展するヒントが多く隠されていると思います。
資源もある、200兆円市場と言われる場所、後になるほど日本は入りづらくなります。
でも必死に中に入っている関係者もいるそうです。
ムルアカさんは、2015年時点の本で、「ぐずぐずしているうち、アフリカというラストフロンティアで日本の出る幕がなくなってしまう・・。この数年がギリギリのタイミングと言ってもいいと思います。」とのことでした。
同著では、日本人は、アフリカというと、治安が良くない、行くなという世論がまだ多い。しかし中国や欧米は、最後の利権フロンティアとしてどんどん入っている。
中国など、専門でもない道路、橋、空港などの工事を請け負い、作ったら帰ってしまう。排水もできない、中央分離帯もない道路で道路も冠水し、感電してで子どもが亡くなる事故も起き、飛行機機の窓も発信のたびに振動で落ちる。
と上記本に書いてあります。
アフリカの人は日本人が好きだ。ぜひアフリカに、日本がどんどん入ってほしい。
欧米の支援型でなく、インフラを整備し、持続的に自立できる支援をしてほしいと、コンゴ、アフリカのために語っていました。
1960年アフリカから独立国が多数誕生しましたが、その後、貧困、戦乱が起こり、様々な感染症が流行する地域となりました。
貧困にされ、民族紛争があり、20世紀が過ぎたように思います。
そして今、インドのモディはじめ、日本政府もグローバルサウスを唱えています。
鈴木宗男さんは、ムルアカさんを秘書にし、自費でアフリカに学校も建てましたが、鈴木さんの先見性を知り、日本政府はODAでなく、インフラ整備の精鋭を集め、アフリカに入る計画を政府がしっかり作り、行った方がいいです。
本当に、中国、欧米型の、やりっぱなしで搾取の続く開発が、アジア、アフリカで跋扈してしまいます。
そのような開発がアフリカの人のためになるとは思えません。
安部総理は、アフリカに数兆円を支援していましたが、お金だけでなく、精鋭の技術者を送り、地元のための真摯な、真心の人材育成、地域の支援を行ったほうがよりよいと思います。
日本が真剣に、戦争や搾取のためでないインフラ整備、教育、子ども、民生支援を行うことで、21世紀のアフリカの人々を、健康で文化的な最低限度の生活に持って行けるのではないかと思います。
それは憲法の「全世界の国民が、恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する」ことを実現することになります。
同じアフリカでも、アメリカに言われるままジブチに軍事展開するのとは違います。
安全なインフラで人の生活を守るか、欧米陣営に入り武器で現地の人を殺すのか。
日本の政治家はどんなに脅されても乗せられても、武器利権に乗るべきではないと思います。
言われるままだと、単にNATOの手先となり、道を誤ってしまいます。
ぜひ、ムルアカさんが望み、中村哲さんらも実践した、教育や地域の拠点モスクを建て、地元住民の命、自立を助ける、人材を育成する、地元の人の役に立つ自立を促す基盤整備をと思います。
アメリカや欧米の人たちがもつ、人種差別ベースではない支援を日本が行うべきです。
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20230915-OYT8T50066/上記記事 2023/09/19 より
それまでの沈黙を破って取材に応じたムルアカさんは「疑惑」の一つ一つを否定した。気になったのは、同時に終始何かに 怯おび えた様子だったことだ。大きな体が小さく見えた。
「日本を愛している」と何度も繰り返し言ったムルアカさん
背景にあったのは、メディアスクラム(集団的過熱取材)のトラウマだった。
「自宅にマスコミの方が大挙して来て木に登って写真を撮ろうとしたり、山の方から隠し撮りをしたりした」「幼い子どもが足を踏まれて倒れて泣いた時には父親として怒りを抑えることができなかった」「子どもは何日も家から出られず、家内も精神的に追い込まれた」
その心労は相当なものだったはずだ。体重も10キロ近く減った。
もっとも、そんな苦境にもかかわらず取材では「私は日本人を妻にし、日本人の子どももいる。日本を愛している」と何度も繰り返した。
つらい取材となったがその言葉に救われた。
後に法務省は「偽造」とされたムルアカさんのパスポートについて「本物」とのお墨付きを与えた。しかし、ムルアカさん自身は「本物」と判定されたことを積極的に公表しなかった。「ありもしない疑惑でもう騒がれたくない」からだった。
「宗男先生」と一心同体、アフリカから来た身長2m9cmの秘書…2002年2月[あれから]<19>
2022/01/16
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220108-OYT1T50152/
『ナイロビの蜂』鈴木宗男、ムルアカ氏 単独インタビュー 2006年5月15日
https://www.cinematoday.jp/interview/A0001047
この記事は、政治経済を担当している知念敦による情報紹介を含む記事です。
彼は、中国やイギリス、アメリカなどの開発を批判し、技術力も高く、安全な日本による開発を熱望していました。
「日本とアフリカの懸け橋に」と願い続けたムルアカさん、62歳の早すぎる死
2023/09/19 10:00
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20230915-OYT8T50066/
急死の元秘書「愛すべき男だった」と鈴木宗男氏 2023年9月4日
https://www.fnn.jp/articles/-/581297
中村哲さん、ムルアカさんらは、日本の指針となる提言をしていたと思います。
ムルアカさんは、世界が市場や資源を狙う、最後の大陸 アフリカにこそ、日本が入ってほしいと必死に訴えていた人でした。
「中国が喰いモノにする アフリカを日本が救う」2015年12月17日 ムウェテ・ムルアカ著 に、詳細が書いてあります。
日本の発展のためにも、参考にしたほうがよいと思います。
書評からでも、読んで頂けたらと思います。世界の真実が垣間見えると思います。
ムルアカさん、中村哲さん、マハティールさんの報告、行動に、日本が世界で発展するヒントが多く隠されていると思います。
資源もある、200兆円市場と言われる場所、後になるほど日本は入りづらくなります。
でも必死に中に入っている関係者もいるそうです。
ムルアカさんは、2015年時点の本で、「ぐずぐずしているうち、アフリカというラストフロンティアで日本の出る幕がなくなってしまう・・。この数年がギリギリのタイミングと言ってもいいと思います。」とのことでした。
同著では、日本人は、アフリカというと、治安が良くない、行くなという世論がまだ多い。しかし中国や欧米は、最後の利権フロンティアとしてどんどん入っている。
中国など、専門でもない道路、橋、空港などの工事を請け負い、作ったら帰ってしまう。排水もできない、中央分離帯もない道路で道路も冠水し、感電してで子どもが亡くなる事故も起き、飛行機機の窓も発信のたびに振動で落ちる。
と上記本に書いてあります。
アフリカの人は日本人が好きだ。ぜひアフリカに、日本がどんどん入ってほしい。
欧米の支援型でなく、インフラを整備し、持続的に自立できる支援をしてほしいと、コンゴ、アフリカのために語っていました。
1960年アフリカから独立国が多数誕生しましたが、その後、貧困、戦乱が起こり、様々な感染症が流行する地域となりました。
貧困にされ、民族紛争があり、20世紀が過ぎたように思います。
そして今、インドのモディはじめ、日本政府もグローバルサウスを唱えています。
鈴木宗男さんは、ムルアカさんを秘書にし、自費でアフリカに学校も建てましたが、鈴木さんの先見性を知り、日本政府はODAでなく、インフラ整備の精鋭を集め、アフリカに入る計画を政府がしっかり作り、行った方がいいです。
本当に、中国、欧米型の、やりっぱなしで搾取の続く開発が、アジア、アフリカで跋扈してしまいます。
そのような開発がアフリカの人のためになるとは思えません。
安部総理は、アフリカに数兆円を支援していましたが、お金だけでなく、精鋭の技術者を送り、地元のための真摯な、真心の人材育成、地域の支援を行ったほうがよりよいと思います。
日本が真剣に、戦争や搾取のためでないインフラ整備、教育、子ども、民生支援を行うことで、21世紀のアフリカの人々を、健康で文化的な最低限度の生活に持って行けるのではないかと思います。
それは憲法の「全世界の国民が、恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する」ことを実現することになります。
同じアフリカでも、アメリカに言われるままジブチに軍事展開するのとは違います。
安全なインフラで人の生活を守るか、欧米陣営に入り武器で現地の人を殺すのか。
日本の政治家はどんなに脅されても乗せられても、武器利権に乗るべきではないと思います。
言われるままだと、単にNATOの手先となり、道を誤ってしまいます。
ぜひ、ムルアカさんが望み、中村哲さんらも実践した、教育や地域の拠点モスクを建て、地元住民の命、自立を助ける、人材を育成する、地元の人の役に立つ自立を促す基盤整備をと思います。
アメリカや欧米の人たちがもつ、人種差別ベースではない支援を日本が行うべきです。
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20230915-OYT8T50066/上記記事 2023/09/19 より
それまでの沈黙を破って取材に応じたムルアカさんは「疑惑」の一つ一つを否定した。気になったのは、同時に終始何かに 怯おび えた様子だったことだ。大きな体が小さく見えた。
「日本を愛している」と何度も繰り返し言ったムルアカさん
背景にあったのは、メディアスクラム(集団的過熱取材)のトラウマだった。
「自宅にマスコミの方が大挙して来て木に登って写真を撮ろうとしたり、山の方から隠し撮りをしたりした」「幼い子どもが足を踏まれて倒れて泣いた時には父親として怒りを抑えることができなかった」「子どもは何日も家から出られず、家内も精神的に追い込まれた」
その心労は相当なものだったはずだ。体重も10キロ近く減った。
もっとも、そんな苦境にもかかわらず取材では「私は日本人を妻にし、日本人の子どももいる。日本を愛している」と何度も繰り返した。
つらい取材となったがその言葉に救われた。
後に法務省は「偽造」とされたムルアカさんのパスポートについて「本物」とのお墨付きを与えた。しかし、ムルアカさん自身は「本物」と判定されたことを積極的に公表しなかった。「ありもしない疑惑でもう騒がれたくない」からだった。
「宗男先生」と一心同体、アフリカから来た身長2m9cmの秘書…2002年2月[あれから]<19>
2022/01/16
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220108-OYT1T50152/
『ナイロビの蜂』鈴木宗男、ムルアカ氏 単独インタビュー 2006年5月15日
https://www.cinematoday.jp/interview/A0001047
この記事は、政治経済を担当している知念敦による情報紹介を含む記事です。